まちづくり 残るものは…

岡山の文化 観光のコアになる地域から、近隣市町村まで動きを変えます。企業誘致、移住定住促進なども("^ω^)・・・

公民館のあるべき姿

2017年10月01日 | 和気の家
絆を紡ぎ、人づくり・地域づくりに貢献する公民館

公民館を取り巻く状況は、予算の削減や施設の老朽化など、マイナス面に目を向けると厳しい局面ばかりです。一方プラス面としては、公民館がかけがえのない地域の拠り所として、市町村教育行政や地域住民の強い支援を受け、大きな存在感を示している公民館も数多くあります。マイナス面の克服も大事なことですが、プラス面のより一層の伸長を図ることでオンリーワンの公民館が実現されるものです。それぞれの地域に住む人々の願いや思いが、具体的に実現できる公民館活動が展開されて初めて公民館の必要性が実感でき、公民館の存在感も高まるものです。

公民館に対する社会からの期待や要請は、単なる集いの場、単なる学習の場にとどまらず、以前にも増して多様化してきています。また、近い将来必ず起こるとされる大地震等に備え、公民館の耐震化等についても、機会を捉えて国への要望を積極的に行って参ります。
公民館がいつでも、どんな時でも、地域の方々にとって必要不可欠の存在となるよう、
次の様な公民館づくりに注力しなければなりません。

① 誰もが、ちょっと立ち寄ってみたくなる、魅力と内容のある公民館。
② 自己向上の願いが叶う、学びを大事にする公民館
③ 充実の余暇を求めて集い学び、和を大切にする公民館
④ 人づくり・地域づくりに貢献できる、リーダーが育つ公民館
⑤ 人生百歳の時代それに対応する指針施策を編み出し、生きる喜びを見つける公民館。
⑥ 館人(職員)の温かさと心配りが滲み、地域の絆を実感できる公民館


公民館の活性化には、幹部のあるべき認識と職員指導、加え組織の充実が不可欠です。人なのです。
組織がしっかりと機能すれば、必要な情報が適時・適切に入手できるなど、職務遂行に欠かせない
資質・能力の向上に役立つ研修会等の参加機会も増えること言う事です。
ですが・・・まずそれ以前に 慕われ、信頼を得る 「人」・・・であること、最も大切な前提なのです。

加えて 公民館のあるべき姿
①公民館活動の基底は人間尊重にある
②公民館活動の核心は国民の学習の態勢を確立することにある
③公民館活動は時代の大きな変化の見極め対応も重要
④公民館活動の究極のねらいは住民の自治