フロントガラスが跳ね石で傷ついたS2の代車にディーラーさんが用意してくれたのは新型FIT
我が家には先代のFITがあるから、じっくり乗り比べることに…
以前も試乗した時、大きな感動はなかったけれど、現在販売されているコンパクトカーの中では一番だろうと思ったのが本音
とは言え、先代とじっくり比べて見るとどうなのか…
結論から言うと、諸手を挙げて先代より優れると批評した自動車評論家には大きな疑問符を出したいと思うのが嘘偽りない気持ち
これは、価値観の違いがあるから一概に答えは出せないけれど、ファミリーカーとして趣味の自転車を積んだり、荷物を積み込んで走ることを思えば、明らかに新型は疑問符が多い。
先代は愚直なまでに物入れを多く作ってくれて、お客さんの使い勝手を、あうんの呼吸で考えてくれたものが、新型はあまりにもプロダクトアウトの感が強い…
本当に、これで良いのだろうか…
まず、外観からの比較…
ホワイトが新型、ブルーが先代
新型はエッジが効いたラインを出して、プレス加工技術が上がったことが良く分かるデザイン
価値観の違いはあるとしても、デザイナーの自己満足になっていなければ良いけれど…
また、先代で唯一の欠点だった前に出しすぎて交差点で死角を作るAピラーの位置が全く同じなのは如何なものか…Aピラーを細くするなりして対応できなかったのか…
以前読んだ、先代のFITの記事では若手のデザイナーさんが、Aピラーを命がけで前に出したと言うインタビューが記載されていたけれど、命懸けなんていう言葉は気安く使うものではないし、この前過ぎるAピラーでお客さんがどれだけ命懸けの思いをしたか知るべきだろうなあ…
次の比較はダッシュボート
新型には旧型のあった物入れが無くなっている…
肘掛も周りもこの通り…
旧型はオプションの肘掛をつけているけれど、これは非常に快適だった
助手席ドア周りの状況
物入れの形状は新型になって長い物は入れられなくなった
続いてシフトレバー周りの物入れ
旧型のほうが物が入れられるのは確か
運転席前のカップホルダー
新型になって拡大できる機構が付いたけれど、これは後述するエンジンルームの拡大でダッシュパネルを後退させたことによるものかなぁ
リアシート下の素晴らしいアイデアだった車検証入れも新型では廃止…
リアゲートを空けてアクセスするカーゴスペースの脇にあった物入れも廃止…
運転席周りは新型では綺麗になったし、ナビの性能も非常に向上しています
ではリアゲートを空けて自転車を入れてみると…
新型は間口が狭くなった感覚を受けるのはなぜか…
理由は開口部上端の天井が下がってきていること
ここの部分は自転車を入れてみると一目同然
新型は自転車を載せるにも非常に手を煩わせます
エンジンルームに目をやれば…
新型はエンジンルームを広くとっています
新型のエンジンとバルクヘッド間の隙間 クラッシャブルゾーンとして機能する思想か?
結構余裕があります…
これだけエンジンルームの大きさに差があるのは、新形式のハイブリットシステム搭載機種がある関係かもしれないけれど…
で、、新型からはフュエルオープナーが足元に付く事に…腰を屈めて操作するのはチョット難儀…
ワンタッチで開いたほうが使い勝手は良かったのにネ
本音を言えば、自転車も乗るユーティリティ車と考えれば、僕の価値観ではFITは明らかに退化したと思う
物入れに代表される愚直なまでのお客様視点はコストダウンの藻屑と消えたのか…
以前試乗した現行のハイブリット車もWebCGで燃費を酷評されていたけれど、何でアコードのように大きなモーターを積んでモーター駆動をより前面に出さなかったのかも大きな疑問…アクアは頻繁にモーター駆動に切替るからね…
また、先日、ゲームニクスの講演を聞いたからかもしれないけれど、車から「おもてなし」の心を忘れた技術屋のエゴと妥協を感じてしまったのも事実
いずれにせよ、先代を纏めたプロジェクトリーダーの優秀さを思い知ったし、日本車は商品を開発する時に京都の寺などに篭って、文化から見つめ直した企画をする事で、国際的に異彩を放った商品開発をしなければならないと確信することしきりだ…
批評は書いたけれど、買換えを行わなければならない状況で、現行のコンパクトカーの中からの新車選択ならば、新型FITかな。
車からの「もてなし」という意味でのデザイン思想は希薄になった感はあるけれど、機械としての進化はあるし、自転車も積めない事は無い。アイドルストップも燃費には貢献するだろう。
確かに良い車です
