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66年目のヒロシマ、66年後のフクシマ

2011-08-06 11:25:37 | マスター独り言
広島66回目の原爆の日 鎮魂の祈り
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1698057&media_id=88

祈ろう!そして革めて核廃絶を叫ぼう!

ブログアーカイブを見返していると毎年、ヒロシマ、ナガサキの話題を書いている。

が今年はフクシマの事を書こう

ヒロシマの66年目だが、フクシマ原発の66年目はどうだろう、放射線は、どのぐらい残っているのだろう、被ばくが原因のガン患者はどのぐらいいるのだろう なんて今だ終息もしてないのに考えてしまう。

去年は、「広島に原爆が落ちた日」でなく「広島に原爆を落とした日」とアメリカ側の論理で日記を書いたが、今日は

66ヒロシマでなく

66オクラホマで書いてみよう

アメリカでは、数字の66と言えば 、言わずと知れたルート66(国道66号)を思い出すだろう、大陸を横断する自動車道路である。

映画でも数々のロードムービーが作られたネ

その中で、66号線をマザーロードと言わしめた作品が、ジョンフォード監督の『怒りの葡萄』(The Grapes of Wrath)1940年です。

原作は、これでノーベル文学賞を取ったジョン・スタインベックであるが、実話で、ルート66沿いのオクラホマの果樹園の話から政治告発してるもので、報道のピューリッツァー賞も受賞してる人です。

オクラホマ州出身の小作農民の話であるが、今のような、リーマンショツクような事から始まった、世界大恐慌のなか、大規模な自然災害に見舞われたブドウ園が、土地を奪われ、仕事も誇りも失った農民が続出し、社会問題となっていた。このようなアメリカ政府の無策も背景となっている物語である。

しかし映画では、アメリカ政府が圧力をかけたのか、原作の政治的な面は影を潜め、感動家族ドラマにして20世紀フォックス社の社長が監督の意向に反して「民衆はいつでも生き続けるんだよ・・・」とのセリフを付け加えてしまった。

今の日本の現状と似てないか?

農家、牧畜、漁業は、セシウム被ばく汚染され、国の無策から、土地を奪われ、仕事も誇りも失った人達が、どれほどいることか それをまともに報道しないマスコミ

それどころか、茶化したテロップを作り、間違って流すなど‥怒りより悲しくなる。

東北の牛肉だけでなく新米も食べれなくなるのか?

この分だと、今年の日本酒も厳しい‥

この怒りをどこにぶつければいいのか?

「怒りの葡萄」ならぬ「怒りのセシウム米」なのだ!