〈物語〉シリーズ セカンドシーズン 第18話 「鬼物語 しのぶタイム 其ノ貳」 感想

〈物語〉シリーズ セカンドシーズン 第18話 「鬼物語 しのぶタイム 其ノ貳」 感想


今回は忍の過去の話で終わりました。

400年前、吸血鬼のキスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレード(以下、キスショット)は南極にいました。
だけど、南極はキスショットには退屈だったみたいで人が居そうな別の場所にジャンプし、たまたま日本の湖に着水しました。
キスショットが着水した衝撃で湖の水はすべて上空に舞い上がり 日照り続きで干上がった村に水を降らせます。
その光景を村人に見られたキスショットは神として崇められました。
キスショットも最初は居心地が良かったらしく、その村の近くに社を建て居着いてしまいます。

しばらくして、その村のキスショットの噂を知った怪異殺しがやって来ました。
当時の忍は怪異殺しの名前を知らないままで交流しています。
暦は初代怪異殺しと名付けます。

しかし、キスショットが長く居着いたために負のエネルギーが集まったんですけど、その負のエネルギーはいつの間にか消えていて、代わりに村人が次々と神隠しに遇います。
本当に神隠しとは限りません。
キスショットと怪異殺しは村人を捜すのですが結局、見つからず神隠しは人間の仕業だと片付けます。

そして、今度は怪異殺しの家臣が次々と消えました。
消えている人達に共通しているのは信仰ではなく、キスショットを知ってる人達です。

キスショットと怪異殺しは家臣を捜す途中で あの謎の暗闇に遭遇し、キスショットは身体の4/3を呑まれ 怪異殺しはほぼ全身を呑まれました。
ほぼ全身、曖昧な言葉ですが、右手首が残りました。
キスショットは右手首を持って南極まで逃げました。
しかし、謎の暗闇は追っては来なかったみたいです。

南極でキスショットは複雑な感情を抱き怪異殺しの右手首を噛み 最初の眷属をつくります。
最初の眷属は怪異殺しです。
しかし、怪異殺しはキスショットを恨みます。
キスショットと怪異殺しの関係は破綻し、怪異殺しは最後にキスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレードの名を〝キスショット〟と呼び太陽の光で焼身自殺をしました…
それから、キスショットは二度と眷属はつくりませんでした。

今回でたぶん忍の過去の話は終わりでしょうね。
昔の忍はもっと残虐でえげつない吸血鬼と思ったら意外と普通にいい吸血鬼に思えるけど、いや、まあ、吸血鬼キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレードに善悪の概念があるのか？ わからないので 何とも言えませんね。
肝心な暗闇について全くわからないまま今回は忍の過去の話で終わりました。

次回はあの謎の暗闇の正体は明かされるんでしょうか？