乳癌になりました。

病院&病気ビギナーの初めての乳癌体験記

初めてのMRI と 乳癌の確定診断

2011-11-01 | 乳癌と診断されるまで
10月上旬、初めてのMRIへ。

なんとなくテレビなどで見たことがあるものの、もちろん実物は初めて。

廊下で待っていると、呼ばれて中へ。小さな着替えスペースでそれっぽい洋服に着替えて待合スペースで待つ。

2人がけの椅子のところにショートカットの女性がおられて、その隣に座る。

待合スペースの左右にMRIの部屋が計2つあるようで、どっちに呼ばれるのかな~と思っていたら、隣の女性が先に右の部屋へ。

そして程なく左の部屋から妙齢の男性が「意外と速かったよ」といいながら、ご家族らしきご婦人に車椅子を押されながら出てこられ、わりとすぐにそのお部屋に呼ばれたのでした。

部屋の分厚いドアが開いたとき、鳥のさえずりみたいなものがちらっと聞こえたので、「あれ、リラクゼーションのために鳥の鳴き声を??」と思いながら部屋に入ると、ぜんぜん鳥の声なんかじゃなく、もっと機械っぽいシュンシュン言う音でした。

で、台に仰向けに。

部屋は間接照明、やっぱりリラクゼーションスペースっぽい・・・。

気になったので、女性技師さんに「シュンシュン」いう音が何か伺ってみると、機械を回し続けるときに水か何かを循環させている音だったような・・・。(記憶がおぼろげになってしまいました)

そのうち、男性の技師さんがやってきて、「点滴をして、それから造影剤を入れますね。いつもどっちの腕に?」と。

正直「いつも」なんて無かったので、「生まれてはじめての点滴なので、特にどっちってことも・・・」と先方様には余分なプチ情報付きでお返事を。

すると、ささっと左右見比べて、こともなげに右腕に決定。

「チクっとしますよ~」の声と共にはじめての点滴オン!

液体が入れられるのだから、もっと分かるかなと思ったのですが、何かが体に入っていく、って感じ、あまりなかったような。

うつぶせで撮影、という方も多いようですが、私は仰向けのまま撮影へ。

ドーム型のところに頭部を入れられた瞬間、モーレツに不安感が!

直前からなんだかドキドキして、目をつぶれば・・・と思ったものの、目をつぶっても不安は消えず。

そうなんです、どうやら私、「閉所恐怖症」だったみたいなんです。
それがこのMRIで生まれて初めて分かりました。今までも古い小さなエレベーターとかちょっと苦手ではあったけれど、こんなに露骨に閉所恐怖症だったとは!

ひ~・・・。

すぐに「スミマセン、ちょっと出して下さい~・・・」とSOS。
すぐ出していただいたところで、

「どうやら苦手みたいです。」

「目を閉じてみたらいかがですか?」

「目を閉じてみたんですけど、ダメみたいです」

「・・・。ならちょっと不自然な体勢ですが、上を見てみると上は開いてるのでいかがですか?」

上を見ると、なんと空間が開いているではないですか!勝手にオカマみたいまものをかぶっているイメージで「閉じている」と思っていましたが、「ドーナツ」みたいに上が開いてたんですね!

それを見たら、急に安心に。

でもさっきのトラウマがあるので、上を見たまんまの不自然体勢で乗り切ることに。

「申し訳ないですが、撮影中は動けないので、その体勢のママでいてくださいね」

「はい、わかりました!」

・・・ということでやっと撮影へ。

よく、MRIは工事現場みたいな音がする、といわれますが、実は、私には、工事現場というより他の場所が浮かんでいました。

それは・・・「クラブ」。

いえ、私、まったくクラバーじゃないんですが、この規則的な機械音、しかも爆音、、、何かを思い出させると思ったら「そう、クラブ!クラブじゃないの。テクノみたいな??」

そう妄想してみると、右腕に薬物を打たれている・・・。まさにクラブ!!(←偏見)

で、MRIの機械の上部をずっと見ていると、機械の上のほうのデコボコがノホホンとしたエイの顔に見えてきて、海にいる巨大なエイに抱かれている、しかもそのエイとはクラブで出会った薬物をススめる悪いエイ・・・。

というどうでもイイ妄想で気を紛らわせていたのでした。

なんとか乗りきって無事終了!

