9月末のある日。
またも仕事先には休暇をいただき、総合病院へ。
先日の衝撃的な「おそらく癌です」から1週間。
その間に、友達に2名ほど医療関係の人がいたので、メールしてみました。
内容的には「乳がんの可能性高いようなのですが、どこかいい病院とかご存知ですか」と「とりあえず地元の総合病院にしちゃったけど、どうだろう」の2点。
2人ともすごく忙しいはずなのに、すぐ返事が。
Aちゃんいわく。
「まずはそのまま地元の総合病院にかかるのがいいかも。家から近いのは何かと大事だよ。他を探すのは細胞みてからで大丈夫だよ」と。
Bちゃんいわく。
「気休めはいいません。エコーはわりと診断精度は高いと思います。いずれにしても確定診断が出てからですね。どこの病院がいいか詳しくなくて申し訳ないけど、通いやすさは大事なポイント。手術は温存が主流。ちょっとでもギモンに思ったらきいてみるようにね。あとネットの情報もばかにならないよ」と。
一瞬、「簡単に地元の総合病院って決めちゃったけど大丈夫かな・・・」と思っていた不安が晴れました。
ホントに友達ってありがたい
ということで、総合病院へ。
あ、ここからは病院初心者な私の無知さが出ちゃうのでご勘弁を。
まず、今って総合病院とかは「紹介状ありき」なんですね。地元の小さな医院でもなんでも、紹介状があるのと無いのとでは違うんですね。
私の行った総合病院の例で言えば、紹介状ありき、だと予約も取れましたが、初診だと、確か初診時間にずっと待つ感じだったような。
ちなみに私の場合、エコーをしてくれた病院というのは、そもそも自治体のマンモグラフィー検診をやった病院だったので、紹介状を書いてくれた際に、マンモの画像が入ったCDRを渡してくれました。
総合病院では「初診受付」で紹介状を提出。(病院到着より:10~15分経過)
それから「画像取り込み窓口」でCDRを提出。取り込みには10~30分かかるとのことで、予約時間に間に合わないんじゃないかとあせるものの、なんとか10分少々で終了。(病院到着より:30分ほど経過)
さらに「外科受付」で問診表など記入に5~6分。(気づけば病院到着から40分経過!)
前からその病院の患者で患者番号などあろうとも、画像取り込みはやっぱり「当日」らしく、そう思うと、初診の科にかかるときで画像データ取り込みありの場合は1時間くらい早めに行かなきゃだめなんだな~と知りました。
もちろんこれは私が行った総合病院の例なので、病院ごとに違うかも。なので、事前に要チェキです。
あと、これまた私の常識知らず、なお話ですが、私は小さい頃に「薬アレルギー」をおこしたことが1回だけあったのですが、薬の名前は暗記しておらず、問診表で困りました。
初めていく病院では必ず聞かれるので、どっかにメモっとかなきゃだめですね。
(みなさまの、「あたりまえでしょ!」というお声が聞こえるようです)
そしてこの総合病院での主治医となるA先生に初対面。
先生はマンモ画像をチェックして一言。
「あんまりよろしくない印象ですね」そして「今日はエコーやって組織をとりましょう」。
ということで、生理検査受付へ。ここではあまり待たずに、また薄暗い小さい個室に。
最初女性の技師さんが「すごく似た名前のコがクラスにいたんですよ~」みたいなカジュアルトークしつつも、先日の検診より丹念に脇の下含め左右をエコー。
それから男の先生がやってきて、「じゃ、細胞とりますね」ということで、局所麻酔をまずプスリ。
普段、注射に慣れてないので、この麻酔の注射自体でも「痛い」のです。なので、思わず顔をしかめたら、「あ、痛いですね、大丈夫かな」と先生が。
でも局所麻酔ってわりとすぐ効き目があるんですね。
その後の今日の本題「針生検」の際には痛みも中程度(何が中なんだか)でした。
そしてその肝心の「針生検」。たしか2,3回やったかなと思うのですが、バチン!!って何かを打ち込まれるような感じなんですよね。
みなさまはこういった検査の最中、何を考えておられますか?
