神奈川県人の北大生による万人のための鳥ページ

主に札幌周辺の鳥見情報です。
06年秋からはオレゴンと函館!

コシジロウミツバメ

2006-08-01 03:22:24 | 鳥写真
【英名】Leach's Storm Petrel
【学名】Oceanodroma leucorhoa

日本では主に道東の太平洋側の離島で繁殖する。

繁殖期には海上や繁殖地の周りで、
「オッテケテットット」
というユニークな声で鳴く。

夜に船の明かりに誘われて船に迷い込み、
翌朝、保護されるケースも多い。

類似種のクロコシジロウミツバメとの識別は、
①褐色味が強い
②腰の白斑の中央に黒い線が入る個体が多い
などの識別点が挙げられるが、
両種とも小さいため識別が困難な場合も多い。


【上面 2006.7.25 北方四島クルーズ】byクラ
僅かだが、腰の白色部の黒い線が見える。


【下面 同上】byクラ

アカエリヒレアシシギ

2006-08-01 03:10:55 | 鳥写真
【英名】Red-necked Phalarope
【学名】Phalaropus lobatus

日本産ヒレアシシギ3種の中で最も見やすい。
日本海側、太平洋側を問わず数が多く、
時として大群で見られる。

2006年5月下旬の羽幌~天売島航路では数万羽に及ぶ群れが観察された。
しかし、ハイイロヒレアシシギは1羽も観察されなかった。

またハイイロヒレアシシギより内陸の湿地に入ることが多く、
時々見かける。

ハイイロヒレアシシギとの識別はコチラを参照。


【2006.7.26 北方四島クルーズ】byクラ