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塚口サンサン劇場
5月10日(金)~23日(木)上映
ビクトル・エリセ監督31年ぶりの長編映画
スペイン映画「瞳をとじて」
<あらすじ>
映画『別れのまなざし』の撮影中に
主演俳優フリオ・アレナスが失踪した。
当時、警察は近くの崖に靴が揃えられていたことから
投身自殺だと断定するも、結局遺体は上がってこなかった。
それから22年、元映画監督であり
フリオの親友でもあったミゲルは
かつての人気俳優失踪事件の謎を追うTV番組から
証言者として出演依頼を受ける。
取材協力するミゲルだったが次第に
フリオと過ごした青春時代を、
そして自らの半生を追想していく。
そして番組終了後、一通の思わぬ情報が寄せられた。
「海辺の施設でフリオによく似た男を知っている」——
ヒューマン・ミステリー
<高橋裕之のシネマ感>
1947年 秋 パリ郊外
”悲しみの王”から
人探しを頼まれるところから始まる。
ジュディス14歳は王の娘を
探すことを頼まれるところから始まる。
上海へ・・・
↑
これが映画『別れのまなざし』?
2012年 秋 マドリード
元映画監督のミゲルが
俳優フリオ・アレナスを
探すことになるのですが~
ミステリーっぽく。
「未解決事件」の
番組に出演するミゲル。
映画撮影時の話が語られる。
この辺のやりとりも面白く重要である。
番組の収録は終わる。
映画愛を感じるシーンが続く。
撮影仲間に会っていく。
1967年の二人の思い出写真。
フリオ・アレナスの
行方を探るのだが
映画『別れのまなざし』についても
色々語られる。
何か今の日本の
芸能界の問題にも
似てる部分があるように思った。
映像は、さすがに美しい。
1時間半経過したところで
収録出演した番組が放送される。
そして
「フリオによく似た男を知っている」
という者が現れて、いよいよ~
ここから先は劇場で!
作品中の好きな台詞。
「どう老いていくかが問題だ」
2時間49分と長編だが
淡々と引き込まれる。
ラスト20分好きです!
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