どうやら私は空想(妄想?)でしのごうとする傾向があるようです。
このときは、「まるで銛を打ち込まれた魚みたい!」と思ってました。
もちろん銛なんて打ち込まれたことないんですけど、あのバチン!っていう勢いのいい感じがいかにもで、まるで私、魚みたいと。
終わった後、先生に「大丈夫でした?」と聞かれたとき、うっかり「銛を打たれた魚気分でした」といったら、先生は嬉しそうに「そういう感想は初めてですね!」とのこと。
針生検を受けた他のみなさまのご感想も機会があればぜひお伺いしたいです
実はこのときは(このときも?)私はかなり脳天気でして、普段私は白衣の人とか理系の人とあまり接しないので、この日、待っているときに病院でみかける男の技師さんや男のお医者さんが3割増しくらいにかっこよく見えました。
「いいなあ・・・手に技術があるって」とか「地道って素敵だな」とか。気のせいかキラキラしてるような!
あとで、それを友人に言ったところ、「いい出会いあるかもよ!」と盛り上げるようなお言葉。
でも女子力鍛えないままにのほほんとこの年齢まできちゃうと、そういう運動神経いまひとつなんですよね。
ただ、そういった「素敵!」みたいなエッセンスは、病院体験の中で、一服の清涼剤なのかも。
後日、別な病院で、女の技師さんにも、まあカワイイ!みたいな人を何人も発見し、「病院って美人多いね!」と友人に報告したら、「結局白衣に弱いのでは」とクールにいわれちゃいました。
私、ナース好きのおじ様と話が盛り上がるかもしれません。
話はそれましたが、「針生検」を終えた後、A先生の診察が再度ありまして、先生からは下記のお話を。
・2センチ強の病変
・悪性の疑い
・おとなしいタイプと思われる
・今後はMRIで広がりを確認しましょう
ということで、またも有休をとって、今度はMRIを受けることに。
もちろんこれまたはじめてのMRI!
テレビや映画で見たことはあるけれど、どんななのかしら~、と想像もつかずに帰ってきたのでした。
今日も遅くなったので、続きはまた今度です。
今日も読んでくださってありがとうございます
またも仕事先には休暇をいただき、総合病院へ。
先日の衝撃的な「おそらく癌です」から1週間。
その間に、友達に2名ほど医療関係の人がいたので、メールしてみました。
内容的には「乳がんの可能性高いようなのですが、どこかいい病院とかご存知ですか」と「とりあえず地元の総合病院にしちゃったけど、どうだろう」の2点。
2人ともすごく忙しいはずなのに、すぐ返事が。
Aちゃんいわく。
「まずはそのまま地元の総合病院にかかるのがいいかも。家から近いのは何かと大事だよ。他を探すのは細胞みてからで大丈夫だよ」と。
Bちゃんいわく。
「気休めはいいません。エコーはわりと診断精度は高いと思います。いずれにしても確定診断が出てからですね。どこの病院がいいか詳しくなくて申し訳ないけど、通いやすさは大事なポイント。手術は温存が主流。ちょっとでもギモンに思ったらきいてみるようにね。あとネットの情報もばかにならないよ」と。
一瞬、「簡単に地元の総合病院って決めちゃったけど大丈夫かな・・・」と思っていた不安が晴れました。
ホントに友達ってありがたい
ということで、総合病院へ。
あ、ここからは病院初心者な私の無知さが出ちゃうのでご勘弁を。
まず、今って総合病院とかは「紹介状ありき」なんですね。地元の小さな医院でもなんでも、紹介状があるのと無いのとでは違うんですね。
私の行った総合病院の例で言えば、紹介状ありき、だと予約も取れましたが、初診だと、確か初診時間にずっと待つ感じだったような。
ちなみに私の場合、エコーをしてくれた病院というのは、そもそも自治体のマンモグラフィー検診をやった病院だったので、紹介状を書いてくれた際に、マンモの画像が入ったCDRを渡してくれました。
総合病院では「初診受付」で紹介状を提出。(病院到着より:10~15分経過)
それから「画像取り込み窓口」でCDRを提出。取り込みには10~30分かかるとのことで、予約時間に間に合わないんじゃないかとあせるものの、なんとか10分少々で終了。(病院到着より:30分ほど経過)
さらに「外科受付」で問診表など記入に5~6分。(気づけば病院到着から40分経過!)
