ピース・ダイアリー

競わないで、奪わないで、争わないで。
分けあって、話しあって、助けあって。
この世が、そのようであったらいい、と。

深く静かに思いを

2013年09月07日 14時05分05秒 | 日記

わたしには、競ったり争ったりすることが、あまり関心ないし、どうにも苦手で、なじめないのですが。この国の人たち、とりわけ若い人たち、小さい子どもたちは騒ぎたがるのか、熱狂というものか、勝った負けたと。だから、2020年のオリンピックを東京に招致と騒いでいるのか、意識調査ではスペインのマドリードだろうといわれていますのに。

それは7年先のこと、けれどもフクシマの原発事故は、10年どころか1万年たっても完全に収束できない、ともいわれています。いまも線量の高い汚染水が、土に地下水に太平洋に漏れている、そのことに世界中から厳しい目をむけられている、それでも五輪か、都知事よ、首相よ、マスコミよ。

それは、スポーツの祭典というものらしく、戦後、占領軍のアメリカは三つのSを持ち込んで、この国を治めこもうとしたともいわれています。その3Sは、スポーツと、スクリーンと、セックス。なるほど、セックスのほうは、こんなに涼しくなって秋ですが、ビキニ水着の娘さんがCMに。

あの戦後まもなくのころ、ある雑誌に「メディテーションの秋」とあって、それにもなるほどと納得したものです。瞑想とか黙想とかいうもの、「黙って考えにふけること」「深く静かに思いをめぐらすこと」で、メディテーションとは、いかがですか。


暮らしを、平和を

2013年09月04日 12時27分55秒 | 日記

おととい書いたものにつづけますが、足を運んでというのは歩くこと、思いを寄せるというのは願うこと祈ることですね。むかし、田舎のお百姓は、軽トラも自転車もないころ、むこうの畑まで足を運んだ。そのあいだ、手をかけた作物が風に倒れていないか、もう実はついたろうか、虫などついてなければいいが、草は生えたかななどと、無事と稔りを思いやりながら、ね。

そのような思いは、歩きながらということ、つまり歩くことは祈りであったのです。8月の、6日は「広島平和記念日」、9日は「長崎原爆の日」、15日は「終戦記念日」でした。そして、東京から広島までか、たしか日本山妙法寺のお坊さんたちが、太鼓を打ちながら歩いたはずです、この世が平和であることを願っての平和行進。

30年も前のこと、82年の4月でしたか6月でしたか、ニューヨークでの国連総会にあわせて、核軍縮、平和をアピールして世界中から参集してのデモが、100万人ラリーとかいわれたもの、それがありました。そのお坊さんたちは、こちらの西海岸から米大陸を横断し、東海岸のニューヨークまで歩いたようです。知人のOさんは、それに共感し行動を共にし、そのニューヨークにあった妙法寺で得度され、仏教徒として、髪を剃り黄の衣を身にまとって帰国されました、いま、どうされているか。

いや、その年の8月、わたしも渡米し、サクラメントのグループから100万人ラリーのとき掲げて歩いたという、横断幕をもらってきました。いまも、もうほこりをかぶって玄関の上に吊ってありますが、それには choose  life・・・choose  peace ! とあります、両手で銃を折っている絵と、白いハトの絵も。暮らしを選ぼう、平和を選ぼう。


食べて、歩いて

2013年09月02日 11時41分44秒 | 日記

このまえ書きました、参院選挙、わたしが支援していた「緑の党」も「みどりの風」も議席はゼロで。自著のどこかに、わたしは「賢く老いたい」などと書いていましたが、庶民大衆のレベルといったもの、それは。そして、自民が圧勝といい、公明はどうか、野党らしい野党は健在か、このさきどういうことになりますか。経済優先、憲法改正、集団的自衛権、といったもの。

これも、このまえ書いていました、「そよ風がドアを」に。3月か、5月ころか、おとなりの町の育苗ハウスまでトマトやナスの苗を買いにいきました、と。そちらで、あるとき、手伝いにきていた近所のおばさんたちが、休憩時でコーヒーなど。わたしも、ごちそうになり、しばらくおしゃべりを。

