神奈川県人の北大生による万人のための鳥ページ

主に札幌周辺の鳥見情報です。
06年秋からはオレゴンと函館!

オオミズナギドリ

2006-11-28 01:33:36 | 鳥写真
【英名】Streaked Shearwater
【学名】Calonectris leucomelas

日本で最も普通に見られるミズナギドリ類で、
日本近海の離島で繁殖する。

日本産のミズナギドリ類では最大でゆったりとした羽ばたきで飛ぶ。
背中に淡いM字模様が出る個体もいる。


【2006.10.15 函館~大間航路】byクラ


【2006.10.14 函館~大間航路】byクラ


ホオジロ

2006-11-28 01:32:35 | 鳥写真
【英名】Meadow Bunting
【学名】Emberiza cioides


【♂成鳥 2006.9.30 北海道松前郡松前町白神岬】byクラ


【幼鳥 同上】byクラ

クロトウゾクカモメ

2006-11-28 01:22:51 | 鳥写真
【英名】Parasitic Skua
【学名】Stercorarius parasiticus

旅鳥として春や秋に沖合いで見られるとされている。
アジサシやミツユビカモメの群れと共にいることが多いトウゾクカモメ類。

トウゾクカモメとの識別は大きさや翼の長さ・太さ、飛び方が重要なポイント。
トウゾクカモメのページでも述べたとおりクロトウゾクカモメもまた羽衣のバリエーションが豊富なため、
色模様や中央尾羽に頼って識別するのは危ないと思う。


【2006.11.23 函館~大間航路】byクラ
トウゾクカモメと比べて翼後縁から尾の先端までが長い気がする(中央尾羽を考慮しなくても)。
翼は細長い。


11月26日 勇払原野&鵡川

2006-11-27 23:32:10 | FN
【観察日時】2006年 11月26日
【観察場所】北海道勇払原野、鵡川河口
【観察メンバー】クラ、北方圏生物研究会
【観察種】
ダイサギ、ヒシクイ、マガン、オオハクチョウ、
アメリカヒドリ、オカヨシガモ、オジロワシ、オオワシ、
ノスリ、チュウヒ、ハイイロチュウヒ、チュウヒ、コアオアシシギ、
ジョウビタキ、オオジュリン、カササギetc

◆トビの渡り調査一日目。
まずは去年実績のあった勇払原野から。

期待に反してトビは思った方向に飛んでくれず・・・
主に原野上空で旋回上昇し、北西に抜ける個体が多かったが、
中には真東や真南へ行く個体も。
地付きか渡りかの判断が困難だった。
出現場所は原野から飛び出すものが多かったが、中には東の方向から高空で進入してくる個体も多かった。
また勇払原野にはトビのねぐらもあると思われ、なかなか難しい調査になりそうな気がした。
だいたい飛翔高度は150~250mくらいかな。
ここではノスリとオジロワシが一緒に渡って行った。

他にはハイイロチュウヒや北海道では少ないジョウビタキ、勇払名物カササギが見られた。


【ジョウビタキ♂】


【カササギ】

勇払は諦め、他にいい調査地点がないかと厚真川河口~勇払原野内~鵡川河口とまわった。

去年は厚真川河口でも渡りは確認できたが今年は確認されず・・・
原野内では高度250~300m近い高空を通過するトビとオジロワシが観察された。
またハイイロチュウヒも旋回上昇しながら西の方へ飛んで行った。
この日はハイイロチュウヒが多く、すくなくとも3個体(全て♀タイプ)が観察された。
またノスリも多く、十羽近く観察された。


【ハイイロチュウヒ】


【ノスリ幼鳥】

鵡川河口でもトビの渡りは観察された。
数もそこそこ。
オオワシが混ざっていた。

他の鳥はコアオアシシギやマガン、アメリカヒドリが観察された。



今回は一応調査の下見と言う感じになったが、
予想以上に状況は悪く、下手すれば今シーズンは全て下調査に費やされる可能性もある。
しかし、今まで飛びの大規模な渡りに着目した例はなく、この時期(11月後半から12月前半)の猛禽類の渡りは着目されていないため、今後調査は進めていく方針。

