３月の全校朝会

　３月の全校朝会の校長先生のお話の概要です。

　３月３日は、ひな祭りの日です。ひな人形を飾って、女の子の健やかな成長を願います。もう一つ、３月３日は、耳の日です。「耳を大切にしましょう。耳の不自由な人のことを考えましょう。」という意味で、昭和３１年に定められました。

　３月で私たちが忘れていけないことは、東日本大震災のことです。今から５年前、３月１１日（金）の午後２時４６分に、東北地方の海でマグネチュード９．０（震度６）という大きな地震が起きました。その地震や地震の津波によって、たくさん人が命を亡くしました。今年の２月１０日の発表では、命をなくした人は、１５，８９４人、行方がわからない人が、２，５６２人だそうです。家族を亡くされた方や被害に遭われた方の悲しみやつらさは、言葉では表せないほどです。お見舞いを申し上げるとともに、大切な命を亡くされた方々のご冥福を祈りたいと思います。そして、私たちができることは、自分の命、家族や友だちなど自分の周りにいる人の命を大切にすることです。もう一つは、毎日しっかり勉強することです。なぜなら、しっかり勉強すれば、地震や津波の被害から私たちを守ることができるアイディアを発明することができるからです。

　みなさんは、心も体も大きく成長しました。自分が立派になったと思うことを頭に浮かべてみましょう。きっと３つ以上見つかると思います。それは、みなさんががんばった結果、努力の結果です。そのときいっしょに考えてほしいことは、１年間、皆さんを支え助けてくださった人への感謝の気持ちです。担任の先生やお家の人、友だち、地域の方とたくさんいらっしゃいます。その方々への感謝の気持ちを言葉と行動で示してください。学校や家庭、地域の中に「ありがとう」の言葉があふれる３月にしていきましょう。