介護福祉は現場から 2007.02.22-2011.01.25

新しいブログにリンクしています。7つのテーマにわけました。引き続きお読みください。

第2880号 Community Development Journal

2009-05-17 09:25:10 | 社会福祉
Community Development Journal


最新号第44巻第2号(2009年4月)の目次がサイトにアップされています。
論文の要約は読めますが、本文は有料です。

7番目の
Teaching community development to social work students:
 a critical reflection
Philip Mendes pp.248-262
をハード・コピーしました。

【新カリキュラムの出題基準】
国内では、社会福祉士国家試験のカリキュラムが新年度から改定されています。これまでの「地域福祉論」が「3ーa 地域福祉の理論と方法」に改められています。
④ の4番目に
地域トータルケアシステムの構成方法と実際
という項目があります。

【日本地域福祉学会】
日本では、地域福祉関係の学会として、
日本地域福祉学会 があります。学会名の英訳に、「・・Community Development」が使われています。

この学会サイトのリンクを見ると、いわゆる社会福祉関係のものばかりです。

他方、今回取り上げているCommunity Development Journal の最新号目次をみると、保健、難民、観光、環境、地域開発など、日本よりは幅が広いです。

【オーストラリアのソーシャルワーク教育】
Mendesの論文は、彼の勤務するMonash Universityにおけるソーシャルワーク教育のカリキュラムとして教えているCommunity Development(以下、CDと略します) の内容を紹介しています。

12週の配分です。1回は120分。
1 ソーシャルワークとコミュニティを基礎とした実践
2 CD の役割と技法
3 CD の理論的・思想的基盤
4 CD の原則
5 CD実践のモデル
6 ゲスト ソーシャルアクション
7 ゲスト ソーシャルプランニング
8 ゲスト 地域におけるCD
9 Social Development
10 倫理的な問題
11 交渉技術
12 CD の評価

*120分の配分 45分プレゼン+15分コーヒーブレイク+60分グループワーク
*日本では、90分×15回ですが、コーヒーブレイクなどは普通ないですね。

Department of Social Work 学科は、Medicine, Nurasing and Health Sciences 学部の中にある。

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