Black Oasis制作モルタル小屋

RPGツクールによるフリゲ制作者・フリゲ実況者ナルミが綴る諸々の記。

人を笑わすことが出来るのなら、人を泣かせることはもっと簡単に出来る。

2016年10月20日 | ゲーム制作

ある大物コメディアンの言葉です。
昔、某バラエティ番組でそれを実践してのけた人ゆえ、より言葉に説得力があります。


ギャグ系、ネタ系の作品って、よく「イロモノ」、「一発芸」的な扱いをされて
シリアスな作品に較べて下に見られがちな傾向にある気がします。
(私がそう感じているだけかも知れませんが)


でも、笑いを取ることって、案外難しいと言うか、一定の技量が要ることなんですよね。
シリアス系、正統派な作品は、その範疇のなか真面目に作ればいい。

ギャグ系の作品で、且つプレイヤー様を笑わせることとなるとそうは行かない。
まず、正統派・常識の部分の何処を崩して笑いに変えられるか、
どんなボケを入れて次にどうツッコむか、その言葉とか間合い・テンポが外れていると
大抵滑ってしまいます。
ただただ、意味の分からないことを羅列していればいいって訳でも無いんですよねぇ。
(これは、私も大昔2003で作った馬鹿FANの「2」初版でやらかしました。
 そのリメイク版と馬鹿FAN MVではそこはだいぶ気を付けて作りました)



私はお笑い芸人でも心理学者でも無いので、専門的な部分は流石に分かりません。
ですが、公開中の「見桜デン!」や「馬鹿FAN MV」にパロディネタ、ナンセンステキストをブチ込み、
お陰様で少なからずのご好評を得ております。


こんな私に、今回の記事の表題どおり、人を泣かせられる…否それどころか
人の心を揺り動かせられる作品が作れる技量があるのかは不明ですが、
現在制作中の「Precious Melody」も「THE RID.-Final Mission-」(-1st Mission-も然り)も、
それぞれ「挫折」をキッカケに制作が始まったものですので、
ちゃんと中身のあるストーリーを軸に、ゲームのほうも完成させられたらと思う次第です。


では、本日は最後にお知らせを。

すでにツイッター上では明かしていることなのですが、
上述の「Precious Melody」「THE RID.-Final Mission-」は、それぞれ体験版を配布しておりますが、
表現の強化のため、↓の画像のセーブ・ロード画面に変更をかけております。(使用したRGSS3スクリプトは、「Ateller RGSS」様より)
それゆえに、体験版でのセーブファイルの引き継ぎが出来なくなってしまいました。
誠に申し訳ありませんが、本編が完成し、リリースされお手に取っていただけた際には、
スタートから改めてプレイを進めてくださいませ。本当にすみませんm(__)m







では、本日はこれにて失礼をいたします…☆

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今回の記事はちょっとだけ、ある方のブログの形式を真似ております。

2016年10月13日 | 日記

▼猫の集会▼

健康維持目的で、3交代の夕勤以外の時は、夕飯後に40分ほどウォーキングをしております。
私もいい歳こいて“酒飲み”なもので、大体毎日ハイボールを入れております。
(流石に、夜勤2日目の“明け”は、いい加減やめておこうかなと思い始めてますが(ヽ´ω`))


その、ウォーキングの際愉しみのひとつにしているのが、“猫の集会”に赴くことです。

ツイッターのタイムラインをご覧になった方は大体お察しかと思われますが、
私はほぼ完璧に「猫派」人間でしてw
(犬も決して嫌いでは無いのですが、如何せん幼少期に、あるトラウマを抱えてる身ゆえ…)


集会に集まる猫は概ね“野良”でして、人が与えるエサをゴチになる目的で来ています。
故に、エサを与える主には懐いていますが、それ以外の人間には警戒心が強く、
近寄ると大抵逃げてしまいます。

ところが、通い詰めていると不思議なもので、集まってる猫たちも私の顔をちゃんと憶えてくれているらしいです。
それで、集会に赴いても、多少近づいても「なんだキミか…」ってなそぶりで、
顔をそむけて毛づくろいを始めたり、目を閉じてうつらうつらし始めたり…
少なくとも、その場から逃げ去ることはなくなりました。

危害さえ加えなければ、向こう側もある程度は迎え入れてくれているあたり、
何だか少しだけうれしい感じがしますね。
流石に不用意に近寄りすぎたり、じっと目を見つめたりすると逃げられますし、
警戒心の強い子は端から私の姿を見た途端逃げてしまいますが…。