とは言え、自分は先代のFITで十分だねぇ
我が家には先代のFITがあるから、じっくり乗り比べることに…
以前も試乗した時、大きな感動はなかったけれど、現在販売されているコンパクトカーの中では一番だろうと思ったのが本音
とは言え、先代とじっくり比べて見るとどうなのか…
結論から言うと、諸手を挙げて先代より優れると批評した自動車評論家には大きな疑問符を出したいと思うのが嘘偽りない気持ち
これは、価値観の違いがあるから一概に答えは出せないけれど、ファミリーカーとして趣味の自転車を積んだり、荷物を積み込んで走ることを思えば、明らかに新型は疑問符が多い。
先代は愚直なまでに物入れを多く作ってくれて、お客さんの使い勝手を、あうんの呼吸で考えてくれたものが、新型はあまりにもプロダクトアウトの感が強い…
本当に、これで良いのだろうか…
まず、外観からの比較…
ホワイトが新型、ブルーが先代
新型はエッジが効いたラインを出して、プレス加工技術が上がったことが良く分かるデザイン
価値観の違いはあるとしても、デザイナーの自己満足になっていなければ良いけれど…
また、先代で唯一の欠点だった前に出しすぎて交差点で死角を作るAピラーの位置が全く同じなのは如何なものか…Aピラーを細くするなりして対応できなかったのか…
以前読んだ、先代のFITの記事では若手のデザイナーさんが、Aピラーを命がけで前に出したと言うインタビューが記載されていたけれど、命懸けなんていう言葉は気安く使うものではないし、この前過ぎるAピラーでお客さんがどれだけ命懸けの思いをしたか知るべきだろうなあ…
次の比較はダッシュボート
新型には旧型のあった物入れが無くなっている…
肘掛も周りもこの通り…
旧型はオプションの肘掛をつけているけれど、これは非常に快適だった
助手席ドア周りの状況
物入れの形状は新型になって長い物は入れられなくなった
続いてシフトレバー周りの物入れ
旧型のほうが物が入れられるのは確か
運転席前のカップホルダー
新型になって拡大できる機構が付いたけれど、これは後述するエンジンルームの拡大でダッシュパネルを後退させたことによるものかなぁ
リアシート下の素晴らしいアイデアだった車検証入れも新型では廃止…
リアゲートを空けてアクセスするカーゴスペースの脇にあった物入れも廃止…
運転席周りは新型では綺麗になったし、ナビの性能も非常に向上しています
ではリアゲートを空けて自転車を入れてみると…
新型は間口が狭くなった感覚を受けるのはなぜか…
理由は開口部上端の天井が下がってきていること
ここの部分は自転車を入れてみると一目同然
新型は自転車を載せるにも非常に手を煩わせます
エンジンルームに目をやれば…
新型はエンジンルームを広くとっています
新型のエンジンとバルクヘッド間の隙間 クラッシャブルゾーンとして機能する思想か?
結構余裕があります…
これだけエンジンルームの大きさに差があるのは、新形式のハイブリットシステム搭載機種がある関係かもしれないけれど…
で、、新型からはフュエルオープナーが足元に付く事に…腰を屈めて操作するのはチョット難儀…
ワンタッチで開いたほうが使い勝手は良かったのにネ
本音を言えば、自転車も乗るユーティリティ車と考えれば、僕の価値観ではFITは明らかに退化したと思う
物入れに代表される愚直なまでのお客様視点はコストダウンの藻屑と消えたのか…
以前試乗した現行のハイブリット車もWebCGで燃費を酷評されていたけれど、何でアコードのように大きなモーターを積んでモーター駆動をより前面に出さなかったのかも大きな疑問…アクアは頻繁にモーター駆動に切替るからね…
また、先日、ゲームニクスの講演を聞いたからかもしれないけれど、車から「おもてなし」の心を忘れた技術屋のエゴと妥協を感じてしまったのも事実
いずれにせよ、先代を纏めたプロジェクトリーダーの優秀さを思い知ったし、日本車は商品を開発する時に京都の寺などに篭って、文化から見つめ直した企画をする事で、国際的に異彩を放った商品開発をしなければならないと確信することしきりだ…
批評は書いたけれど、買換えを行わなければならない状況で、現行のコンパクトカーの中からの新車選択ならば、新型FITかな。
車からの「もてなし」という意味でのデザイン思想は希薄になった感はあるけれど、機械としての進化はあるし、自転車も積めない事は無い。アイドルストップも燃費には貢献するだろう。
確かに良い車です
とは言え、自分は先代のFITで十分だねぇ