岩田正美先生の
『現代の貧困』
ちくま新書 2007年5月刊
副題に
「ワーキング/プアホームレス/生活保護」
とあります。
岩田先生は、日本女子大学教授。
日本の貧困研究を代表する研究者です。
格差に関する議論が続き、私のHPでも
何冊かとりあげたのですが、
本書を読むと、そのもどかしさがわかります。
最初に「貧困」をめぐる概念的な説明がありますが、
学生は、ここのところを丁寧に読んでから進むと良いと思います。
(「公的扶助論」で学んでいると思いますが)
貧困に関する実証的な調査が少ない中で
筆者が行ってきたパネル調査といわれる調査などの結果を
援用して、固定化する貧困の側面を明らかにしている。
social inclusion(社会的包摂)
という新しい理念による貧困対策によって
社会それ自体の救済を」(p208)
と結ばれている。
『現代の貧困』
ちくま新書 2007年5月刊
副題に
「ワーキング/プアホームレス/生活保護」
とあります。
岩田先生は、日本女子大学教授。
日本の貧困研究を代表する研究者です。
格差に関する議論が続き、私のHPでも
何冊かとりあげたのですが、
本書を読むと、そのもどかしさがわかります。
最初に「貧困」をめぐる概念的な説明がありますが、
学生は、ここのところを丁寧に読んでから進むと良いと思います。
(「公的扶助論」で学んでいると思いますが)
貧困に関する実証的な調査が少ない中で
筆者が行ってきたパネル調査といわれる調査などの結果を
援用して、固定化する貧困の側面を明らかにしている。
social inclusion(社会的包摂)
という新しい理念による貧困対策によって
社会それ自体の救済を」(p208)
と結ばれている。