来週もやります。

カササギ

2006-11-27 20:35:54 | 鳥写真
【英名】Black-billed Magpie
【学名】Pica pica

留鳥として佐賀平野や筑紫平野を中心とした九州北西部に局地的に生息する。
この個体群も17世紀に持ち込まれた篭脱けだとされている。

北海道では迷鳥とされているが、苫小牧を中心として篭脱けの個体群が数を増やしながら生息している。


【成鳥 2006.11.26 北海道苫小牧市勇払原野】byクラ



【同上】byクラ


【同上】byクラ

ジョウビタキ

2006-11-27 20:12:37 | 鳥写真
【英名】Daurian Redstart
【学名】Phoenicurus auroreus

本州では市街地でも見られる冬鳥。

でも北海道では数少ない旅鳥。
繁殖記録もある。


【♀ 2006.5.20 北海道天売島】byクラ


【♂ 2006.11.26 北海道苫小牧市勇払原野】byクラ


11月27日 函館大森海岸

2006-11-27 14:33:46 | FN
【観察日時】2006年 11月27日
【観察場所】北海道函館市大森海岸
【観察メンバー】クラ、北方圏生物研究会
【観察種】
1ハジロカイツブリ(約20)
2ミミカイツブリ(1)
3ウミウ(1)
4カルガモ(4)
5ホオジロガモ(1)
6セグロカモメ(65)
7オオセグロカモメ(39)
8ウミネコ(10)
9カモメ(3)

番外ホイグリン系(1)

※()内は個体数です。

◆ビーチセンサス二回目。
鳥の死体発見はありませんでした。
油関係もなし。

それと漂着ゴミが固まっていたので散歩中の近隣の方に聞くと、
ボランティアでゴミ回収をしているとのこと。

カモメの方は前回とほぼ変わらず、相変わらずセグロが多かった。


【セグロカモメ Adult-winter】
頭の褐色斑がやたらと多い。


【セグロカモメ 2nd-winter】

前回と同一個体と考えられるホイグリン系も見られた。

【ホイグリン系カモメ】

カモメ以外の鳥達は沖での観察です。


スズガモ

2006-11-24 22:59:17 | 鳥写真
【英名】Greater Scaup
【学名】Aythya marila

全国的に飛来する冬鳥で、河口や内湾、港を好む。
しばしば大群で見られる。


【2006.11.12 北海道函館市函館港】byクラ
背中に生殖羽が見られる。
♂の幼鳥から成鳥へ換羽中と思われる。

【左から♀,♂,♀ 2006.11.23 青森県大間町大間港】byクラ

11月23日 函館~大間航路

2006-11-24 22:37:49 | FN
【観察日時】2006年 11月23日
【観察場所】函館~大間航路
【観察メンバー】クラ、北方圏生物研究会
【観察種】
1アビ(2)
2シロエリオオハム(1)
3アカエリカイツブリ(1)
3ハイイロミズナギドリ(1)
4ウミウ(7)
5ヒメウ(4)
6スズガモ(20)
7ウミアイサ(5)
8アカエリヒレアシシギ(1)
9クロトウゾクカモメ(3)
10セグロカモメ(2)
11オオセグロカモメ(80)
12カモメ(224)
13ウミネコ(602)
14ミツユビカモメ(871)
15ウミスズメ(12)
16ウトウ(43)

番外・・・アビsp(2)、トウゾクカモメsp(1)、ウsp(1)

カマイルカ(2)、オットセイ(1)



◆前日が大荒れの天気だったので、急遽乗ってきた。

予想に反して鳥の数は格段に減った。
特にウトウ、ウミスズメは減った印象がある。


【ウミスズメ】
ダイブの瞬間。

なぜかハイイロミズナギとアカエリヒレアシが一羽ずつ出た。

相変わらずトウゾクカモメ類はパラパラと出るようだ。


【クロトウゾクカモメ】