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渡辺美里さんfanブログ。

■2000/10/28(土)Zepp Tokyo ライブレポ

2011-01-23 21:25:44 | ライブ 1996-2000
■はい。過去記事集中UP企画、早速1本目。
2000年に行われたZeppツアー最終日のライブレポです。
このZeppツアーは大阪2days、福岡1day、東京3daysの計6公演。
福岡以外の5公演に参加したので探せばセットリストくらいは出てくると思うのですが・・・
とりあえず最終日の比較的詳細なレポを。

このとき、まだサイトは開設していませんでしたが
お友達の美里サイトで告知させていただきご希望の方にメールでライブレポをお届け、
という半分アナログ的なことをやってみたのがコレです。

あらためて読みつつセットリストを確認すると・・・
かなり尖ったライブだったんだなあ・・・と。
後から知ったことですが、この頃はレコード会社と美里の関係もギクシャクして
思うようにモノづくりもできない、みたいなひどい状況にあったようなので
それも関係していたのかもしれませんね。
この時の私ははそんなこととはつゆ知らず、単純に「カッコイイ~~ !! 」と思い
ライブレポの中でも「カッコイイ」を連発してますが。
「死んでるみたいに生きたくない」や「SHOUT」や「I WILL BE ALRIGHT」や、
そういった曲たちの中で美里はもがいていたのかも。

長文ですが、良かったらどうぞ。







● misato うたの木 2000 "fragile"
10/28(土) Zepp Tokyo
セットリスト&ライブレポート


[開演前]
通常のコンサートホールより狭いステージ。
中央には、中に人が入れそうな大きなボックス。
そのボックスやモニター、その他いろいろな機材には
新聞紙の貼り付けられた黒い布がかけらていて、
ステージ左右にはひとつずつ茶色のギター・ケース。
シンプルだけれどどこか不思議な雰囲気。

 
[オープニング]
18:00少し過ぎ、会場には開演を告げるThe Doors の「Break On Through(To The Other Side)」。
曲のエンディングとともに客電が消え、打ち込みによるビートが鳴りはじめました。
スタッフによって布が取り払われた中央のボックスは、
表面に白い紙状のものが張られており、それがスクリーン代わりに。
サイケデリックな照明と"fragile"の文字がめまぐるしく映し出されます。
ビートにのって美里の「fragile 」という声と(これも打ち込み)、
♪chu chu ... / ♪誰もがいくつも・・・ という、
「It's Tough 」の印象的なフレーズのリフレイン。
そしてスクリーン(ボックス)には右手を上げた美里のシルエットが。
何度かポーズを変えては浮かび上がるそのシルエットにオーディエンスは大歓声。
と、全く突然に、そのボックスをバリバリッと突き破り美里がステージ上へ !!
予想もしなかったカッコよすぎるオープニング。

これまでにも西武球場のスタンドのてっぺんに登場したり、
横浜アリーナのセンター席に突然現れたりと、
趣向を凝らしたオープニングはたくさんあったけれど、
今回ほど腰が抜けそうなほどの(笑)かっこいいオープニングはなかったです。
* こういう劇画チックな登場が似合うアーティストは
美里以外にはなかなか思い浮かびません(笑)。 
 
01. It's Tough
飛び出してきて、そのまますぐ歌に入る美里。
* 衣装は赤茶の皮ジャケットにお揃いのタイト・スカート、
黒のロングブーツ、サングラスもかけている。
ステージ上にバンドの姿はなく、バックは打ち込みによるビートのみ。
ワンコーラスめの
♪君の夜が明けるまでに / 鍵を探している / I'm looking for love
のあたりでステージ左からエレクトリック・ギターをジャーン!! とかき鳴らし、藤井くん登場。
ビートとギター、美里のヴォーカルのみの、
きっとこれまで演奏された中で最高にクールな「It's Tough 」。

02. とびだせ青春
ベースの有賀くん、ドラムスの松永さんが加わり、3ピースでの「とびだせ青春」。
2曲目で会場はすでにヒート・アップ。
美里も普通のコンサート・ホールの2曲目では考えられないくらい
ステージぎりぎりのところまで出てきて歌ってくれました。
♪ウー・ラカ・ラカ・・・というリフレインでの
あんなに激しい美里は久しぶり(笑)。

