神奈川県人の北大生による万人のための鳥ページ

主に札幌周辺の鳥見情報です。
06年秋からはオレゴンと函館!

ノスリ

2007-03-31 00:33:48 | 鳥写真
【英名】Common Buzzard
【学名】Buteo buteo

北海道ではとても数の多い猛禽類で、トビの次くらいに見る機会が多い。

秋には室蘭や松前で大規模な渡りが見られる。
また、苫小牧の勇払原野では積雪前に多数の通過個体が餌をとっていくため、
一日に数十羽見ることも珍しくない。

成幼の判別は虹彩が淡色なら幼鳥、暗色なら成長というポイントで区別可能。


【幼鳥 2006.11.26 北海道苫小牧市勇払原野】byクラ
餌を充分に取れていないのか、やせ細っている。

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【同上】byクラ
上とは別個体。


【同上】byクラ
上と同一個体。

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【成鳥♀? 2007.3.30 北海道茅部郡森町】byクラ

ウソ

2007-03-31 00:31:05 | 鳥写真
【英名】Bullfinch
【学名】Pyrrhula pyrrhula

北海道の平地から亜高山帯、本州の亜高山帯の主に針葉樹林帯で繁殖する。
その他では冬鳥として飛来するが、年変動が激しい。
2007年は当たり年であった。
亜種ウソ以外にもアカウソが冬鳥として、ベニバラウソが稀な冬鳥として飛来する。
亜種アカウソは利尻島で繁殖するとの文献ある。


【亜種ウソ♂ 2007.3.30 北海道茅部郡鹿部町】byクラ


イソヒヨドリ

2007-03-31 00:19:24 | 鳥写真
【英名】Blue Rock Thrush
【学名】Monticola solitarius

北海道では夏鳥。


【♂ 2007.3.28 青森県大間町大間港】byクラ


【♀or♂幼鳥 2006.10.14 青森県大間町大間港】byクラ

3月30日 砂崎などなど

2007-03-30 23:55:31 | FN
【観察日時】2007年 3月30日
【観察場所】砂崎など
【観察メンバー】クラ
【観察種】
アカエリカイツブリ、カンムリカイツブリ、アオサギ、
オオハクチョウ、クロガモ、ビロードキンクロ、シノリガモ、
コオリガモ、ホオジロガモ、ウミアイサ、ノスリ、ツクシガモ、
カモメ類、ウソ、キジバト、コゲラ、ヒバリ、カシラダカ、ホオジロ

◆今シーズン6回目の定番コース。

相変わらず砂崎は何もいない・・・

周辺の牧草地をグルグルと回ってもたいしたものはいなかった・・・


【ノスリ】
盛んに鳴いていた。
カケスにモビングされていた。


【キジバト】
何気に北海道では夏鳥。
って事で今シーズン初認です。

サンミールは相変わらずかなりカモメがいたが、
珍しい系は見つからず・・・
しまいにはあそこの強烈な臭いで吐き気に襲われる始末。

海の方は視界が悪く、これと言っていい感じのは見つからなかった。
アカエリカイツブリとホオジロガモが多いと感じた。
コオリガモは結構いた。

砂原漁港では油瀑と思われるオオセグロカモメを観察した。


気になるのか、盛んに羽繕いをしていた。


その後は海岸線を南下し鳥を探したが、
たいしたものは見つからず・・・
ツクシガモは健在だった。

他にはウソを何ヶ所かで見たくらい。

【ウソ】


3月28日 函館~大間航路

2007-03-30 20:42:53 | FN
【観察日時】2007年 3月28日
【観察場所】函館~大間航路
【観察メンバー】クラ
【観察種】
1ウミウ
2ヒメウ
3ウミアイサ
4トビ
5トウゾクカモメ
6セグロカモメ
7オオセグロカモメ
8カモメ
9ウミネコ
10ミツユビカモメ
11ウミガラス
12ハシブトウミガラス
13ウミスズメ
14エトロフウミスズメ
15ウトウ
16ヒバリ
17ハクセキレイ

※アビsp.、タカsp.、ネズミイルカ、キタオットセイ

◆3月2回目の海上センサス。

前回は悪天候下での調査だったが、今回はベタ凪。
そのせいか、ウミガラス類の着水個体の発見が多かった。
また海獣類の発見も多かった。



【ハシブトウミガラス】

函館-大間航路でネズミイルカを見るのは初。
ネズミイルカは船に寄って来たり、派手にジャンプしたりする事が少ない種類なので、
一瞬しか観察できなかった。

このトウゾクカモメはスプーン状の中央尾羽が綺麗だった。
中間型の成鳥かな。

【トウゾクカモメ】



【ウミスズメ】
一応「ウミスズメ」としたが、この写真を見る限り後頭部が広範囲に白く見えなくもないので、
もしかしたらカンムリウミスズメかも・・・
ちゃんと見る前に彼らは着水しそのまま潜水してしまった・・・