そして、ひとりのおばさんから「おじいちゃんは、ここまで、どちらから」などとたずねられ、正直になんでも話しますと、そのかたは小学生のとき、わたしが別れた女性(つまり、妻)が担任で、あるとき何人かで電車に乗って先生のお宅にいきましたよ、と。「駅の近くでね、小さい女の子がいましたよ。その子が、おじいちゃんの娘でしたか。まあ、世間て、狭いもんですね」と。

そのとおり、世間は狭いもの、この年(83歳の)まで。人生というもの、それはガーデニングという、「足を運んで、手をかけ、考えをめぐらし、思いを寄せるもの」とも書いていましたが、「食べた、歩いた、歌った」果ての老いでしょうか。歩いて、なにかと、だれかと、出会うもの、で。お元気で。


好みのごちそうを

2013年08月31日 10時07分49秒 | 日記

おととい、もう一つのブログ「そよ風がドアを」に書きましたチヂミのこと、お好み焼きのようなものですが、そのことばを知ったのは数年前のこと。ところで、けさの新聞の本の広告欄に『チヂミ100』(チョン・テキヨン著/講談社)がでていて、なるほどと納得しました。

「フライパン1つでできる、究極のファストフード!」「野菜が1種類しかないとき、小腹がすいたとき、半端野菜を使いきりたいとき、もてなしをしたいとき、お弁当のおかずにも!」などと。

わたしは、「おでかけくださっても、茶菓のもてなしなどありませんよ」と書いたりしていますが、たまにはチヂミのごちそうもいいか。ファストは、早くて時間がかからないといった意で、朝食のことをブレックファーストといったりしますが、ファストでもいいのですね。まあ、きょうは、昼にチヂミか、ニラならいっぱい生えてますから。お元気で。


季節は秋で

2013年08月27日 17時40分01秒 | 日記

またまた、長いこと、お留守にして、いけませんね。このまえ、ここには書きずらくなったと書きましたが、いつのまにか直っていました、これはよろしい。

それにまた、このまえ知人のKさんが88歳で亡くなられたと書きましたが、わたしより5歳年上で。そのかたは、むこうの町の郵便局に勤めておられたようで、電車通勤。その町に、まだ小さかったわたしの娘が、母親と暮らしていたのです。その母親は、つまりまだ離婚まえで別居していたのですが、わたしが会いにいっても、そっぽをむいて、子どもに会わせようとしませんでした。子どもは、ちらちらと母のほうを見ては、気にしているようで、それでも父であるわたしのほうに寄ってくるのです。

Kさんは、そのこともよくわかっていて、わざわざその家まででかけて、つまり母親を説得しようと。すると、そのとき、子どもは「お団子、食べたーい」などと、ぐずっていましたよ、と話してくれましたね。この年になっても、83歳になっても、わたしはまだ「哀のとき」から自由になれません、そして、娘は結婚し、わたしには孫もいるようで、10歳くらいか男の子で。娘の母、孫の祖母は、3年まえの9月に亡くなったようです、73歳だったか。このようなこと、また、つづけます。よろしかったら、コメントなど。ブックマークから、「そよ風がドアを」も、よろしく。


いのちと子どもを

2013年07月18日 07時39分44秒 | 日記

 北海道の友人からは、「アイヌの女の会」代表で緑の党から立候補する、しまざきなおみさんの資料が、イ ラン カラプ テ(こんにちは)と。それに、次のような、「緑の党」2013参院選公約が。

「いのちと子どもを守るため、原発は今すぐゼロへ」

「開発・大量消費社会から環境保全社会へ」

「経済成長至上主義からスロー・スモール・シンプル社会へ」

「富と負担を公平に分かち合い、消費増税はやめる」

「国内外の市民の交流と連帯で平和な国際社会へ」

「『おまかせ民主主義』にサヨナラし、自分たちが決める」

「多様な生き方を認め合い、子どもとともに未来を育む社会へ」

 はい、アイヌ アナクネ ピリカ(人間は素晴らしい)、タア タク ワ パイエ アン ロー(その方向に団結していきましょう)


