最近のように大きな経済的な変動期にあると、いまはいったいどういう時代なのか?
と、考えますよね。
岩波新書の「シリーズ日本近現代史」の⑨を読みました。(写真)
著者の吉見という人は、東大大学院教授。社会学の専攻のようです。1957年東京都生まれ。
巻末年表では、1970年から2003年とあります。
私が社会生活をしてきた時代と重なるのでなるほど、とうなずく箇所もあるのですが、なんといっても文章が難しいです。
ですから、印象に残った箇所と疑問点を簡単に書きます。
【なるほど】
・マスコミが万博で骨抜きになった p.48
・不登校、ひきこもり p.109
【はてな?】
・福祉国家についての理解があまりに表面的 p.74
・日本のグローバル化はたしかに進んでいるが p.220
→ヨーロッパやアメリカとの対比では、むしろ「鎖国」とすらいえるのでは?
(とくに精神的な側面で)
・高齢化の速度は世界史的に際立ってはいるが・・p.192
→中国や韓国の今後も類似の課題
なぜ、そうなったかについての分析は一般論に過ぎないようです
・「限界社会」の概念の提示p.195 ?マークはついているが、飛躍した論理ではないかなぁ。
と、考えますよね。
岩波新書の「シリーズ日本近現代史」の⑨を読みました。(写真)
著者の吉見という人は、東大大学院教授。社会学の専攻のようです。1957年東京都生まれ。
巻末年表では、1970年から2003年とあります。
私が社会生活をしてきた時代と重なるのでなるほど、とうなずく箇所もあるのですが、なんといっても文章が難しいです。
ですから、印象に残った箇所と疑問点を簡単に書きます。
【なるほど】
・マスコミが万博で骨抜きになった p.48
・不登校、ひきこもり p.109
【はてな?】
・福祉国家についての理解があまりに表面的 p.74
・日本のグローバル化はたしかに進んでいるが p.220
→ヨーロッパやアメリカとの対比では、むしろ「鎖国」とすらいえるのでは?
(とくに精神的な側面で)
・高齢化の速度は世界史的に際立ってはいるが・・p.192
→中国や韓国の今後も類似の課題
なぜ、そうなったかについての分析は一般論に過ぎないようです
・「限界社会」の概念の提示p.195 ?マークはついているが、飛躍した論理ではないかなぁ。