要 望 書
岡山市長 大森 雅夫 様 平成26年3月28日 カルチャーゾーンまちづくりの会
鶴見橋たもと出石町の中心に位置する、地域を代表する「福岡屋醤油店」他について、まちの魅力向上やまちの回遊性を高める 景観を先導する賑わいの拠点施設として、その整備を住民による自立した運営体制を含めて協議検討しています。整備にあたっては 景観に配慮する諸費用、耐震改修などの費用が多額になることから、魅力づくりと景観保全のための資金支援・ご協力をお願い致します。
【出石町のまちづくりの概要】
・城下町としてまちづくりが行われ、町屋が形成された。
・後楽園一般公開により後楽園門前町として繁栄し、商業建築として擬洋風(大正風 )に建築。
・戦災を免れ、町割り、路地が残る。
・隣接地域へ美術文化施設等が立地し、一帯を岡山カルチャーゾーンと位置付けられる。
【地域の抱える課題とその対応】
・町屋・擬洋風建築の老朽化、取り壊し → 町並みの保全、空き家の活用
・後楽園通りの過大な通過交通量 → 通過車両の抑制 来訪者の安全確保
・地域の魅力が十分に生かせていない → 人が集まる魅力的なスポットの設置
快適性をもった歩行者空間の創出
・行政(県)所有の土地が広大かつ多数 → アート工芸関係、飲食店の出店を促す
至る所まちが虫食い状態で商業疲弊 且つての賑わいを取り戻す
【現在の「岡山カルチャーゾーンまちづくりの会」の取り組み】
福岡屋醤油店(最重要建物)の保存・活用について、平成24年~所有者とともに今後の建物の保存・活用について協議検討
・拠点施設として時代要請に沿う有効活用
・地域の魅力向上、回遊性の促進
・住民による自立した運営体制を含めて検討
・岡山理科大、岡大が福岡醤油建物活用プロジェクト協議に参加
(拠点施設検討内容)
・集客・賑わいの核づくり
・シンボルとなる施設整備(観光スポット、飲食店、土産物販売、岡山の特産品の活用)
・岡山観光の拠点として、歴史・文化・芸術等の情報発信基地化
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