03. あなたのすきな歌
バンドは3ピースのままこの曲へ突入。
(もしも私の記憶違いで、3人以外にメンバーがいたのだとしたらごめんなさい。
でも確か3人だったと思います・・・)
夏の西武ドーム・ライブでの
ストリングスが入ったスケール感のある演奏も素晴らしかったけれど、
いろいろなものを削ぎ落とした、よりロックな今回のアレンジも素晴らしい。
最後の♪ラララ・・・の大合唱で波のように揺れる客席。
 
[MC]
まずは「こんばんはー ! ようこそー ! 」
「今夜はこんなにたくさん集まって来てくれてどうもありがとう。
心から感謝します」というお馴染みのあいさつ。
 
「渡辺美里ライブ、王手かかってます!」 
「20世紀最後のライブ、バシッと決めたいと思います。
・・・別に今まで決めてなかったわけじゃなくて(笑)精一杯努めさせて頂いたんですが」

「東京ということで」、その日の最初のゲストは新日本フィルの方々。
バイオリン(&新日本フィルのコンサート・マスター)のチェさん、
同じくバイオリンがもうお2人。そしてチェロの方が1人のカルテット。
今年のはじめに新日本フィルの演奏会に出演したときの話題に触れ、
「自分のコンサートなら『何とか落とし前つけたる ! 』って思ってやれるけれど(笑)」
その時は心臓が飛び出るくらい緊張した、なんていうことも言ってました。
  
04. こぶし
バンドのメンバーは全員ハケて、
新日本フィルのカルテット+有太くんのピアノ、という構成。
生の楽器をバックに歌われるこの曲は、とってもあったかい。
美里は少し泣いていたようでした。そのせいか途中で歌詞を間違えてしまい、
「きっと咲くよ」というフレーズを2回言うことになっちゃったのがちょっぴり残念。

[MC]
「こぶし」を歌い終わり後ろへ下がって水を飲む。
いつもはペットボトルの水をそのまま飲んでいるけれど、
この日は新日本フィルのメンバーと一緒ということで水を飲むのもマグカップ(笑)。
* "fragile"グッズのマグカップのようでした。
そして、嬉しそうに何かを手に持って再び前へ。
それは12月リリースの『うたの木Gift』のCDと、『うたの木Welcome』のDVD。
ジャケットの見本が刷り上ったとのことで私達に見せてくれました。
* というよりちょっとでも早く「誰かに」見せたかったらしい(笑)。
今そのジャケットは枕もとにおいて寝ているそうです(笑)。

05. 素顔
「3本の指に入るくらい、・・・もしかしたら2本の指に入るくらい大好きな曲を歌います」
そんな曲紹介のあとに歌われたのは「素顔」。
「こぶし」に続いてこの曲も有太くんと新日本フィルのカルテット、
そこに拓夫くんのサックスも加わりました。
 
[MC]
また少し長めのMC。
* ちょっと(かなり?)毒舌入ってました(笑) !
 
まず、コンサート・マスターのチェさんに
「オーケストラで90人もいると、中には気の合わない人もいるんじゃないですか?」
なんてとんでもない質問(笑)。
更に「新日本フィルのメンバーは素晴らしい」ということを言いたかっただけなのだと思うけれど、
昨年の「うたの木」で他の地方のオーケストラとも共演したことに触れ、
「同じ楽器を弾く人が何人かいると、中にはたま~に弾いてない、
あるいは弾けないんじゃないかと思うような人もいた」など、
かなりスゴイ発言もしていました。
見ていてこれほど冷や汗をかいたMCも久しぶり(笑)。
* 美里さーん、コトバには注意しましょう(苦笑)。
  
06. さえない20代
有太くんと新日本フィルのカルテットがステージを降り、
ホーン・セクションの荒木さん、拓夫くん、竹野くん、
そしてドラムの松永さんがタンバリンを持って登場。
小編成での「さえない20代」。
これだけの編成でもオリジナルと雰囲気があまり変わらない、というのが不思議。
シンプルな分、この曲の持つメロディのゴキゲンさと、
歌詞のせつなさの両方がオリジナル以上に伝わってきたような気さえします。

* ちなみに大阪では詞の中の「渋谷」という部分が「難波」や「梅田」なったり、
「鎌倉」の部分は「須磨海岸」や「南港」になったりしていました。
(東京は1日目のみ「渋谷」が「お台場」に)
 
[MC]
Zepp Tokyoのあるお台場のあたりはずいぶんと色々なお店が立ち並んで変わったよね、
なんて話をしたあと、「まだ観覧車も何もないころデートに来ました」と一言。
オーディエンスがひやかすと、すかさず「言ってみただけです」(笑)。
 
「次の曲はこういう感じで(両手をゆらゆらさせて)たゆたうように聴いてください」と言うと、
素直な美里ファンはそれを真似しましたが、美里はそれを見てまた一言。
「ヘンな図(笑)」。
この日の美里はやっぱりハイ・テンション?(笑)

07. 十六夜の月
直前のMCとは打って変わってしっとりと「十六夜の月」。
ここでホーン以外のバンドのメンバーが(たぶん)はじめてステージ上に顔を揃えました。
* もし間違っていたらごめんなさい。
この曲の「危うい感じ」が今の美里にとても合っている気がします。

08. もっと遠くへ・・・
拓夫くんのフルートが加わり、オリジナルとは全く違うラテン調のアレンジ。
CDを聴いていたときには、(プロモーション・ビデオの影響もありますが)
青っぽい、「静かな激しさ」というイメージ でしたが、
今回のライブではオレンジ色のライトと新しいアレンジによって
「情熱的」なイメージに変わりました。
 
09. ジャングル チャイルド
この曲もまた、新しいアレンジ。よりシンプルになったかな、という印象。
歌い方も、言葉ではうまく説明できないのですが、
前とは少し変わっていました。
(テレビでオンエアされたとしたらそのあたりもチェックしてみてください ! ) 

10. SHOUT[ココロの花びら]
ジャケットを脱ぎ捨て、かなり胸元の開いているラメラメのタンクトップに黒い薄手のブラウス。
ちょっとドキドキ(笑)。
目は据わって、ギターの藤井くんとの絡みもカッコイイ !
この曲は更に「シンプルに」「ロックに」なっていました。

11. I WILL BE ALRIGHT
ライブ前半のクライマックス。
厳かな雰囲気のイントロと、
暗闇の中ピンスポットに照らされて歌う美里の姿に背筋が伸びる気持ち。
曲が終わり、照明が消えた中でも客席に向かって深々とおじぎをする美里の姿が印象的でした。  

[Interlude]
美里が衣装チェンジをしている間、 
バンドのみで4~5分のインストゥルメンタル・ナンバーを演奏。
みんな、あまりきちんと聴いていないのが少し残念。
 
12. Lovers Universe
シンセサイザーの音とともに、
照明(通常ライブなどで使われている結構重そうなライトです)を小脇に抱え、
美里がステージ左から再び登場。
(コードをズルズルと引きずっているのがちょっと面白かった(笑))
* 衣装は、表面に刺繍か何かがほどこされている黒っぽいジャケット、黒のパンツ。 
イントロのギターが鳴り始めると同時にそのライトから黄色の光が放たれ、
オーディエンスを照らす照らす(笑)。
オープニングの登場の仕方だけでもノック・アウトなのに、
後半の登場もこれでは盛り上がらないはずがないでしょう(笑) !
そのライトは右のウエストの辺りにキープされていてぐるんぐるん動かす。
美里の動きもセクシー。
曲のエンディングでは体をグッと反らせて、
その体勢のままバンドの音に合わせてたゆたっているような格好で、
改めて美里の体の柔らかさとバネの強さにもビックリしました。
   
13. 死んでるみたいに生きたくない
♪誰もさわらないで・・・ という歌いだしで大歓声。
コアなファンが今回のツアーでおそらくいちばん熱狂した曲のひとつ。
一点を見つめて歌う美里の気迫もものすごかった。
1コーラスめはスタンド・マイクで、
2コーラスめに入るあたりでマイク・スタンドを倒し、ハンド・マイクでシャウト。
最近では初期のこういったティーンエイジ・ソングはあまり歌われることはなかったし、
もし歌ったとしても違和感を感じるかもしれない、と思っていました。
けれども今回ライブで聴いて思ったのは「今の美里」が歌うことによって
よりリアリティを感じられるし、聴いている私達も年月を重ねた分だけ
心の深いところに入ってくる、そんな気がします。
「みんな出口さがしてる」・・・そう、誰だってそうだと思う。
 
