ぽちゃりんぐ

カッコよく自転車に乗りたい! 脱ポチャ!

ツールドフランスさいたまクリテリウム2019

2019-10-28 00:20:11 | 日記
クリス・フルーム、エガン・ベルナル、プリモシュ・ログリッチ、ロマン・バルデを筆頭に豪華メンバーが来日。サイクルファンとしては、生の世界トップレベルの選手を見られる数少ない機会だ。

レースは、個人参戦の新城選手がラスト一周で飛び出し、マイヨ・ロホとマイヨ・ジョーヌが追い掛ける漫画でも、出来過ぎだろ!と突っ込みたくなるような劇的なゴール。

ツール本番でも、総合狙いの選手が協調の御礼として、ステージ優勝を譲ったりすることはあるから、地元のスターであり、しかも個人参戦ながらきっちり前で仕事をした新城選手に譲った、としても不思議ではない。

しかしながら、180度コーナーなど、減速が必要なコースにもかかわらず、平均時速45キロで走っての優勝は実力あってのもの。中継を見ていると、集団の後方にいる選手の辛そうな表情は見て取れる。キツいのだ。

何より、勝利者インタビューでの新城選手の興奮ぶり、喜びようが、この勝利が賞賛されるべきものだと心から感じさせた。

全日本では個人参戦で参加し2位。今日は1位。まだまだ個の力では日本トップである。来シーズンの活躍も期待せずにはいられない。

しかしながら、このイベント、レース以外の選手の稼働が多い。チームプレゼンテーションなんかは分かるものの、忘年会の余興のようなイベントも多い。前夜祭は、レース前日の遅めの時間に、選手たちに似顔絵対決やテレビゲーム対決。。。普段見られない選手の一面を、という気持ちも分かるが、ファンが見たいのはそんな姿なのだろうか。少なくとも自分はもっと自転車に近い部分を見たい。お気に入りの練習コースとか、思い出のレースとか。。。

いずれにしても、ヨーロッパのトップ選手が集まるこのような機会があることはありがたく、幸せなことだ! ずっと続きますように!