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Biscuits Sec~ビスキュイセック~

ふ~みんのお菓子なスイーツ日記☆

クラフティ

2010年06月13日 | お菓子たち
今の時期、美味しそうなアメリカンチェリーが沢山見られます。今月は、このチェリーを使ったお菓子のメニューが満載☆
「クラフティ」は初心者向きのとっても簡単なお菓子。プリンやカスタードに似ている、卵や生クリームなどが入った生地で、タルト型や陶器のお皿などに流し込んで焼きます。タルト生地の上に流してもいいし、そのまま生地をお皿に流してもOK。材料を混ぜて焼くだけなのに、素朴でとても美味しい

この「クラフティ」は、今は様々な果物を入れて焼いている物が多いけれど、元はフランスのリムーザン地方の郷土菓子で、初夏に収穫されるさくらんぼを敷いて作るのが伝統的なクラフティ。日本で作る場合、国産のさくらんぼよりも、肉厚なアメリカンチェリーの方が合う。


フレッシュなアメリカンチェリーを沢山入れて♪

「クラフティ」は、出来たての熱々を食べても美味しいし、しっかり冷やしてから食べるのも美味しい
そして、このお菓子には、必ずこの道具を使うのです。。。


このペンチの様な物は??



これは、“さくらんぼの種抜き機”窪み部分にさくらんぼを乗せて、ハンドルを握ると突起部分が種を押し出すという仕組み。1粒1粒、地道な作業です。
今では、手に入り易くなったこの“種抜き機”、むかーしは中々手に入らなくて、凄く探してやっと見つけた思い出の品。こんな便利な道具、考えた人って凄いね

母の日ロール

2010年05月03日 | お菓子たち
今度の日曜日は、母の日ですね。で、今週は母の日に向けて特別ロールケーキレッスン☆


母の日へ、気持ちを込めて。。。

シンプルなしっとりビスキュイ生地の中身は、生クリームと苺がたっぷり。
今回は、カーネーションの絞り方を完全にマスターして頂きました。グラデーションの出し方、絞り方は慣れれば意外に簡単。色々な応用も出来ます。ピンク色はフリーズドライの苺、緑色はお抹茶なので、安心してお召し上がり下さいね。皆様、非常によい出来だったので嬉しいです



生クリームで絞るのは、手早さが要求されるのですが、皆様これが出来ていたので、バタークリームもアイシングも完璧に出来ると思いますよ♪

パチュラージュ

2010年04月07日 | お菓子たち
実はあまり、チーズケーキ系が好きではない。でも美味しいチーズが手に入ると、やたらとチーズケーキが作りたくなる。


フランス産クリームチーズ「パチュラージュ」

このクリームチーズは、本当に美味しい。ちょっぴり値段は高めだけれど、よく販売されているメーカーのクリームチーズとは全く味が違う。材料が美味しいと、勿論作ったケーキも美味しい♪


シンプルなチーズケーキを焼いて、フレッシュの苺ソースをたっぷり

時にはこういうアメリカンなケーキも、たまらなく作りたくなる。美味しい苺が有ったので、ソースは山盛りにしちゃった☆
でも、苺の季節もそろそろ終わりかな。そうそう、桜もあっと言う間に咲いて、終わってしまいそう。


日曜日にちょっと通り過ぎた、地元の目黒川近辺。

川と桜のバランスがいいんだよね。桜はとってもキレイだったけど、人が凄かったでも、今住んでいる所の近くにも、桜並木が続くスポットがいっぱい♪


いつもとのお散歩コースの遊歩道には、桜並木が


近くの住宅街にも、とっても素敵な桜並木が有るのです桜って、いいね~。

もう散り始めている桜。この桜吹雪がまたキレイなのだけど、お散歩中、風に待った花びらを興奮して追いかけるが居て困る

今年のチョコ

2010年02月19日 | お菓子たち
先週、大量に作ったチョコレート達。チョコレートの型は沢山有るのに、バレンタインの時期意外、殆ど使わないでも、素敵な型が有ったので今年も1つだけ購入してしまった


