
どぉ ~ もぉ ~ !
『 もっ君 』 でぇ ~ す。
パパさんが僕を狙ってまぁ ~ す !
嫌な予感がしまぁ ~ す。
たすけてぇ ~ !!

指がスースーしゅるでしゅ

爪も短くされちゃった !
爪の上の最初の関節が見えるくらいまで刈り込んでいます。
側望したときパッドが見えるぐらいで足先の飾毛の長さを調整しています。
この方がお散歩や日常生活において汚れやゴミを拾いにくく、お手入れが楽になります。
お散歩から帰ってからの四肢のシャンプーがし易く
パッドとパッドの間を常に清潔に保てます。
パッドとパッドの間に生えてくる被毛は、皮脂や汚れで四肢先の被毛が赤く変色したり、
臭いの温床となりやすいので、できるだけ短く処理しておく事をお勧めします。
また、室内、屋外を問わずスリップを防ぐ効果もあると思います。
ただし、指の間のデリケートな皮膚を保護できなくなるので注意してください。
お散歩のコースはできるだけ草むらや角の尖った砂利が多い道などは避けてください。
被毛は意味もなく生えているわけではありません。
柔らかい皮膚 ( 弱い部分 ) を保護するという意味合いも持ち合わせています。
私達の都合で処理しますので処理後のケアには十分に気を配ってください。
ほれっ! 見てみィ ~

爪切りを嫌がる子について
ちぃ君&もっ君も爪切りは嫌いなようですが
我が家では、私が強引に太腿の間で体を固定して切っています
しかし、暴れたり泣きわめいたりはしません。
ましてや噛みついたりなんてとんでもない事 ・・・
我が家に来て暫くしたころから四肢先や、耳、口腔 ( 歯等 )、尻尾 を触るようにしていました。
( ブリーダーさんのご指導のもとに )
ただ意味もなく、気が付いたときに触るようにしておりました。
どこまですれば嫌がるかを見極めながら ・・・
これは、コミュニケーションを取るという意味からも大切ですが
体の一部分を人に触られることに慣れさせるという意味合いも持ちます。
彼等は、体の先端部分を触られることを嫌がります。
いわゆる、急所といわれる部分です。
それは本能的なもの( 身を守る )からきていたり、
解剖学的な身体の特徴からきているものと思われます。
とにかく体のどの部分でも嫌がらずに触らせる様にさせることが大切です。
できるだけリラックスした状態で少しずつ始められる事をお勧めします。
なるべく早い時期から始められることが理想です。
『 今からじゃ ・・・ ? 』 っと思われている貴方 !
まったく無意味なことで終わることはないと思いますよ。
時間をかけてじっくりと取り組むことも
『 命を司る神様 』 から家族に与えられた使命と思ってください。
コツ ?
っと言うのもなんですが ・・・
ギロチン式の爪切りが初心者にも使いやすい安全な道具の一つとしてあげられます。



我が家ではこれを使って少しずつ切っております。
一度に切り落とそうとすると切り過ぎて出血することがあります。
少しずつ角々を落としながら加減して短くしております。
しかし、これでも爪を切り落とすとき爪を押し切るために痛み?圧迫感?を感じるのか
ぴくっと四肢を縮める仕草をして嫌がります。
そこで、精密ニッパー ( プラスチック用 ) の登場です。


一般的なニッパーでも良いと思いますが、たまたま手元にあったので使っております。
これは、歯掛りもよく、切れ味が良いため痛み?圧迫感?を感じさせないようです。
少しずつ角を落とすように爪一本に対して7~8回ほど切り込みます。
一気に2~3回の切り込み回数でも大丈夫ですが ・・・
やはり、大きく切り落とそうとすると数回に一度ぐらいの割合で嫌がります。
切れ味で左右されますので質的には良いものを選ばれることをお勧めします。
精密ニッパーの刃先は、かなり鋭利になっていますので取り扱い、保管にご注意ください。
愛犬の四肢の届かぬ所へ保管してください !
次は耳だと ・・・

ツルツルじゃん !

よ ~ く 聞こえるどォ ~ !!
耳のお手入れについて
ナチュラルイヤーの場合は、その形状から外耳・外耳道ともに蒸れ易く
常に清潔に保ってあげなければなりません
雑菌の繁殖による耳の病気や悪臭の原因となります。
ここで、普段から彼等とどう接してきたかが問われます。
彼等が私達にいかに心を許しその身を任せてくれるか
彼等の身体の中で最もデリケートな部位が耳なのです。
爪切りや、歯磨き、歯垢・歯石取りの比ではないと思われます。
さて、我が家のちぃ君&もっ君はどうかと言いますと ・・・
一応させてはくれますが、やはり耳毛抜きとなると ・・・ やはり ・・・
ママさん

普段のお手入れは、耳洗浄剤やスキンローションで外耳や外字道内の清浄を保ちますが

耳洗浄剤 : ノルバサン オチック ラファンシーズ スキンローション
定期的に外字道内に密生する被毛を
鉗子 ( カンシ )を使って抜き取ってあげなければなりません。
これは、避けては通れないお手入れの一つです。
ご自分でなさるか、人にお願いするか ・・・
できることならば少しずつご家族の手でしてあげることが一番かと思っています。
病気の治療は別として出来る事は自らの手で ・・・
彼等にとって安心して身を任せられる者こそが家族でありたいと思うのですが ・・・
どうでしょうか ?
耳のお手入れについては、断耳している子も、そうでない子も同じです。
普段のこまめな外字道内のクリーニングから耳毛抜きまでちゃんとしてあげましょう。

外耳道内の耳毛を抜いた後は、乾電池式のミニクリッパーを使って外耳の被毛をカットします。
できるだけ静かな物を選びたいものですが
お知り合いで持っておられる方がいらっしゃるならば
実機をご覧になって他のものと比較された上でお手元に置かれる事をお勧めします。
コードレスで軽くて静かな振動音のできるだけ小さなものをお選びください。

ペンシル型のミニクリッパー ( 上 ) 通常のミニクリッパー ( 下 )


歯幅の狭いペンシル型は、外耳道入り口周辺や外耳の襞の内側向けです。
通常のミニクリッパーは、その他の部分をカットする時に
これらのクリッパーがあれば、顔周りやお腹、お尻周り・・・
もちろん四肢のパッド周りのお手入れが比較的安全にできます。
しかし、だからと言って歯先を皮膚に強く当て過ぎたりしないよう細心の注意を払ってください。
それでもまだと言う時は、慎重にハサミを使ってください。
狭く細かいところは先が丸くなったハサミ ( 上 ) が比較的安全でしょう。
その下は、標準的な刈り込み用のハサミです。

どうですか?
少しずつご自分の手で愛犬のお手入れをしてみませんか?
彼等にとって嫌で嫌でしょうがないお手入れも ・・・
終わってみれば ・・・
またいつもの可愛い聞き分けの良い彼等に戻っているでしょう。
貴方々が根気良く、気長に、愛情を持って彼等に接していれば
必ず彼等も答えてくれるものと思います。
焦らずに、気長に、溢れるほどのいつもの愛情をもって ・・・
特別な愛情はいりません、
ごくごく、いつもの愛情を持って ・・・
いつもの愛情を持って ・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
パパしゃ ~ ん !
早くお手入れの道具を片付けてくれないかなぁ ~ ・・・
落ち着かないよ

アレっ ?
by ちぃ君&もっ君のパパ
