© 2024 福本伸行・かわぐちかいじ/講談社/
『告白 コンフェッション』製作委員会
5月31日(金)
全国ロードショー公開
山下敦弘監督作
生田斗真✕ヤン・イクチュン
W 主演
映画「告白 コンフェッション」
<あらすじ>
大学山岳部時代から親友同士の浅井とジヨンは、
16年前の登山合宿中に姿を消し事故死とされた
同級生の西田さゆりへの慰霊登山中に
猛吹雪により遭難する。
脚に大怪我を負ったジヨンは死を確信し、
「さゆりは俺が殺した」と浅井に告白する。
長きに渡り背負ってきた
重い十字架を降ろして死ねる。
が、その直後、吹雪の先に山小屋が出現。
「助かるぞ!」歓喜の声を上げる浅井。
無言のジヨン。
そして、二人きりの山小屋。
薄暗い山小屋の中、明け方まで救助隊が来るのを
待つ二人だったが、
浅井はジヨンの態度がどこかおかしいことに気づく。
「あいつはきっと。あの告白を公開している」
浅井の心に疑念が生まれる―。
異様で“気まずい”空気が流れる山小屋内。
そして、ジヨンの行動は常軌を逸し始め、狂気をはら
んでいく―。やがて一線を越えた親友同士二人の攻防は、
ある真実を浮かび上がらせ、想像の上をいく、
衝撃の朝を迎えることに。
<高橋裕之のシネマ感>
少し中編的
冒頭で「告白」されるが
その後の心理戦が
スリラーでありサスペンスである。
短い時間の中に”謎”が起こる。
”親友”がキーワードのメインだが・・・
息詰まる
山小屋でのワンシチュエーション。
不気味に柱時計が鳴ったりと
息苦しさと寒さが伝わってくる。
寒さなのか?恐怖なのか?
ジヨンの行動がおかしくなるに連れて
観ている方も震えてくる感じがした。
ジョンが弱くなったり強気になったりと
二人の行動が天秤計状態に。
“眼には眼を歯には歯を”
”告白には告白”?
次から次に悪い状況に~
後半に救いの手はあるのか?
と思うぐらいの展開になってくる。
これから先は劇場で。
ホラーではなく
人間の極限のスリラー。
原作が漫画だからね
と言う箇所もありますが
74分、この二人と共にするのを
耐えるのがキツカッタ。
山下敦弘監督にしては
珍しいジャンルに挑戦したなあ~
シネマスコープなのに
狭さの恐怖が襲う。
見事な
生田斗真✕ヤン・イクチュン
の二人芝居、演技合戦。
関西
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