前からその病院の患者で患者番号などあろうとも、画像取り込みはやっぱり「当日」らしく、そう思うと、初診の科にかかるときで画像データ取り込みありの場合は1時間くらい早めに行かなきゃだめなんだな~と知りました。
もちろんこれは私が行った総合病院の例なので、病院ごとに違うかも。なので、事前に要チェキです。
あと、これまた私の常識知らず、なお話ですが、私は小さい頃に「薬アレルギー」をおこしたことが1回だけあったのですが、薬の名前は暗記しておらず、問診表で困りました。
初めていく病院では必ず聞かれるので、どっかにメモっとかなきゃだめですね。
(みなさまの、「あたりまえでしょ!」というお声が聞こえるようです)
そしてこの総合病院での主治医となるA先生に初対面。
先生はマンモ画像をチェックして一言。
「あんまりよろしくない印象ですね」そして「今日はエコーやって組織をとりましょう」。
ということで、生理検査受付へ。ここではあまり待たずに、また薄暗い小さい個室に。
最初女性の技師さんが「すごく似た名前のコがクラスにいたんですよ~」みたいなカジュアルトークしつつも、先日の検診より丹念に脇の下含め左右をエコー。
それから男の先生がやってきて、「じゃ、細胞とりますね」ということで、局所麻酔をまずプスリ。
普段、注射に慣れてないので、この麻酔の注射自体でも「痛い」のです。なので、思わず顔をしかめたら、「あ、痛いですね、大丈夫かな」と先生が。
でも局所麻酔ってわりとすぐ効き目があるんですね。
その後の今日の本題「針生検」の際には痛みも中程度(何が中なんだか)でした。
そしてその肝心の「針生検」。たしか2,3回やったかなと思うのですが、バチン!!って何かを打ち込まれるような感じなんですよね。
みなさまはこういった検査の最中、何を考えておられますか?
どうやら私は空想(妄想?)でしのごうとする傾向があるようです。
このときは、「まるで銛を打ち込まれた魚みたい!」と思ってました。
もちろん銛なんて打ち込まれたことないんですけど、あのバチン!っていう勢いのいい感じがいかにもで、まるで私、魚みたいと。
終わった後、先生に「大丈夫でした?」と聞かれたとき、うっかり「銛を打たれた魚気分でした」といったら、先生は嬉しそうに「そういう感想は初めてですね!」とのこと。
針生検を受けた他のみなさまのご感想も機会があればぜひお伺いしたいです
実はこのときは(このときも?)私はかなり脳天気でして、普段私は白衣の人とか理系の人とあまり接しないので、この日、待っているときに病院でみかける男の技師さんや男のお医者さんが3割増しくらいにかっこよく見えました。
「いいなあ・・・手に技術があるって」とか「地道って素敵だな」とか。気のせいかキラキラしてるような!
あとで、それを友人に言ったところ、「いい出会いあるかもよ!」と盛り上げるようなお言葉。
でも女子力鍛えないままにのほほんとこの年齢まできちゃうと、そういう運動神経いまひとつなんですよね。
ただ、そういった「素敵!」みたいなエッセンスは、病院体験の中で、一服の清涼剤なのかも。
後日、別な病院で、女の技師さんにも、まあカワイイ!みたいな人を何人も発見し、「病院って美人多いね!」と友人に報告したら、「結局白衣に弱いのでは」とクールにいわれちゃいました。
私、ナース好きのおじ様と話が盛り上がるかもしれません。
話はそれましたが、「針生検」を終えた後、A先生の診察が再度ありまして、先生からは下記のお話を。
・2センチ強の病変
・悪性の疑い
・おとなしいタイプと思われる
・今後はMRIで広がりを確認しましょう
ということで、またも有休をとって、今度はMRIを受けることに。
もちろんこれまたはじめてのMRI!
テレビや映画で見たことはあるけれど、どんななのかしら~、と想像もつかずに帰ってきたのでした。
今日も遅くなったので、続きはまた今度です。
今日も読んでくださってありがとうございます