勇気を出して女性技師さんに「なんかちょっとクラブっぽいですね」と言ってみるも、「はあ・・・」とかなりスルーなリアクションでした。

(不思議ちゃん患者として分類されたのでしょう・・・)


*****

MRI検査の後、A先生の診察へ。

先日の針生検の結果がわかり、先生から「乳癌」という確定診断をいただきました。

正直、9月下旬のエコー検査以来、乳癌と確定していないものの、先生方にずっと「乳癌」を前提にお話されてきたので、あまりショックはなかったです。(前回、初めてA先生の診察だったとき、帰りに「あ、コレ読んでおいて」って「乳癌ガイドブック」的なものまで渡されていたし・・・・・・・)

しかしそのあとA先生から、

「非浸潤だと思うけど、一部浸潤してるかもしれない。範囲が広がってるようだから、全摘ね。あなたの年齢から考えると、再建考えてもいいだろうね」と。

え、全摘!?

早期イコール部分切除、と思っていたシロウトの私にまたもびっくり話が。

というか、先日来、驚きっぱなし・・・。

驚く私をよそに、A先生のお話は続きまして、

「希望するなら同時再建もできますよ。再建には人工物と、自家組織でやるパターンとありますが、年とってきてナチュラルに下ってくるようにするなら自家組織かな。」

多い、情報量が多いです、先生~!!

メモ魔の私は、「全摘・再建」とメモりながらも、内心「ひ~!!」と思いながら帰宅したのでした。


今日も遅くなりました。

続きはまた今度です。


今日も読んで下さってありがとうございます




















友達への相談~病院選び&セカンド・オピニオン

2011-10-30 | 乳癌と診断されるまで
MRIの日程も決まったある日。

だんだん自分が乳癌なのかも、というリアリティも出てきた私は、やっぱり病院選びやセカンド・オピニオンについていろいろ不安も。

ということで、医療関係の仕事をしている友人に再度電話して相談してみました。

質問はズバリ、「Aちゃんだったら、病院はどう選ぶ?」。

彼女からの答えを要約すると、下記のようなものだったと思います。

1.近い(家などから1時間以内で通える)
2.ネットの口コミは信用してないので、自分の知人の口コミ
3.手術数など

以前、彼女が入院せざるを得なかったときは、やっぱりその症状に慣れている病院を選んだと。いわく「経験にまさるものはない」と。またそういう病院だと、お医者さんのみならず看護士さんたちもなれているのも大きいと。

またセカンド・オピニオンについては「いまや当たり前、自分だったらやるよ」と。

・・・Aちゃんに相談したからって、彼女も乳癌に詳しいわけではないので、具体的な病院名を挙げてもらったわけではありませんが、この相談を経て、病院選びについてなんとなく見えてくるものがあったような気がします。

ただ、知人の口コミ、というのはなかなか難しかった。友人・知人に乳癌患者の方がおらず。

一方、セカンド・オピニオンについては、この時点で、「やっぱりやろう」と決心が固まってきました。



今日も読んで下さってありがとうございます





初めての針生検

2011-10-28 | 乳癌と診断されるまで
9月末のある日。

またも仕事先には休暇をいただき、総合病院へ。

先日の衝撃的な「おそらく癌です」から1週間。
その間に、友達に2名ほど医療関係の人がいたので、メールしてみました。

内容的には「乳がんの可能性高いようなのですが、どこかいい病院とかご存知ですか」と「とりあえず地元の総合病院にしちゃったけど、どうだろう」の2点。

2人ともすごく忙しいはずなのに、すぐ返事が。

Aちゃんいわく。

「まずはそのまま地元の総合病院にかかるのがいいかも。家から近いのは何かと大事だよ。他を探すのは細胞みてからで大丈夫だよ」と。

Bちゃんいわく。

「気休めはいいません。エコーはわりと診断精度は高いと思います。いずれにしても確定診断が出てからですね。どこの病院がいいか詳しくなくて申し訳ないけど、通いやすさは大事なポイント。手術は温存が主流。ちょっとでもギモンに思ったらきいてみるようにね。あとネットの情報もばかにならないよ」と。