▼今年リリースしたゲーム▼


まだ10月だと言うのに、今年を振り返るのもどうなんだって話ですが、
何せ、今年はもうツクール作品をリリース出来る目途が立っていないので(苦笑)。


今年、現段階でリリース出来たのは、
・短~中編のSF作品「THE RID.-Final Mission-」体験版(雨と花のゲームセレクト出展)
・全24ステージ+α構成の1画面レトロアクションゲーム「デンとメメのおばけ退治!」(フリゲ展夏出展)
・短編ギャグファンタジーRPG「馬鹿にしてんのか!?FANTASY MV」(ワンマップフェス2出展)

短編2本と、体験版を1本リリース出来ましたね。
まぁ、どれもイベント参戦にかこつけて作ったものですが(笑)。


「THE RID.-Final Mission-」の体験版に関して、制作に至ったエピソードをひとつ。
過去にブログで明かしていますが、元々は単なる“エイプリルフールのネタ”でしたw
所謂「ツクるツクる詐欺」と言う一発ネタですね。これは、私のサイト「Black Oasis」では過去数回行ってきたものです。


…んで、上述の「雨と花のゲームセレクト」と言う緩い企画が立ち上がったのを目にして、
ツイッター上でぼそっと、「体験版でよければ作って提出してもいいかも…」みたいなことを呟いたところ、
主催者のとりあかさんにそのツイートをリツイートされて言質を取られてしまいまして…(笑)。
それに気づいた私は「え!?これって…本当にツクらなアカンやつ!?」
やや戸惑い気味になり……結果、体験版を制作することにしました(´ω`)w

ツクるに当たって、体験版が公開された際にも明かしましたが、
色々なツクール製作品、フリーゲームをプレイしていて、
過去にリリースしてきた自分の作品を鑑みるに、
「自分の作品もまだまだだなぁ…」と自己の未熟さを恥じたものです。

特に、2000からVXAceに乗り換えて以降…「雨と花」以前にリリースした作品と言えば、
2015年のフリゲ展春に参戦するため、半分ネタで制作した習作「見桜デン!」
昨年のワンマップフェスに参戦を決め、過去2ツクール003で制作中エターナった「THE RID.」の
1ミッションを切り出して作った「THE RID.-1st Mission-」
(補足ですが、「-Final Mission-」は、その“完結編”と言うことです)


お世話になっている作者様の作品に較べロクな作品が無い。
1本のゲームと呼べるものがリリース出来ていない。


これじゃアカンやろ…と。
(作品のクオリティに関しては、人それぞれでも評価の仕方も違いますので、一概には言えません。飽くまで、“私のなかで”の話です)


「-Final Mission-」は、兎に角「自分の出来得る限りの演出を注ぎ込もう!」と躍起になり制作しました。
期限が限られていたため、一部妥協したところもあります。現在、本編リリースに向けて、後から思い浮かんだ演出も入れてブラッシュアップを図っております。

リリース後にプレイしていただいた方のうち、その“演出”の面をお褒めくださった方が何名かいらっしゃったのが本当にうれしかったです^^

ただし、リリース出来たとはいえ、結局は体験版なんですよねぇ(´・ω・`)

その後フリゲ展夏の開催、そして“Final”だと言う宣告を受けた際、
「ならば、今度こそ“1本のゲーム”と呼べるものを作って提出しよう!」と意気込んだものです。

しかしながら、現在もですが2つの体験版をリリースし、ストーリーを考え制作している段階で、
提出期限も限られていたため、私の制作スピードを考えても「ストーリーを考えていると間に合わないな…」と踏んで、
なら、設定やストーリーは薄めて、キャラを操作しているだけで成立するゲームを作りましょう…と。

フリゲ展春の時、半分出オチ的に登場させてしまったアカンケモ耳の兄妹デンくんとメメちゃんに再登場願い、
彼らが主役の一本のゲームを作ろうと着手し、フリゲ展夏に提出したのが「デンとメメのおばけ退治!」です。

意識したのは、まだファミコンが発売されるかされないかの時代、「ゲーム黎明期」のレトロゲーム
私は過去、兄から譲り受けたSHARP製の旧いPC「X1-Turbo」で、その頃のゲームをプレイしていた時期がありますゆえ、そのあたりの造詣はそれなりにあります(笑)。

BGM、効果音、グラフィックの選定もその雰囲気を醸すよう配慮したつもりです。
また、ルールをシンプルにすることや、攻撃アイテムに当たる「くすりびん」の所持数は3つまでと言う風に制限をかけること等も
結果、レトロな雰囲気を醸すのに効果があったのかな…と。

