乳癌になりました。

病院&病気ビギナーの初めての乳癌体験記

細胞診リターンズ

2011-11-05 | セカンドオピニオン~初めての手術入院まで
さて。

MRIの結果に対しての、放射線科の先生のご意見を受けて、患部の広がりを特定し、治療方針を決める・・・ということで、放射線科の先生のご意見が出たタイミングで再度主治医のA先生の診察に伺いました。

すると、放射線科の先生の見解は、散っている部分は「良性」なのではないか、ただ1箇所だけ、良性か悪性か判断がつかない場所がある・・・というものでした。

したがって、A先生も、範囲が特定しきれないと、治療方針が決められないなあ・・・と悩んでいるご様子。

結果、良性か悪性か判断がつかない場所の<細胞診>をやってみて、決めようということに。

この日は朝いちで診察で、その後、仕事に向かう予定だったのですが、A先生に「今日の午後2時に細胞診、受けられますか?」と聞かれ、仕事より検査ですよね・・・と、急遽その日の午後に細胞診を受けることに。

細胞診。この前の針生検よりずっと細い針とのことなので、通常は局部麻酔もしないそうですが、痛がりであることをアピールして局部麻酔をしていただきました。

でもやっぱりいたくて、早く終わらないかな・・・・とまたも妄想の世界に。

例えば、そのときやってくださった男性の先生はマーク・パンサーに似ているな・・・マークパンサー先生と心の中で呼ぼう、とかそういったまたもどうでもいいことです。

そしてメインの女の先生はまさにハンターのような目で、エコーをみながらプスリ!と。痛い中にもカッコイイ・・・と思ってしまいました。

しかし対象となる部分はなんと2ミリ!5ミリあればしっかりとれるらしいのですが、2ミリとなると、かなり難易度が高いらしく、予定時間をかなりオーバーして終了。

で、再度A先生と診察。A先生いわく、この細胞診の結果で治療方針を決めましょう、ということに。



このとき、結構痛いし、長い時間だし、ということで、やっと「治療って患者もがんばらなきゃいけないんだな~、コラボなんだな~」と気づきました。

患者もがまんしたり、がんばったりしないと、治療や検査って出来ないんですね。
そんな当たり前のことに気づかされた午後でした。


この続きはまた今度です。


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