一瞬、「簡単に地元の総合病院って決めちゃったけど大丈夫かな・・・」と思っていた不安が晴れました。

ホントに友達ってありがたい

ということで、総合病院へ。

あ、ここからは病院初心者な私の無知さが出ちゃうのでご勘弁を。

まず、今って総合病院とかは「紹介状ありき」なんですね。地元の小さな医院でもなんでも、紹介状があるのと無いのとでは違うんですね。

私の行った総合病院の例で言えば、紹介状ありき、だと予約も取れましたが、初診だと、確か初診時間にずっと待つ感じだったような。

ちなみに私の場合、エコーをしてくれた病院というのは、そもそも自治体のマンモグラフィー検診をやった病院だったので、紹介状を書いてくれた際に、マンモの画像が入ったCDRを渡してくれました。

総合病院では「初診受付」で紹介状を提出。(病院到着より:10~15分経過)

それから「画像取り込み窓口」でCDRを提出。取り込みには10~30分かかるとのことで、予約時間に間に合わないんじゃないかとあせるものの、なんとか10分少々で終了。(病院到着より:30分ほど経過)

さらに「外科受付」で問診表など記入に5~6分。(気づけば病院到着から40分経過!)

前からその病院の患者で患者番号などあろうとも、画像取り込みはやっぱり「当日」らしく、そう思うと、初診の科にかかるときで画像データ取り込みありの場合は1時間くらい早めに行かなきゃだめなんだな~と知りました。

もちろんこれは私が行った総合病院の例なので、病院ごとに違うかも。なので、事前に要チェキです。

あと、これまた私の常識知らず、なお話ですが、私は小さい頃に「薬アレルギー」をおこしたことが1回だけあったのですが、薬の名前は暗記しておらず、問診表で困りました。

初めていく病院では必ず聞かれるので、どっかにメモっとかなきゃだめですね。

(みなさまの、「あたりまえでしょ!」というお声が聞こえるようです


そしてこの総合病院での主治医となるA先生に初対面。

先生はマンモ画像をチェックして一言。

「あんまりよろしくない印象ですね」そして「今日はエコーやって組織をとりましょう」。

ということで、生理検査受付へ。ここではあまり待たずに、また薄暗い小さい個室に。

最初女性の技師さんが「すごく似た名前のコがクラスにいたんですよ~」みたいなカジュアルトークしつつも、先日の検診より丹念に脇の下含め左右をエコー。

それから男の先生がやってきて、「じゃ、細胞とりますね」ということで、局所麻酔をまずプスリ。

普段、注射に慣れてないので、この麻酔の注射自体でも「痛い」のです。なので、思わず顔をしかめたら、「あ、痛いですね、大丈夫かな」と先生が。

でも局所麻酔ってわりとすぐ効き目があるんですね。

その後の今日の本題「針生検」の際には痛みも中程度(何が中なんだか)でした。

そしてその肝心の「針生検」。たしか2,3回やったかなと思うのですが、バチン!!って何かを打ち込まれるような感じなんですよね。

みなさまはこういった検査の最中、何を考えておられますか?

どうやら私は空想(妄想?)でしのごうとする傾向があるようです。

このときは、「まるで銛を打ち込まれた魚みたい!」と思ってました。

もちろん銛なんて打ち込まれたことないんですけど、あのバチン!っていう勢いのいい感じがいかにもで、まるで私、魚みたいと。

終わった後、先生に「大丈夫でした?」と聞かれたとき、うっかり「銛を打たれた魚気分でした」といったら、先生は嬉しそうに「そういう感想は初めてですね!」とのこと。

針生検を受けた他のみなさまのご感想も機会があればぜひお伺いしたいです


実はこのときは(このときも?)私はかなり脳天気でして、普段私は白衣の人とか理系の人とあまり接しないので、この日、待っているときに病院でみかける男の技師さんや男のお医者さんが3割増しくらいにかっこよく見えました。

「いいなあ・・・手に技術があるって」とか「地道って素敵だな」とか。気のせいかキラキラしてるような!

