市川崑監督の映画「犬神家の一族」の等々力警部役など個性的な脇役として映画や舞台に出演、劇団文学座代表を務める俳優の加藤武（かとう・たけし）さんが７月３１日に死去した。８６歳だった。何回か見かけた事があるが、とても元気な印象がある。
聞くとこによるとスポーツジムの運動の後のサウナで倒れ帰らね人になったそうだ。
ピンピンころりの86歳の死には悲壮感も謎もない死にかたですね。 安らかにお眠り下さい。 合掌
加藤武さんと云えば横溝正史シリーズで東宝映画の「金田一耕助」シリーズだ。
金田一以外のレギュラー登場人物として、加藤武演じる等々力警部。仕草や口癖がすべて共通する同一キャラクターだが、金田一とは毎回初対面の別人という設定になっており、ラスト近くにはさりげない友情が芽生えながらも次作では「君は誰だね。 探偵？ フン」を繰りかえすことになる。「よし、わかった!」というのを口癖とし、ときたま自分の推理に自分で納得してしまうことがあるものの、金田一の推理には敵わないために警部でありながらは金田一の助手的存在である。
横溝正史さんは世田谷区成城に永く住まわれてたから、成城学園前を舞台にした推理小説が多いんだ。
だから円ジョイのよく行く蕎麦屋さんで金田一耕助と等々力警部が推理談義する場面もよくでてくる。
円ジョイは成城でレストランを長くやってたから世田谷一家殺人事件に巻き込まれた事がある。一家が常連だったため… 成城警察にかなり取り調べを受けた。 この事件を警察と自分なりに推理した記録があるが、未だ未解決事件なので推理だけで書くわけにいかないので遺族の承諾を受けフィクション推理小説スタイルで書こうと思います。
横溝正史さんや金田一耕助さんや等々力警部さんなら、どう推理するか？の話しです。
興味ある出版社がありましたら連絡下さい。 礼くんの声が今も聞こえるので風化させたくないのです。
