見てきた

見てきたのは「この世界の片隅に」。
おりしも朝のテレビで紹介されており「この野郎、また人大杉で『君の名は。』みたいに見れないんじゃないだろうな」と思われたため早めに家を出る。
思ったよりはやくついたな、歩いて10分くらいか。丸の内東映に行ってきた。
今まであちこち引っ越してきたが徒歩圏に映画館があるのは初めてだ。
早く着きすぎたせいかまだだれも館内に人がいなかった。売店すらな。
しょうがないので椅子に座って寝てた。

前の上映が終わり中に入り指定された椅子に座る。
まわりを見ると両隣ババア。ｗ
白髪率多し。4割くらい。客のほとんどは俺以上の老人ばかり。まぁ、平日の昼間だし内容から子供はいないだろうが、昔を懐かしんでいるのだろうか・・？
感想は、キネマ旬報で「君の名は。」はかすりもしないベストテンで一位に輝いた素晴らしい映画なんだろうからどれだけすごいんだろう・・と、うがった見方で鑑賞したせいか涙の一粒も出なかった。
つまらないとは言わないが戦争映画なんてこんなものではないだろうか。ネタバレになるだろうから細かいことは書かないが。
ただ広島での戦争なら「はだしのゲン」の方がものすごくインパクトがあるし、戦争の悲しさなら「かわいそうなぞう」の方がやるせない気持ちになる。
不思議に思ったのは玉音放送が終わってすずがキレた事。そんなに戦争に協力的だっただろうか？当時の人たちは敗戦を聞いて怒ったのだろうか？悲しんだのだろうか？戦争がとにかく終わって喜んだのだろうか？
元々漫画の映画化でだいぶはしょったところもあるんだろうけど、この作品と「君の名は。」との間にどれほどの差があったのだろうか。わからない。
余計な事前情報が多すぎたな。

今「クズの本懐」を見てたがアニメだと思っていたが実写だったんだな。先週見るの忘れたので再放送だと思っていたのだが実写で驚いた。
アニメでもあれをテレビでやるんだ、と思ったが実写でやるとはすごいな。来週も見なきゃ。