あとで、それを友人に言ったところ、「いい出会いあるかもよ!」と盛り上げるようなお言葉。

でも女子力鍛えないままにのほほんとこの年齢まできちゃうと、そういう運動神経いまひとつなんですよね。

ただ、そういった「素敵!」みたいなエッセンスは、病院体験の中で、一服の清涼剤なのかも。

後日、別な病院で、女の技師さんにも、まあカワイイ!みたいな人を何人も発見し、「病院って美人多いね!」と友人に報告したら、「結局白衣に弱いのでは」とクールにいわれちゃいました。

私、ナース好きのおじ様と話が盛り上がるかもしれません。


話はそれましたが、「針生検」を終えた後、A先生の診察が再度ありまして、先生からは下記のお話を。

・2センチ強の病変
・悪性の疑い
・おとなしいタイプと思われる
・今後はMRIで広がりを確認しましょう

ということで、またも有休をとって、今度はMRIを受けることに。

もちろんこれまたはじめてのMRI!

テレビや映画で見たことはあるけれど、どんななのかしら~、と想像もつかずに帰ってきたのでした。


今日も遅くなったので、続きはまた今度です。


今日も読んでくださってありがとうございます



精密検査~初めてのエコー

2011-10-27 | 乳癌と診断されるまで
ということで9月下旬、地元の病院で精密検査を受けることになりました。

薄暗い小さな診療室で初めてのエコー。

私の場合、怪しいのは右胸、ということで、右胸にゼリー状のものを胸に塗ってからコロコロコロコロと何かをすべらせると、モノクロ画面に地層みたいな画像が映っています。(それがエコーなんですね。)

わりとささっと終わって、先生のお話をきくことに。

1ヶ月しか経ってないのに、もう記憶があやふやになってきたのですが、確かあっさりと開口一番「おそらく癌ですね」といわれたような。

完全なフイ打ちで、あっけにとられているところで、先生は淡々とご説明を。

いわく、マンモの画像を見ながら、白くなっているところが石灰化であること、この石灰化が広くちょこちょこあるようなら良性の可能性が高いが、私のように、一部に固まって出ているのは癌の可能性が高いと。

そして驚いて何もいえなくなっている私に先生は

「結構広がってると思いますね」「扇状にね」「手術ですね」

みたいなことを。

ショックでした。ショックでしたが、人間あまりのフイ打ちだと、とっさに涙が、とかないんですね。あまりにも非現実的というか。

で確か「11月まで仕事が忙しいから年末に手術だといいなあ、お休みにかけて」といったら、先生がじっと無言でこちらを見ていて、「あ、スミマセン、優先順位はそうじゃないってことですよね」と返事したのを覚えてます。

やっぱりこの時点では、「自分が病気」ましてや「自分が癌」なんて想像を超えていて、大体、この精密検査を受けるために、電話して予約したり、仕事休んできたり・・・ってこと自体が正直「面倒だな~」と思っていたくらいでした。

日常の中では、今目の前にある仕事のほうが重要だったんですね。

しかし、とにかく確定してないのに、先生のお話がどう聞いても「私は癌」ってことを前提にしてるとしか思えない口調で、ときどきハっと思い出すらしく、「あ、もちろんまだ確定じゃないですけどね」とおっしゃるのですが、いやいや、どう考えても今癌前提でお話してますよね???みたいな感じでした。

ひ~~・・・。

そして、さらにはっきり診断するために生検を受けることとなり、そこからは治療を受ける可能性のある病院でやったほうが良いのでは、といわれ、「どこか希望の病院ありますか?」といわれたのですが、そんな急にどこって浮かばず。結果、自宅近くの総合病院に紹介状を書いていただきました。

ヘンな話、この時点では、家の近くなら、何か災害などあっても歩いて家まで帰れるしね、と妙に災害目線でチョイスしていたフシも。

それに何より、病院にいきなれてないから、どこそこの病院がいいらしい、みたいな情報も全くナシ。


ということで、フワフワしたような浮き足だったまま総合病院の診察予約をし、心の中で「え~?え~?え~?」と100回くらい呟きながら家に帰ってきたのでした。

そしてすぐ家族に「癌らしいって」「もっと検査するって」とこれまた浮き足だったまま報告。

で、その数日後に、総合病院にて初めての生検を受けることになるのでした。


*****


なお、余談ですが、こんなメロウなことがあったこの日。病院から帰った私に突然朗報が。

実はその日、あるアーティストのライヴに行きたかったのですが、とっくのとうに完全にソールドアウトになっていてあきらめてたのです。

が、それが突然いけることになったのです。病院から帰ってきたら知人からメールが入っていて「急に連れがいけなくなったから来ないか」と。もちろん即答で「行く!」と返事。その晩、急遽ライヴに行って至福のときを過ごしたのでした。

ちなみに、ライヴにいけることになったとき、知人のメールにこんな一言が。

「神様からのプレゼントですよ!」と。

その人はもちろん私がこの日「癌らしい」なんていわれたことなんか知らないままに書いてきた一言だったけど、なんだか不思議な気持ちに。

で、この日は悲しいのやら、嬉しいのやら。なんだか複雑な1日となりました。こういうことっていっぺんにおこるんですね~


なお、近況としては、今日(というか昨日?)手術の日程が決まりました。

フ~・・・

今までのお話を早く終えて、手術前には「今」にキャッチアップしようっと!(←独り言)


さ、今日も遅くなりました。この続きはまた追って。


今日も読んでくださってありがとうございます。











始まりは健康診断

2011-10-25 | 乳癌と診断されるまで
そもそもどこから発見されたのか。

私の場合、それは自治体が2年に1度無料で行っているマンモグラフィー検診に応募したところからでした。

2年前、初めてマンモグラフィーを受診。

その際には、自分の胸がおせんべいのように平べったく伸ばされることに驚いたものでした。うわさには聞いていたものの、やっぱり痛かったですし。

あれから2年。すっかり忘れていたのですが、たまたま自分が住んでいる自治体の広報紙を見ていたら、案内を発見してこの夏も気軽に応募したのでした。

ホント、広報紙なんて毎号ちゃんと見てなかったのに、たまたま、なんです。

そして7月下旬に、触診を経て、そこで異常なしと判断されて、8月下旬にマンモグラフィーへ。

9月上旬のある日、家に封書が届きました。

開けてみると、先日のマンモグラフィーの結果が。そこには「要精密検査」の文字が。
そして「石灰化」「カテゴリー4」の文字。

意味がわからない・・・・。

以前肩の筋肉の中に石灰が出来て激痛が走った経験があった私は、「やっぱり石灰が出来やすい体質なのかな?」程度に思いつつ、「また検査か・・・面倒だな~」というのが正直な感想でした。

しかして、「ここに連絡してください」と書いてある検査機関に電話して、精密検査を受けることとなったのです。

精密検査が行われたのは9月下旬。まだまだ暑い日でした。少しは不安、でも生来の楽観的な性格で、比較的気楽に出かけた私を待っていたのは、なかなかにショッキングなお話でした。

今日はもう遅いので、その精密検査からのお話はまた明日です~。

読んでくださってありがとうございます

乳癌になりました。

2011-10-25 | 乳癌と診断されるまで
乳癌になりました。

きっと乳癌になった皆さまも一緒だと思いますが、「えっ?私が??」という感じで、まったく現実味がありません。

どこかがもーれつに痛いとか、何か自覚症状があればもうちょっと信じられるのですが、私の場合、しこりも殆ど分からない(実際、触診ではスルーでした)タイプ。

もう乳癌と診断されて確定しているのですが、今でもなんだか自分のことじゃないような・・・。

しかし現実には、乳癌なんですね。ハイ。

ちょこっとした病気で病院に行った経験はあるものの、赤ちゃんとして生まれたとき以来、入院もしたことがなければ、手術なんてもちろん経験したことのない私。

先月の検査から全てが私には新しい経験だらけ。

こんな貴重な経験もあるまい・・・と、気持ちがフレッシュなうちにブログを始めることにいたしました。

何せ無知。および、おっちょこちょい。ちなみに痛みにも弱い。

そんな人でも乳癌治療やっていけるのね~と、見ていただいた方に、安心していただけるようなブログになればいいな・・・と思ったりしております。

余裕?

いえいえ、今まで不安ながらになんとか好奇心で乗りきってきましたが、いよいよ手術が決まりそうで、今は不安が更にむくむくと。でも、やらないわけにもいきませんしね。がんばれ、ワタシ、な状況です。

では、まずどうやって発見されたのか。そのお話から振り返ることにしようと思います。