シネマコミュニケーター高橋裕之のシネマ感blog

シネマコミュニケーター称号授与から18周年
感じる×感想×伝道×映画館=シネマ感
尼崎から全国へ映画情報を発信中!

インド映画(ボリウッド) 「ジガルタンダ・ダブルX(エックス)」9月13日(金)ロードショー公開

2024-09-10 00:14:50 | 2024年関西公開作
(C)Stone Bench Films (C)Five Star Creations (C)Invenio Origin
 
インド映画(ボリウッド)
「ジガルタンダ・ダブルX(エックス)」
2023年製作/172分/PG12/インド
配給:SPACEBOX
2024年9月13日 新宿ピカデリーほかにてロードショー
 
 
<あらすじ>
1970 年代前半のマドラス(現在のチェンナイ)。
警察官採用試験に受かったキルバイは、
血を見ると気を失うこともある小心者。
着任を間近に控えたある日、
不可解な殺人事件に巻き込まれ、
自身が牢に繋がれることになる。
彼は、政界に強いコネクションを持つ
悪徳警視ラトナに脅されて、
無罪放免・復職と引き換えにマドゥライ地方の
ギャングの親分シーザーを暗殺することを命じられる。
ラトナは、西ガーツ山脈のコンバイの森に
派遣された特別警察の指揮官で、冷酷非道な男。
その兄のジェヤコディは、
タミル語映画界のトップスターにして、
次期州首相の候補と噂されている。
一方シーザーは、
「ジガルタンダ極悪連合」という組織のトップで、
地元出身の野心的な有力政治家カールメーガムの
手足となって象牙の違法取引から殺人まで、
あらゆる非合法活動を行っている。
シーザーに近づくために、
キルバイはサタジット・レイ門下の映像作家と身分を偽り、
シーザーを主演にした
映画の監督の公募に名乗りを上げる。
クリント・イーストウッドの西部劇が大好きなシーザーは、
キルバイを抜擢しレイ先生と呼ぶようになる。
そこから2人の運命は思いもよらない方向に転がり始め、
西ガーツ山脈を舞台にした森と巨象の
ウエスタンの幕が上がる。
 
 
<高橋裕之のシネマ感>
冒頭から面白いと感じる。
 
シリーズ2作目になるが
前作「ジガルタンダ」とは
ストーリー上の繋がりは薄く、
監督自身が「そのスピリットにおける続編」と
呼んでいる。
 
前作はギャング対映画監督という構図で
本作はギャング抗争と西部劇、
映画界内幕とネイチャードラマとが
一体になっているらしい。
 
それを元に鑑賞。
 
25分(踊るシーン)
 
映画の中の映画業界シーンを
観れるだけでもワクワクする。
 
少し複雑な構図年で
登場人物を把握して
鑑賞しなければならない。が
すぐに理解できる。
 
映画スターと
映画監督を演ずる警察官
ただでは済まない。
 
コメディ要素もあるので
危ない状況であっても
気軽に楽しめる。
 
「夕陽のガンマン」や
クリント・イーストウッドへの
オマージュも多数。
 
映像も綺麗です。
 
現実の世界と
劇中映画の世界が
絡んで複雑だが面白い。
 
作品自体の撮影手法も面白い。
 
57分(踊るシーン)
映画の中の映画遊びも
見逃してはいけない。
 
少し真相が判明し
新たな疑いが出て
「ゴットファーザー」
 
89分インターバル?
 
西ガーツ山脈を舞台にした森と巨象の
ウエスタンの幕が上がる。
 
後半も
現実と映画撮影が交差
感動的なエピソードも。
 
「ブラックパンサー」の本家」?
 
※関西上映劇場※
大阪府 なんばパークスシネマ
大阪府 MOVIX堺
大阪府 イオンシネマシアタス心斎橋
兵庫県 MOVIXあまがさき
兵庫県 kino cinema神戸国際
 
そして塚口サンサン劇場は
10月11日(金)~
同時期「ジガルタンダ」の上映もあり
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする