■5月2日(美里デビュー28周年に寄せて)。

■私はあまり
ファン歴、というものには興味がありません。

もちろん、好きなアーティストの作り出す音楽をリアルタイムで聴き、
その時その時、ライブに参加することができれば
ファンとしてはこの上なくシアワセだし、
アーティストにとっても長い時間を共有し続けてくれているファンというのは
有り難い存在だと思います。

けれど、聴き始める、ライブに参加するタイミングは人それぞれで。
1人1人、年齢も住んでる場所も環境も違うわけですから。
初期の頃から聴いて、ライブにも参加して・・・というファンが
「すごい」とか「えらい」なんてことは全然なく。

■失礼ながら、美里の場合 固定の根強いファンはいても、
新たなファンが増えることはほとんど無いだろうなあ・・・
と、前々から思っていました。
でもブログに頂くメッセージやTwitterなんかを見ていると
そんなことはないんだな、と。
メディアへの露出は決して多くはないので
爆発的に新しいファンが増えていく、
なんてことはないでしょうけれど
年齢やそれぞれの状況には関係なく
何かのきっかけで美里の歌を知り、
新たにファンになってくださる方はやはりいるんですよね。

そして、
単純に古株ファンと新しいファンの2極だけではなくて、
たとえば
しばらく美里から離れていたけれどまた戻ってきたよ、という人。
仕事や家庭の事情でなかなかライブには参加できないけれどCDだけは聴いてる、という人。
古くからのファンだけれど、ライブには最近参加し始めた人。
きっとさまざまいるんじゃないかと。

そうやって、ファン歴や美里ファンとしてのスタンスは違ったとしても
「いま」美里の歌を大事に思っている人たちは
みんな同じように今日という日は「美里のデビュー記念日」を
ココロの中でそっとお祝いしているんだろうな。

そんな風に、
「みんなが想いを寄せている」
と考えるだけで何だかとても嬉しいです。

そして何より、
28年間休むことなく歌い続けてくれている美里に
感謝と敬意を。