14. NEWS
今回のツアーはマニアックな曲が目白押し。
「NEWS 」もBaby Faith Tour 以来ひさびさの復活です。
確か10/21の東京・初日までは歌詞はオリジナルのまま歌われていましたが
22日、28日はかなり変更あり。
「オフィス中の・・・」は「日本中の・・・」に変更。
「チャートとキャリアの・・・」は「カリスマだらけの今のミュージック・シーン」に。
「都会の子供が・・・」の部分は
22日は「あのコもこのコもスターになれるチャンス待ってる~」、
28日は「あのコもこのコもスターになれる地図を持ってる~(「待ってる」だったかも・・・)」
更に28日のみ、
「アスレチック/エアロビクス/英会話/スイミングスクール/テニススクール」の部分に
「罪悪感/正義感/劣等感・・・」などの言葉を当てはめ(全部は覚えきれなかった(涙))
「It's so healthy 」の部分は「記憶にございません!」。
く~っ、カッコよすぎるっ。
こういう尖がった美里を見ると痛快な気分になるし、
思わずニヤリとしてしまいます(笑)。これぞ、ライブ。

15. ブランニュー ヘブン
(確かこの曲だったと思うけれど)イントロの部分で嬉しそうな顔で、
クルクルッと2回転くらいしていたのが印象に残ってます。
ジャケットを脱いで紫色っぽいブラウスになったのもこの曲だったでしょうか ?
BIG WAVE TOUR 以来、ほとんどメニューから外されることなく歌われ続けてきた曲ですが、
ライブ・ハウスで聴くとより一層みんなの体温が上がる気がします(笑)。
   
16. 虹をみたかい
この曲も久しぶり ! ライブで披露されるのは5年ぶりくらいだけれど、
♪仕事ばっかじゃイヤイヤ ! のところでの掛け合い(?)はばっちり。
♪くしゃくしゃヘアスタイル♪と歌うときに髪をくしゃくしゃっとする仕草も変わらず。
エンディングのシャウトまで聴き逃せないカッコよさ。

17. 恋するパンクス
冒頭に「19才の秘かな欲望」ライブ・ヴァージョンのイントロのみを演奏。
そのまま「恋するパンクス」へ。
美里はペットボトルの水を口に含み、客席へ思いっきり吹きかけたり(笑)。
途中、藤井くんのギター・ソロが終わったあたりで何と、
スーパー・ギタリスト佐橋佳幸登場 !!
熱くなっていた会場の盛り上がりはもうピーク(笑)。
久しぶり、ということもあって
譜面を見つつ弾いている佐橋くんの姿を美里はとても嬉しそうに見て、
そして抱きついていました。その姿はとても感動的。

最近の「恋パン」ではメドレーっぽく他の曲が挟みこまれるのが定番となっていますが、
この日は(これも定番になりつつある)「真っ赤な太陽」が歌われました。
* ちなみに大阪は「雨の御堂筋」「大阪ラプソディ」(だったと思う)
東京は1日目が「恋のバカンス」、2日目は「真っ赤な太陽」でした。
美里にはこういう70~80年代前半の歌謡曲をもっと歌ってほしい~。
こういう曲を歌うときの美里の
毒っ気のある、そしてちょっと艶っぽいヴォーカルは絶品だと思うんです。

ステージ上では佐橋くん、オグちゃん、藤井くんの3人のギター・バトルに加え
ホーンの3人も大暴れ(笑)。
美里も ♪口もおぉーきく なるのさぁ ♪ のところで
口の中に手を入れたり、もうキレまくり(笑)。
ものすごい興奮度のままエンディング。
嵐のようにメンバーと美里はステージを降りていきました。
  

++アンコール++

ミサトコールに呼び戻されて、再び美里がステージへ。
* この辺りになると私の記憶も曖昧になってきますが(笑)
衣装は確か・・・豹柄のキャミソールに薄手のピンクのブラウス、黒いパンツ。

[MC]
「今日はたくさんたくさん集まってきてくれて、
熱い声援を送り続けてくれてどうもありがとう。心から感謝します」
「みんなは思い切り楽しんでくれていると思うけど、
私のライブは演奏する方はものすごい大変なんですよ(笑)」と
いつも以上に丁寧にメンバーを紹介。

「ずっと「本物」をやりたいと思ってました。フェイクじゃなくて。
直球勝負でもいいんだよ、豪速球を持ってれば。
時々肩を・・・私の場合は喉だけれど、喉を壊したり、病気もしたけれども、
ずっと真っ直ぐな心と身体で歌ってこれたことを嬉しく思います」
「これからもいい歌をいっぱい作るので
みんなも本物を見抜く力を無くさずに21世紀を一緒に迎えてください」
 
01. 荒ぶる胸のシンバル鳴らせ
とても美里らしい、イタミを抱えながらも希望を感じさせてくれる曲。
♪TAKE A CHANCE♪ と歌いながら伸ばした美里の指先に光が見えたような、
そんな気がしました。
    