【ウトウ】
ウトウはどの個体も嘴の突起・飾り羽が出ていた。

ミツユビカモメ

2007-03-25 20:56:11 | 鳥写真
【英名】Black-legged Kittiwake
【学名】Rissa tridactyla

主に冬鳥として九州以北に飛来するカモメ。
外洋性が非常に強く陸地で見る機会は少ないが、
ひとたび海が荒れると、大群で港に入ってくることもある。

北海道では主に渡りの時期に多く見られる。


【成鳥冬羽 2006.11.11 函館~大間航路】byクラ


【成鳥冬羽 2006.11.23 函館~大間航路】byクラ


【2007.3.25 函館~大間航路】byクラ
右から成鳥冬羽・成鳥夏羽・成鳥冬羽・第一回冬羽。


【成鳥夏羽 2007.3.25 函館~大航路】byクラ


【第一回冬羽 2007.3.25 函館~大間航路】byクラ




3月25日 函館~大間航路

2007-03-25 20:50:51 | FN
【観察日時】2007年 3月25日
【観察場所】函館~大間航路
【観察メンバー】クラ
【観察種】
1オオミズナギドリ
2ウミウ
3ヒメウ
4ウミアイサ
5ハイイロヒレアシシギ(1)
6セグロカモメ
7オオセグロカモメ
8カモメ
9ウミネコ
10ミツユビカモメ
11ハシブトウミガラス
12ウミスズメ
13コウミスズメ
14ウトウ

◆3月航路調査の一日目。
低気圧の影響で海は荒れ模様だった。

10月を最後に見られなくなったオオミズナギドリが見られた。

また、厳冬期よりミツユビカモメが増えた。
北帰の群れが入ったと思われる。
秋より若い個体が多いように感じたが、詳細はデータをとれなかったためわからない。


【右から成鳥冬羽・成長夏羽・成鳥冬羽・第一回冬羽】

ハイイロヒレアシシギは当航路では初記録。

ウトウは多数観察されたが、コウミスズメ・ハシブトウミガラス・ウミスズメは少なかった。

3月23日 茂辺地など

2007-03-23 22:50:39 | FN
【観察日時】2007年 3月23日
【観察場所】北海道北斗市茂辺地
【観察メンバー】クラ
【観察種】
ミサゴ、コクガン(43)、クロガモ、
ウミアイサ、カワアイサなどなど

◆海岸定点のもう一ヶ所の候補地である「茂辺地」に偵察にいってきた。
ここはもともと海ガモが多い所で、
今回もクロガモやウミアイサ、カワアイサ、ホオジロガモなど観察された。

また平磯にはコクガンが43羽いた。
そろそろ北帰だと思われる。

夏鳥のミサゴも初認。
春がどんどん近づいてきた感じ!

某川のマガンは4羽になっていた。
オナガガモと一緒に行動していた。
この川で頻繁に目撃しているアメリカコガモか今日は見当たらなかった。
変わりにヨシガモの♂が入っていた。

エトロフウミスズメ

2007-03-23 22:42:23 | 鳥写真
【英名】Crested Auklet
【学名】Aethia cristatella

北日本の沖合いで越冬するウミスズメ類で、大きさはウミスズメとほぼ同じくらい。

知床・油汚染海鳥漂着問題では本種が多数犠牲になった。

群性が強く、群れで見る事が多い。

特徴的な飾り羽を持つが、野外では見えないことがほとんど。


【2007.2.26 北海道函館市女那川町女那川漁港】byクラ
左脇が油で汚染されている。


【同上】byクラ
上と同一個体。

3月22日 立待岬

2007-03-22 15:37:57 | FN
【観察日時】2007年 3月22日
【観察場所】北海道函館市立待岬
【観察メンバー】クラ
【観察種】
●アビsp(1)
●オオハム(3)
●ウトウ(1)
●クロガモ(♂1)
●ウミウ、ヒメウ、ウミネコ、カモメ、オオセグロカモメ

◆陸上定点調査の候補地である函館山の裏にある立待岬に行ってきた。
そろそろアビ類の北帰の群れがみれるかと思ったが、
予想に反して少なかった。

ウトウはかなり岸近くに浮いていた。
盛んに羽繕いをしていたので、もしかしたら油に汚染されていたのかもしれない。
そのように思うくらい不自然な動きをしていた。

カモメ類はウミネコとカモメが多く、特にカモメはかなり多かった。