制作期間も短縮出来、且つ「VXAceでやっと“1本のゲーム”が制作で来た」と、完成した当時は喜びと言うより安堵の気持ちに浸れました。


さて、フリゲ展夏開催、作品リリースが近づいた際に浮上した「ワンマップフェス2」開催の話。
昨年、私は上述の「THE RID.-1st Mission-」で昨年も参加した身。どうにか今年も参加出来ないかと考えあぐねいておりました。

その時、ツクール最新版のRPGツクールMVを購入・入手済みで、
「どうせ参加するんならMVで作ろうか」と言うことと、新ツールでリリースするのなら、
やはり「1本のゲーム」と呼べる作品を作ろう、と言うところまでは決めていました。

しかし、提出期限は(開催予告から)フリゲ展夏よりも短く、そこから1本ゲームを作るとなるとなかなか厳しい。
だったら、過去作品から設定を拝借し、続編を作れば手間は省ける…。(1st Missionはまさにそれでしたし)
なら、どの作品から…?と、素材を見て回りながら、ゆうひなさんの立ち絵素材を見て、
「これだ!!」と稲妻のように閃いたのが、
私の処女作バカゲーの、10年以上ぶりの続編タイトル「馬鹿にしてんのか!?FANTASY MV」

世界設定はそのバカゲーから借りたものですが、過去作を未プレイの方にも問題なくプレイ出来るよう、
時代背景はそのバカゲーの時代の数百年後としております。
「1枚のマップ」と言う縛りがあるので、王城、森、火山、魔王の城…等々1本のRPGにあるものを極力入れました。
そして、基本おバカな話なのですが、キチンと1本の短編RPG作品には纏まるように配慮しました。

結果、プレイヤーさまの多くにそれを感じ取っていただけて、大変に満足して居る次第です(*´ω`*)。



▼今後に関して▼


さて、まともなゲーム作品がやっとこさ2本リリース出来たということで、
しばらくは、体験版を公開している「Precious Melody」「THE RID.-Final Mission-」
制作に本腰を入れます。特に、前者「Precious Melody」は“これを作りたくてVXAceを買った”と言うほど思い入れがありますので、
この作品の制作に重点を置いて行きたいですね。
ただ、現段階で完成度は約30%と言ったところです。作品の設定・土台は敷けている状態ですが、
今から本気を出しても、私の制作ペースから計算して完成は1~2年先になりそうです(;´∀`)=3
さらに後ろには、「THE RID.-Final Mission-」が控えておりますし、こちらの完成は、はていつになるのやらな状態です(遠い目)。

モチベの続く限りは、制作を続けて行きますので、どうか気長にお待ちくださいませ。


では、本日はこのあたりで。長々とすみません。

最後に蛇足ながら、現在ふりーむ!にUPしている私の作品一覧を載せておきます。お粗末さまm(__)m

ふりーむ!でリリース中の作品(ブランドページ)
http://www.freem.ne.jp/brand/1313
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夏の終わりに…

2016年10月05日 | 日記



フリゲ展夏、無事閉幕とのことで…遅ればせながら、お疲れさまでした。

FINALと銘打たれたことも手伝い、合計で124作品ものフリゲが大集合!
その集合絵を見ると、改めて壮観だなぁ…としみじみ。

我が(?)、「デンとメメのおばけ退治!」のキャラもどこかに紛れ込んでおります。ウォー○ーを探せ!の要領で探してみると楽しいですよ(古!)。



さて、その「デンとメメのおばけ退治」に、たくさんの感想がフリゲ展夏のフォームに寄せられました。ありがたやありがたやm(__)m


閉幕に伴い、他のポータルサイト等への転載もOKとのことで、現在はふりーむ!へ配布を委託しております。
よろしければお手に取ってくださいませ。
(なお、年末にはフリゲ展夏のページからゲームファイルは消えるそうです)


なお…





ワンマップフェス2出展作品、
「馬鹿にしてんのか!?FANTASY MV」も、現在好評配布中です!
(宣伝)
※現在のバージョンは、1.04です。こちらもよろしくよしなに。

あと、実はちゃっかり、「第12回ふりーむ!ゲームコンテスト」にもノミネートしてあります。


ではでは、本日はこの辺りで。宣伝がましくなっちゃってすみませんm(__)m


…最近、仕事で疲れ気味で精神も若干病みがちなナルミでした。。。
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