02. My Revolution
「ワン、トゥ、ワン、トゥ、スリー、フォー ! 」というカウントで始まったのは
「My Revolution 」。
会場中に笑顔と歌声。
美里もステージを左右に動き回り、
とても嬉しそうにみんなの歌声に耳を傾けてくれていました。

[MC]
「来年はスタジアム、どうしようかなぁ・・・」という美里に
オーディエンスからは「やってー ! 」という大歓声。
「まだ何も考えてないんだけど・・・」と美里は苦笑い。
「だけどスタジアムはここの何倍も大きいんだから、
みんな友達100人くらい連れてきてくれる !? 」
「でも、15年ずっとやってきて、21世紀もまた一歩踏み出したい気もするね」

そしてもう一度佐橋くんを紹介。
「デビューしてから10年近くの間、もっとも長く時間を過ごした男性です。
・・・って言うとみんなものすごいイメージを膨らますと思うんだけど(笑)
あの頃はずっとスタジオにいて、ツアーもやって
そうやって一年中いっしょに音楽を作ってました」

美里:「佐橋くんが戻ってきたからこの曲だー ! 」
観客:(それぞれ思い浮かべた曲は違うと思うけれど(笑))大歓声。
* 私は「HAPPY TOGETHER 」か !? と思いましたが(笑)。
美里:「・・・って言っても新曲です」
観客:一瞬沈黙・・・。
美里:「みんな、え~って、ダウンしましたね・・・(笑)。新曲歌いまーす !! 」
  
      
03. Gift
佐橋くんもCDの中でギターを弾いてくれている、という新曲「Gift」。
「テレくさいくらい「私」っていう感じの歌」と美里が言う通り、
登場人物の女の子は美里そのもの。
それもそのはず、作詞は千里さんとのこと。
不器用な男の子がひたむきな女の子を見つめている、そんな優しげな曲。
* この曲は12月リリースのライブ・アルバムに収録されるそうです。

04. GROWIN' UP
ラストは「GROWIN' UP」で大盛り上がり !
アレンジは西武ライブとほぼ同じだったように思います。
後半「サンバ・デ・ジャネイロ」へと流れていったところで
ダンサーズとしてたくさんのスタッフもステージ上に登場。
その中には「新・真夜中の王国」で美里と一緒に司会をつとめているV6イノッチの姿も。
彼は見に来ていたところを突然呼ばれたらしく、
美里の横で振り付けを確認しながら一生懸命踊っていました(笑)。

[MC]
もう一度メンバーを紹介。
ステージのそでに下がったイノッチももう一度呼び戻し、
ほんの少しだけV6の「WAになっておどろう」(←表記に自信ありません)を2人で歌ってくれました。
最後にメンバー全員で一列に並び、美里の「せーの、礼っ! 」という掛け声で観客に挨拶。
メンバーはステージを降りていったけれど、
美里はまだ去りがたい、といった感じでマイクを握ったまま。
オーディエンスからは鳴り止まない拍手とミサト・コール。

「私達の日本シリーズは延長戦に突入です ! 」と美里。
バイオリンのチェさんとピアノの有太くんが再び登場。


++モア・アンコール++ 

01. サンキュ
ピアノとバイオリンによる「サンキュ」。
♪大切と思う人が / こんなにも / 私にはいることを / おおきな声で伝えたい♪
私達オーディエンスに向かって、
涙ぐみながら手を広げてそう歌ってくれる美里を見たときに、
私のココロはぎゅっとなってしまいました。 
私は今回割合前の方でライブを見ることができましたが、
きっと会場のうしろの方で聴いていた人たちにも、美里の気持ちは届いていたと思います。

[MC]
チェさん以外の新日本フィルのメンバーも登場し、有太くんと美里の6人で挨拶。
「来年もマイペースで突っ走りたいたいと思ってます。みんなも一緒に走ってください」
「21世紀もライブするので、また会いましょう。
外はかなり寒くなってきていると思うけど、みんなカゼ引かないように。バイバイ ! 」
いつもの、美里らしいあったかい言葉はとても嬉しかった。

確か東京の初日に「スタジアムの私も、フルオーケストラで歌う私も、
今日みたいにガンガン歌っている私も、みんな私」と言っていたと思うけれど、
そうなんです。
一見、バラバラのようだけれど、そこにはいつも真っ直ぐに美里の「うた」がある。
私はとにかく「圧倒的な美里のうた」が聴きたいんです。
また来年、どんなカタチになるのかは分からないけれど
「しなやかに強く」歌う美里にたくさん会いたい。