どういうことに

2013年07月17日 03時21分46秒 | 日記

 アベノミクスとは、金融政策、財政政策、成長戦略の三つで、デフレから脱却するために「世の中にたくさんのお金が出回るようにすること」「道路や橋、港などを造ったり直したりする公共事業など」「いろんな会社が活動しやすいようにルールを見直したり、新しい産業が発展するように支援したりすること」と、新聞の年少者向けの解説にありました。

 いや、その「アベノミクスにNO」という、緑の党は「アベノミクスは大型公共事業で自然を破壊し、借金を膨らませます。物価が上がっても賃金は上がりません。成長戦略でTPPに参加すれば、いのちと安心を壊します。非正社員と正社員の格差をなくし、働く人の賃金を引き上げることこそが、経済を活性化します」と。

 消費税は、来年の4月から8%に引き上げですか。わたしなど、このさき、どういうことになりますか。


グリーンズに支援を

2013年07月13日 06時58分35秒 | 日記

 こんどの参院選、わたしのところには、緑の党からの案内が。共同代表の長谷川ういこさんの写真のあるものには「もう一度力を込めて、脱原発」と、そして「原発ゼロ/住民主導のエネルギーシフト」「ひとと自然に優しい税制で環境と経済の両立を」「デモからはじまるみんなでつくる政治と社会」とあります。

 全国比例区の候補者9名の写真のあるものには、「原発ゼロにYES! 再稼動はSTOP!」「フェアな社会をつくる! アベノミクスにNO」「憲法を守る! 96条「改正」は反対」と、それぞれの下に詳しい説明があるのですが、ここでは略します。どうぞ、この党に、あなたの一票を。どうぞ、「緑の党」で検索を。


子どもたち、なにを

2013年07月12日 17時47分48秒 | 日記

 この地区の小学校は、5年前には200人ほどの児童数、そしていまは100人ほどといいますから半減です。今年の1年生は9人といい、あと6年もすると55人ほどで、また半減か。

 新聞販売店が、この町の小学生から、七夕の短冊に書く「願い事」を募集しました。それが、7月7日にチラシ広告にコピーされて、折りこまれてきました。少子化といい、そのような時代に、小さい子どもたち、なにを考えているか、いくつかを次に。

「どうぶつえんのひとになりたい」                                                     「スマホがほしい」                                                               「サッカーせんしゅになる」                                                         「幼稚園の先生になりたいです」                                                                     「世界平和と核廃絶・経済安定」                                                     「英語の歌がうまくうたえる様になりますように」                                             「みんなが健康で幸せでありますように」

 ブックマークから、もうひとつのブログ「そよ風がドアを」もよろしく、ね。


いけませんね

2013年05月30日 09時49分37秒 | 日記
 このあいだ、知り合いのOさんが105歳で亡くなられたという訃報です、おばあちゃんですね。戦後まもないころ、近くの中学校に教師として勤めておられたかたです。  そして、また、Kさんが88歳で、わたしより5歳お年寄りのおじさん。40年もまえにお世話になって、お礼もできないままになっていました、いけません。  ・・・ところで、このブログ、以前よりとても書きづらいのです、これもいけません。ブックマークから、「そよ風がドアを」を、よろしく。

5月です、1日です

2013年05月01日 15時31分58秒 | 日記

 ずっと気になっているのは、ТPPですが、月刊『自然と人間』5月号の目次には、「TPP交渉参加表明は主権放棄の『売国』」と、また「TPPの背後で日本の医療を狙う米企業」と。

 月刊『Actio』5月号には、「国民に重要な問題を知らせないまま進むTPP交渉」と、また「大学教員が連名で参加交渉からの即時脱退を求める」と。

 どうも、なにかと忙しく、詳しいこと書けませんが、このようなブログに。どうぞ、あなたのご意見など、コメント欄に。そのように、ご利用ください、この「ダイアリー」を。5月です、きょうはメーデーです、声をあげましよう、手をふりましょう、町を田舎を歩きましょう。


