珍珠茶日記

中国・台湾への旅行記など。

2008 西双版納への旅 -景洪へ

2008年05月26日 23時08分53秒 | 雲南旅行
【3日目 景洪到着・ホテル探し】

朝、フロントでチェックアウトに行くと、同じ様にチェックアウト中の二人の日本人旅行者がおり、よろしければ空港まで一緒にいきましょうか、という事になった。
一般企業で言えば、管理職くらいの年齢の方々で、タクシーの中で話しを聞くと、お二人は少し早くGW休暇を取り、既に桂林とここ昆明を周り、今日名古屋へ向かうとの事。
来るときのタクシー代は深夜料金も加算され、30元程掛かったが、帰りは10元で済んだ。
タクシーを降りると直ぐ、制服姿のボーイが近付いてきて、カートに我々の荷物を積み出した。中国語堪能な名古屋の男性によれば、ボーイは我々のために航空会社のチェックインカウンターまで荷物を運んで、チェックイン手続きもする。その代わりに一人10元ずつチップが必要となる、という話の様だ。自分でチェックインするジャスチャーをすると、ボーイは諦めて去って行った。挨拶をして、名古屋の方々とも別れた。

西双版納の空港までは四川省航空というあまり名前を聞かない会社の航空券をネットで買っていた。片道550元でさらに、燃料代や税が必要。
40分ほどのフライトで飛行機は景洪・西双版納に到着。

景洪では、宿を予約していないので、事前にネットで人の体験記などを基に調べた数件のホテルを周り、宿泊する場所を決めることにしていた。
楽天トラベルに出ていたホテルは、GW期間中の稼ぎ時という事で、全て通常料金の2倍となっていた。普段350元なら700元という様に。
空港前で客待ちしているタクシー運転手に、バックパッカーたちが好む安宿の住所を見せ、「ここに行ってくれ」と頼んでみたが、どのドライバーも「聞いたことない」「知らん」と言って連れてってくれそうにない。街の通りが詳しく判る地図は持っていなかったので、場所を指差して頼む事も出来ない。
それでは、と古くからある別のホテル名を指差すと、「このホテルは良くないよ。料金もこんなじゃないし」と言う。「じゃあ、知っているホテルを紹介してくれ」というと、紙に数件の星付きホテルの名前を書いてくれた。が、どれもこれも予算オーバーだ。
「日本人だから星付きのちゃんとしたところが必要だろ?」
「もっと安いところは?」
「ここはどうだ」
「もう少し安い方がいい」
こんなやり取りの後、最後に出てきた一泊260元のところに決めた。きっと普段は半額くらいだろうから、交渉すればもっと安くなったかもしれない。だが、もう疲れていて早く決めてしまいたかった。
タクシー運転手のニヤリとした表情は気になったが、それでも彼は意外と親切で、ホテルまでの料金もボッタりしなかったし、実際260元と言うのはホテルが掲げている料金よりも安かった。また彼は「あそこの飯やが美味いから覚えておけ」などと教えてくれた。

宿泊代こそ、やや予算オーバーだったが、ホテルは結構当りだった。英語は全く通じないものの、フロント娘達はみんな若くて陽気で親切。滞在期間中、常にパジャマ姿だったオーナーと思しきおやじも、感じが良かった。

とにかく、今回の旅のメインの目的地、西双版納でのホテルが決まった。


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<滞在したホテル>
云波酒店
西双版納景洪市易武路3号

*曼聴公園から徒歩5分の便利なロケーション。
 タクシー運転手によれば、ホテルの前の干鍋屋は美味いらしいが、結局一度も足を運ばず。


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