昨日、昼間は普通に働いてました。
でも、職場の仲の良いコに、あかりさんのことを伝えたら、不覚にもまた涙が。
まるで友人が亡くなったような悲しさで、正直、今まで、実生活で会っていない人の死がこんなに悲しいのは初めてです。
乳癌という同じ病気を持っているからかなあ。
自分で思っていたよりもずっと、あかりさんのことを親しく思っていたようです。
しばらくこの寂しさは続きそうです。
私の近況をご報告しますと・・・
実はおとといは、手術からちょうど1ヶ月でした。
そして職場復帰して3週間ちょっと。
もう何事も無かったように毎日が来ています。
手術後、手術した右胸はやっぱりなんだかずっと痛くって、ちょっと心配になりました。
階段下りたりするときの振動での痛みと、なんとなくの鈍痛のようなピリっと感のような。
お風呂ではいまだに触るのがちょっと・・・で、たくさん泡をたてて、そーっとそーっと
なでている程度です。
ガマンできないほどの痛みではないのですが、ちょっと気になるというか。
あと、最近気づいたのは、何かに気をとられていると痛みを忘れているような。
なのでかなり気の持ちようかもしれません。私の場合は。
病院の先生いわく、手術すると、神経の関係で、痛み的にやや敏感になることはママあることだそう。
確かにネット上でもいくつか似たお悩みを拝見しました。
しかし対処方法は「自然に治る」および「痛み止め」だそうなので、ガマンすることにしました。
日が経つにつれ、少しは痛みも少なくなってきているような・・・
傷をふさいでいた「ボンド」(見かけはセロハンテープみたいです)を湯上りなどのはがれやすいときにツメではがしてとっちゃったほうがいい、と先生に言われ、手術から2週間くらい後に、勇気を出してはがしましたが、かなり勇気がいりました。
あと、脇のセンチネルの後の傷跡は何かチクチク、トゲみたいなものがあって、着替えたりするときに痛くて気になっていたので、先生に相談したところ、「縫った糸の端が出てたんですね」とチョキっと切って下さって解消されました。
手術が終わってから、この1ヶ月の間に病院には3度いきました。
最初は主治医の先生の診察で、傷を見ていただく。(病理の結果は間に合わず)
2度目は主治医の先生が同じく傷を見てくださり、そのときには病理の結果を教えていただきました。
グレードがつかないほどの早期、非浸潤癌でした。
病理結果に「厳重な経過観察」と書いてあったので、ドキっとしましたが、
先生いわく「それはよく書いてある決まり文句だから」と。
そうなんでしょうか・・・?
しかしそこで主治医の先生にちょっとショックなことを言われ、3度目は違う先生の診察&説明でした。
ちょっとショックなこととは、端的にお話すれば・・・
「僕もみなさんの担当をずっと続けるのは無理だから、どんどん担当を代わろうかと思って」
(!!!)
「あなたは話が長そうだからxx先生に説明してもらいましょう」
(!!!)
え、先生に嫌われちゃったの!?というショックと、この先生だから、と思って決めた病院選びなのに、こういう風にハシゴをはずされるってこともあるんだ・・・というショックと。私がしょんぼりしていたせいか、
「とりあえず、放射線治療が終わったあとの診察は僕がやりましょう」となったのですが。アワレに思われたのかなあ・・・。
その日は診察は朝だったのですが、一日中、ドーンと落ち込みました。
でも、晩に、ふとしたことで発想の転換が出来てすっかり元気になったのです。
「新しい先生のほうが話しやすくてイイ先生かもしれないし」と。
ということで、嬉しいんだか、悲しいんだか、複雑な気持ちのまま3度目の診察に向かったのでした。
この続きはまた今度お話しますね。
おやすみなさい