１年生が、跳び箱に挑戦中です。
いつも体育館の隅っ子にあり、気にはなっていた跳び箱。
上級生のお兄さんやお姉さんのように、一人前に華麗に跳んで、ビシッ！と技を決めたいものです。
しかし、上手く跳び箱が跳べるようになるには、ただ単に技を練習すればいい訳ではありません。
準備や片づけも自分たちで素早く出来ることが条件の一つです。
先生に安全・安心な準備や片づけの仕方を教えてもらいながら、グループごとにマットや跳び箱を重いながらも慎重に運び、指を挟まないように、段を積み重ね、ふみきり板を置き、ゴムのストッパーもとりつけます。
うまく出来ると「やったー！」と喜んでいました。
先日、６年生の体育の授業を見ましたが、今の６年生もこの頃の積み重ねがあり、現在では、あっという間に跳び箱を準備し、何度も何度も楽しみながら、意欲的に技に挑んでいる姿がありました。
今の１年生も数年後には、そうなるのでしょうか。
そういえば、卒業していった歴代の備小っ子も「跳び箱が上手く跳べたらなー！」と言っては、準備から素早く行動し、何度も何度も練習していたのを思い出しました。
準備や片づけを素早くし、やるべきものを楽しんで、上手くなろう！という気持ちは、知らず知らずの内に、備後小の伝統の一つとして、歴代の備小っ子に受け継がれているようですね。
自分たちで落ち着いて準備するからこそ、安心して、安全に、怪我をしないよう、楽しく跳び箱に臨めますね。
素早い準備や片づけは、上手くなる第一歩！