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6 コメント

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Unknown (わるどん)
2011-01-25 07:53:39
こんにちわ。

このライブは、私の中では3本指に入る大好きなライブです。ロックテイスト満載の素晴らしいライブ。。。

そして、Makiさんのライブレポを頂いたのですが、そのライブレポが入ったパソコンが壊れてしまったので、ずっと読めずじまいだったのです。

だからこうしてライブレポを読めることを嬉しく思いますし、改めて読むと熱いライブが思い出されるな、と。素晴らしいライブレポをありがとうございました。

お忙しいでしょうから、お時間のある時にゆっくりでもよいので、他のライブレポもアップしていってくださいね。期待して待ってます!

ではでは~

追伸:
体調次第ですが、アンストッパブルは今週見に行ってきます!
返信する
>わるどんさん、 (Maki)
2011-01-25 23:28:39
こんばんは !
コメントありがとうございます~。
この時のライブは本当に選曲から演出からアレンジから、
全てからロックなライブでしたよね。
(でも「Gift」とか「こぶし」とか、あったかい曲もあるのが
やっぱり美里だなー、と)

しかし・・・半分アナログなメール配信ライブレポを
わるどんさんも受け取ってくださっていたのですねー。
ありがとうございます。
また昔のレポをちょっとずつUPしていきますので
お時間のあるときにぜひ。
ではでは~☆

P.S.
「アンストッパブル」、手に汗にぎってきてください(笑) !!



返信する
Unknown (明日天気になぁれ)
2011-01-27 22:13:54
こんばんは。

懐かしすぎる…。<10年以上経たないと使いたくない言葉。
2000年の日本シリーズは王ダイエーVS長嶋巨人のON対決で、
丁度10月28日が第6戦、巨人が勝って日本一になったのを、
ライブ後に知って喜んだのを覚えています<ライブはどーした(爆)
確か、3daysのうち21日と28日に行ったんですが、
21日は前から3列目(立見)という近距離で見てました。

それが今までで一番近い席だったんですが、
実は今年の元日のライブ、最前列でした。
1週間前まで都合がつかなかったんですが、
何とか都合がつき、当日券を買いに行ったら、
「スピーカ前でもいいですか?」って…断りませんよ(笑)
とりあえず、何度か目が合ったということで(汗)
返信する
Unknown (よたぞう)
2011-01-28 21:31:27
このツアーは22日のみの参加でした。
セットリストはすっかり忘れちゃったけど、
久々にすごく尖ったライブを観たなぁというのは今でも覚えています。

ただ、この頃から初期のような激しいライブでなくなってきたから、
美里のライブを観るたびに不満を覚えて、このライブを思い出してしまい、
2005年ぐらいまではファンを辞めそうなぐらい美里熱が下がっちゃったんですけどね~(汗)。

またライブハウスでのオールスタンディングライブで弾けたいものですね(笑)。
返信する
>明日天さん、 (Maki)
2011-01-30 21:22:19
こんばんは !
いつものことながら・・・そんな前のことをよく覚えてますね~~。
そっか、だからMCで「王手かかってます ! 」とか言ってたんですね・・・。
ライブレポをUPする前に目を通していて、
「?」と思いながらもUPしてしまいました(笑)。
元旦ライブは最前列でしたか~~。
しかも当日券で !
たまに当日券でひとケタ台のチケットが出たというのは聞きますが
最前列も出たりするんですねぇ・・・。
私自身は行きたいライブはほぼ必ず事前にチケット手配しちゃうので
そういうことは起こらないと思います・・・(笑)。
ではでは、また☆
返信する
>よたぞうさん、 (Maki)
2011-01-30 21:22:39
こんばんは !
22日は・・・千ちゃんがゲストの日でしたっけ ???
本当にこのときのライブはかなり尖っていて、
改めてセットリストを見直してビックリしました。
「死んでるみたいに~」とか「NEWS」とか「IT'S TOUGH」とか・・・。
またこんな選曲で、ライブハウスで観たいですね~~ !!
って無理かなあ・・・(涙)。
よたぞうさんが「ファンを辞めそうだった」というあたり
(2002~2004年くらい)のライブレポも順次UPしていきますので
気が向いたときにはチェックしてみてください。
ではでは☆

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