珍しく1枚の板で、5種類の形が取れる型


いっぱい出来た~


エレガントな形の5種類

中身はプラリネやカフェ等、それぞれの形のよって変えたので、楽しいチョコレートは温度調節さえ、きちんと出来ていれば意外と簡単に出来る。でも、型からピカピカのチョコレートが出てくるまでは、ちょっぴり不安。型からツルん、と出てくれるとやっぱり嬉しい


白ブタさん、黒ブタさんも、ツルんと出て来てくれてホッ

このの型はシリコンゴム製で、焼成にも使える型。去年購入して、結構お気に入りもっぱら“パート・ド・フリュイ”の型に使っていたけれど、チョコレートで使ったのは初めて。何とか形には出来たけど、シリコンゴムの型はフニャフニャと柔らかいので型にチョコレートを流した後、余分なチョコレートを取るのが意外に難しい。今回はホワイトにはフランボワーズのガナッシュ、ブラックにはパッションフルーツのガナッシュで爽やかな味に仕上げ


転写シートで。

普段はあまり使わない転写シートもバレンタインには、なぜか使いたくなる。転写シートの柄は、チョコレートの原料で有る、カカオ豆の中のカカオバターを色付けした物で作られている。この黄白色のカカオバターは溶かすと、少し黄味掛かった透明色になる。ちまたで売られているカラフルなチョコレートは、このカカオバターに様々な色で着色している。今回使ったパリの建物の柄は、結構渋くてお気に入り。中身はカフェの生チョコ風。


箱に詰めたら。。。あら~、結構いいんじゃない?と、皆さん満足して頂いたご様子で良かった☆


他にはオランジェットや、カカオサブレなどを作り、お茶にしましょ

“オランジェット”は、オレンジの皮をシロップ煮にしてチョコレートでカバーした簡単な物。勿論、手作りのオレンジ煮で作ると格別に美味しいけど、今回は仏・サバトン社の「オレンジラメル」を使用。これも結構美味個人的には、「メゾン・デュ・ショコラ」のオランジェットが好きだけど、かなりいいお値段他には「フラウラ」の“ブンタン”もお気に入り。これはオレンジでは無くて、その名前通り“文旦”が使われている。土佐産の肉厚な文旦を甘く煮てビターなチョコレートをコーティングされていて、とっても美味しい♪

さて今日、フィギュアスケートの高橋くんが見事に銅メダルを受賞されました!本当におめでとうございます今後の女子スケートも、期待が高まります☆
カナダは私の第二の故郷。最近テレビで、景色が映る度にキュンと懐かしくなる。本当にカナダは住み易くて、人も優しい国。すごーく、行きたくなってる今日この頃なのです。。。

チョコっと☆

2010年02月11日 | お菓子たち
今週末は、いよいよバレンタイン。我が家は、連日チョコレートずくしな感じ。。。さて、こんなケーキ作りました♪

  
アメのお花とチョウチョで、ちょっぴりおめかし☆

本当はお花にチョウを止まらせるイメージだったのに、バランス悪っ

  
ショコラのビスキュイに、フランボワーズジャム、フランボワーズのガナッシュにチョコレートソース。

見かけの割には、さっぱりめのケーキさぁ今週末は、たっぷりチョコレートのお菓子を作るぞっ~

12月の・・・

2010年01月03日 | お菓子たち
12月はお菓子づくしの日々で、画像のUPが滞ってました。。。これもお蔵入りだったケーキ画像の一つ。
風月堂・門林先生から習った「ブッシュ・ド・ノエル」