野を歩こう

2013年04月04日 08時51分04秒 | 日記

 まあ、きのうは降雨ばかりか風もあり、荒天。「月に群雲(むらくも)、花に風」などと、これは歌謡だったか、お芝居の台詞だったか。むこうの町はずれで、並木のサクラは散ってしまったか、そのあと葉がのびて葉桜ですか? そのきのう、客あり、ローカル紙の記者で『おじいちゃんがきた』についての取材でした。

 きょうは、からりと晴れわたり風はそよりともない、好天。さて、ママチャリ「風来号」のペダルをこいで、これからポタリングか、それも捨ててソーンターリングか。だれかをたずねるのもいい、あの絵本をおみやげに。「春よ来い、早く来い、歩きはじめた〇〇ちゃんが、赤い鼻緒のじょじょ履いて、おんもへ出たいと待っている」なんて、これは童謡というのか、わらべ歌か。

 おーい、子どもたち、春休みなら、書を捨てて野へ出よう。寺山修司氏は、たしか町へ出ようだったが、そちらの町に住む子どもたちも、こちらの田舎の野を歩こう。おーい、おんもへでてこい。おじいちゃんといっしょに、みどりの里を歩かないか。


どうぞ、絵本を

2013年04月01日 06時52分15秒 | 日記

 なにか書いておこうかと思いながら、それができませんでした、書きこむスペースが小さくて。いま、ここを開いて、いつものように広くなっていて、やれやれ。この前の、『おじいちゃんがきた』のこと、「そよ風がドアを」に書きましたので、ブッククマークから、どうぞ。

 どうでしょう、気になることばかりで、どちらの世界も。「春の海 ひねもす のたりのたりかな」「風 風 吹くな しゃぼんだま飛ばそ」、わたしには『そよ風にのっけて』などという童話風エッセイ集があったりしますが。4月、この春に、のたりのたりと無事な日々を過ごしたいもの、風よ吹かないで。

 その、絵本『おじいちゃんがきた』ですが、お読みになりたいかたにフリーでお送りしますので、住所氏名をお知らせください。メール biriojisan@yahoo.co.jp  に宛てて、ご遠慮なく。はい、メール便で、しゃぼんだまのように飛ばしますから。お元気で。


おおぜいの孫たちへ

2013年03月26日 08時15分33秒 | 日記
 去年の、6月18日、ここに「おじいちゃんと女の子」と書きました。その絵本『おじいちゃんがきた』ができました、お話・久保田昭三/絵・丸木ひさ子/遊行社/1400円+税、です。老いの世代から、孫たちへの、おおぜいの。

 いつものように、この地区の幼稚園と小学校の子どもたちに、一冊ずつあげてもらいました。ああ、いい贈りものをしたなと、わたしはそれで満足。さて、次は、と考えていますが、同世代のシニアたちに読んでもらえるエッセイ集は、どうかな、と。ソロバンのほうは、70万円ほどの出費になりますが、まあ、よろしい。

 去年の8月、内閣府による世論調査、心の豊かさと物の豊かさとどちらを重視するかという質問で、はじめて「物より心」が過去最高の64%になった、といいます。「東日本大震災の後、家族や友人とのつながりを大切にする傾向が強まっている」というのですが、どうでしょう。

 昨夜、かなりの降雨あり、土には「いいおしめり」だったようで、乾燥注意報も消えさったか。慈雨といえるような、ドライな時代に、そのようなお話をとどけたいな、などと。きょうは、おだやかなお天気、天の気も、人の気も、おだやかであれ。
 

老いて春の日を待つ

2013年02月07日 09時22分32秒 | 日記
 しばらくお休みしてしまい、もう年が明けて、2月になってしまいました。

 83歳となり、田舎の小屋にひとり暮らし、喜のときもあり怒のときも、哀のときも。あの世に旅立つときがきて楽のときか。それまでの、息をしているあいだは、動かなければ、人が動くと書いて「働」くです。

 きのう、降雪あり、雨となり、5時には暗くなり寝間に横になり寝てしまい、独り寝の子守唄。さて、きょうのお天気は、晴れて風がなければ、だれかをたずねるか、ひとまわり歩くか働き者が耕す畑道を。だれもが無事であれ、春よ来い、早く来い。