Black Oasis制作モルタル小屋

RPGツクールによるフリゲ制作者・フリゲ実況者ナルミが綴る諸々の記。

片手片足になりまして……

2021年03月18日 | 日記
まず、長い間放置してしまってすみません。
今回その長い停止状態に陥ったのには、
尋常でない経緯を経たもので、その経緯を掻いつまんで
やや端折った形で説明をしておこうと思います。



発端は昨年9月末のこと……


当時3交代勤務に就いていた僕は、健康診断を受けた結果
“ある数値”が大きく異常を示しており、上司から交代勤務から外れるよう命じられました。


当時、交代勤務の給与面その他に味を占めていた僕は、
心の中はいやいやながら上司の指示で、病院で薬を処方してもらいつつ
平常時間帯の勤務を粛々こなしておりました。


時は10月半ば。
その日は日曜勤務で、自分が出て作業をこなさないと間に合わない仕事を
任されていたため、その仕事をどうにか片付けて帰路につきました。


そしてその晩……
明日もまた仕事だと、ため息交じりでベッドに横になった瞬間……!!



様子がおかしいと起き上がろうとするも、身体の右側が全く言うことを聞かない。
どうあがいて転んでも、起き上がることもままならず
僕は当時の2階の部屋で、母親に助けを乞う羽目になりました。


僕は救急車でかかりつけとは別の病院へ搬送されました。
そこで脳のスキャンをはじめ色々な検査が行われました。
体の自由がおぼつかない僕は、食事を左手で取らざるを得ず
右の口から米粒をこぼしたりと、情けない姿をお披露目しておりました。


その後2つほど病院を移動したのですが、
そこでも脳のスキャンをくりかえし、思うように動かない右手足を揉みほぐし、
歩行や移動の練習・訓練をしたり、時に文章や計算問題を出されたり
左手による字の練習、食器の使いかたを学ぶなどしていました。



どうやら脳出血を起こしていたらしく、
それに伴い右半身が麻痺、加えて軽度の言語障害を患っていたようです。
脳出血の程度もさほど重篤ではなかったため、後のスキャンでも順調に回復、
最近スキャンした写真ではほぼ正常な状態にまで回復しました。
また、言語障害についても2つ目の病院を後にする頃には
日常生活に支障の無いほどになっていました。


しかし、残る右手足の麻痺状態は未だに残ったままで、
多少動くようにはなったものの、全快にはまだほど遠い状態。
3番目にかかった病院の先生曰く、
完全な形で元の状態に戻るのは難しい(=ほぼ無理)とのこと。


不自由になった手足を引きずり、残る入院生活の中で
僕は「もう今までのようには戻れないのか……」と溜息を落とし、
今まで自分の不出来のせいで面倒や迷惑をかけ続けた親や血縁者や同級生・先輩後輩、
これまで職場で知り合った人々に恥じ、詫びました。



それでも……


先に述べた通り、脳の出血は少なくて済み
下手をすれば命を落としていたところを僕はなんとか息をしています。
そして、この場で述べられることで言えば、
片手にはなりましたがまだゲーム制作は出来るわけです。

以前よりペースはさらに鈍足になる上、まだまだ完成への道のりは遠いですが
諦めずに進めれば道は開けると信じ、一歩一歩前へ行きたいと思います。




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こんな風につづって終わると、単に辛気くさいだけの記事になりそうですが、
入院中とても嬉しいことが1つありましたので、
そのことを記したうえで、今日は終わりたいと思います。







「クロネコノリボン」がふりーむ!さんで3,000DLを突破しました!!
(絵は入院前に文字以外仕上げていたものです)



また、現在のDL数がPMを抜いて、僕がふりーむ!に投稿している作品中
一番DLされている作品になりました。ありがとうございます!!



コメント
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