「ブッシュ・ド・ノエル」

この「ブッシュ・ド・ノエル」は、ただ巻いたシンプルな物では無く、非常に凝った構成でした。
まずは、ブッシュ本体を乗せるクッキー生地、パートシュクレを長方形に作り焼成。冷めたらテンパリングしたチョコレートを上掛けしておき、センターにアプリコットジャムを乗せて本体を置く土台にする。
次に本体。外側の生地用にパータデコールを作ってペーニュで木目模様をつけて冷凍しておき、その上にビスキュイジョコンドを流して焼成。そして、別にビスキュイ・ショコラを2枚焼いておく。クリームは、クレーム・オ・ブール。今回は抹茶味。そして切り株のパーツは、ショコラ・ノワールとショコラ・ブランを同時にテンパリングして切り株模様に作っておく。
ルセットを見た時、冷凍や焼成、組み立ても含めて、これ全部を2時間30分で出来るのかと、ドキドキしたけれど。。。何とか出来て、ホッ☆


切り口

複雑だったので、甘過ぎではないのかな?と思ったけれど、これはとっても美味しい~。バランスのいいケーキ。生地も美味しく、抹茶のクレーム・オ・ブールが意外に生地とマッチ。
このパーツをどう組み立てるのか興味深かった。まず、ビスキュイ・ショコラにクレームを塗り、もう1枚の生地も重ねて、再びクレームを塗って巻く。つまりはビスキュイを2枚重ねて巻いている。この上に更にクレームをパレットで塗り、ジョコンド生地を巻きつける。外側の木目模様の生地に、アプリコットジャムを塗って、切り口をカット。それを準備しておいたパートシュクレの土台に乗せて、切り口に作っておいたチョコレートを貼り付けて完成ん~、あっと言う間の2時間30分!

今は華やかなケーキのルセットが溢れているけれど、こういう伝統的なルセットでケーキを作れる方は少ないかも。門林先生はパーツも全て手作りにこだわって、あまり機械にも頼らない。本当の手作りの美味しさ、微妙な混ぜ方なども指導して下さるのは、有り難い事です。
去年は華やかなお菓子よりも、伝統的なお菓子に集中した一年でした。やっぱり基本は大事だと見直して、改めて難しさを実感した年。
さて、今年はどんなお菓子な年になるでしょう~?!

かわいい型♪

2009年12月22日 | お菓子たち
かわいい型を見付けると、何を作ろうかとワクワクしてしまう♪衝動買いに走る、困った病気先月、一目ぼれして購入してしまったのが、この型。


「ノルディックウェア」の新作、かわいいハウス型


裏を見ると、実に細かいフォルムが良く分かる。

さぞかし、焼き上がりは可愛いだろうと、妄想が始まるただ、こういう細かい柄の型は、型の下準備に気を遣う。ケーキを作るより、手間が掛かるかも?!
きれいに形良く下準備するコツは、①溶けていないポマード状のバターを、型に刷毛で均一に塗る事。その際、生地の膨らむ方向にも気を付けて刷毛で塗る。これは、焼成中に生地の伸びを妨げるのを防ぐ為。②バターを塗ったら、型を冷やす。バターが固まったら、再びポマード状のバター(①より少し柔らかめ)を刷毛で均一に塗る。再度型を冷やす。③ふるいを通して強力粉を、型の全体に均一にまぶし、余分な粉を払い落とす。終わったら、型は冷やしておく。。。ちょっと、大変?!


でも、入念な下準備のお陰で、きれいに焼き上がりましたこれは、ココアのスポンジ生地。


粉砂糖で雪を降らせて。。。


ジンジャークッキーと苺のサンタを添えて

この苺のサンタはとっても簡単。苺のヘタ部分をまっすぐに切り落とし、尖った部分を少しカットし、シャンティ(ホイップクリーム)を乗せただけ。絞り袋を使わなくても、スプーンですくって乗せただけでも出来ちゃう。今回は白いおヒゲの様に逆三角形にシャンティを付けたけど、ボタンみたいに付けてもかわいい。とんがり帽子の上に、ちょこんと白いドットを付けてもかわいいね♪目はチョコレートやアイシング、胡麻でもOK。


中身は、シャンティと苺

普通のショートケーキに飽きたら、時にはこんなショートケーキもいいかもね。さて、後はこの型の収納場所を確保しないと

シンデレラ

2009年12月12日 | お菓子たち
5歳になる女の子のバースデーケーキのオーダーを頂きました。去年も4歳になったケーキのオーダーを頂いたので、2回目のご注文です。
去年は子供らしい、かわいいらしいデザインにしたので、今年はどんな風にしようか、あれこれ考え。。。思い浮かんだのが「プリンセス」のイメージ。
ちょっと大人っぽく、「シンデレラ」に決定。


プリンセス、お城、ティアラ、ガラスの靴。。。女の子が大好きな、「シンデレラ」のイメージで

オーソドックスなショートケーキがご希望だったので、パーツはシンプルに、アイシングクッキーで飾りました。喜んでくれたら、嬉しいな♪


さてさて、プリンセスのクッキーが色々出来ました

アイシングクッキーって、ケーキを作るよりも意外と時間がかかるでも、喜んでくれる方が多いので頑張っちゃう☆時間も忘れて、せっせと楽しい時間。

ところで、今日からいよいよ映画「ジュリー&ジュリア」の公開が始まりました。とっても美味しそうな画像が盛り沢山の、素敵なトゥルーストーリー。この冬、お勧め映画の一つです。ただのグルメ映画ではない、とっても心温まるお話し。鑑賞後は、ちょっとポジティブな気分になれて、きっとお腹が空きます(笑)特に女性にお勧めの映画。自分の生き方を考えさせるものが有ります。



・ジュリー&ジュリア 公式サイト http://julie-julia.jp
・ル・コルドン・ブルー日本校 ホームページ http://www.cordonbleu.co.jp

ちなみに公式サイトの最新ニュースの欄より、お料理好きブロガーのコーナーへ飛ぶと、私の感想も載ってます。皆さんの感想も楽しいですよ♪

最近の・・・

2009年11月22日 | お菓子たち
最近、ヒットの型はこれ☆


ブタさん型のシリコンモールド

一口サイズのこのさん型に、一目惚れ♪小さくても焼き型・冷菓にも使える優れ物。


あら、結構かわいいでない?!

りんご味のグミキャンディーを作ってみた。中にはりんごのコンポートも入れたので、中々ジューシーで美味♪チョコレート型にしても、カワイイかも

おまけ。。。

わたちの最近のお気に入りは、イチゴ型のベッドよく眠れるんでちゅ

スコーン

2009年10月24日 | お菓子たち
「スコーン」て、とってもシンプルなお菓子。イギリスを代表するお菓子だけど、昔はあんまり好きでは無かった。でもある時、とっても美味しいスコーンと巡り合ってから、ハマった時期が。最近はあまり作る機会が無かったけど、美味しいクロテッドクリームを頂いたので、久しぶりに作ってみようかと☆


やはり、スコーンには美味しいクロテッドクリームとジャムを添えて。今日は長野の「花の実」さんのマンゴー&ドライあんずジャム。

スコーンは、凝った時に色々なルセットで試した事が有ったけど、今回あえてすごーくシンプルなルセットにしてみた。英国菓子で有名な大原昭子さんのルセット。シンプルな配合で凄く柔らかい生地。型抜きもせずに手で丸めて焼く方法。素朴な味が、とってもクロテッドクリームとジャムと合って◎


「私の英国菓子」 大原照子さん著

ものすごーく昔に買った記憶の有る本。1985年初版のこの本は、沢山のルセットが詰まっていて写真も美しく、大好きな本の一つ。何と言っても、美味しいルセットが多い。購入当時は、知らないお菓子の写真を見てはワクワクしていました。お陰でかなりシミだらけの本になってしまったけど、私にとっては宝物もう絶版の本だけど、素晴らしい本の一つです。こういう昔の本を時々見返しては、お菓子を作ってみると逆に新鮮で新たな発見が必ず有る。洗練された複雑なルセットも面白いけど、私は素朴系が好き。暫く、英国菓子にハマりそうだなー♪