ハイ、今年もいよいよあと一日。個人的には不況の煽りの利益無き繁忙ってヤツでバタバタした1年でありました。このブログもかろうじてつないで来たって感じ。何とかカントリーの情報を求める皆さんに役に立とうと・・・・・ま、好きでやってますから。
と言うことで、昨年に引き続き、軽~くベスト5をランキングしてみました。あくまで、個人的なものね。
【No.1】 Miranda Lambert ミランダ・ランバート - Revolution
このミランダの成熟した姿がとても嬉しかったですね。オープニングの"White Liar"を始め、カントリーらしさに溢れたオーガニックで質の高いナンバーが多数収録されていました。一番聴きたくなるアルバムだったな。
【No.2】 Joey+Rory ジョーイ+ローリー The Life of a Song
この夫婦デュオの登場も、嬉しいショックでした。いまどきこんなシンプルなカントリー・アルバムが許されるのだ!ってな感じでした。ビルボードのカントリー・チャートにもランクイン。Joey Martin Feedの歌声は、珠玉の響きです。
【No.3】 パティ・ラブレス Patty Loveless - Mountain Soul II
パティ姉さんの達観したかのような音楽制作には、文句の付けようがありません。「Mountain Soul」に比べると、チョッとディープすぎると感じる方もおられるでしょうが、私、ディープなの大好きなので、コレは良かったです。"Half Over You"が素晴らしい。
【No.4】 Joe Nichols ジョー・ニコルス - Old Things New
ジョーの復活は嬉しいの一言。"Gimmie That Girl"のヘヴィーなカッコよさでノックアウトされました。それでいて、トラデョショナルなバラードもしっとりと歌いこなして、さすがジョーと唸らせてくれました。
【No.5】 Brad Paisley ブラッド・ペイズリー - American Saturday Night
ブラッドの作品は、ほんとにいつも安心して聴けますね。ロック・フィーリングを取り入れてはいるものの、やっぱりカントリーの伝統的なスタイルから軸足を外すことのない彼の作品は、これからもメインストリームのカントリー・フィールドを引っぱってくれるでしょう。
【番外偏、今年のメッケもん】 Jason Eady ジェイソン・エディ - Wild Eyed Serenade
テキサスのローカルシンガーとして、今月Jason Eady ジェイソン・エディ の「When The Money's All Gone」をご紹介しましたが、よりカントリー色が強い、2007年のセカンドアルバム、「Wild Eyed Serenade」が素晴らしかったです。先日の紹介記事でリンクした、ジェイソンのホームページで聴けますので、アーシーなカントリー・サウンドがお好きな方はチェックして見てください。ボーカル・スタイルなど、どっちかと言うとフォーク系に入る人かもしれないけど、サウンドはきっちりテキサスのソリッドでシンプルなカントリーですよ。
今年、当ブログをご愛顧頂き、大変有難うございました。なかなかまともな現代カントリー・ミュージックの情報に触れられなかった我が国にあって、「日本のカントリー・ジャーナリズム」ってなモノがあればと夢見てやってきております。冒頭に触れましたとおり、個人的にも忙しさがます一方で、その片手間でこういう事を続けるのはタフなのですが、出来る限りやって行きたいと思っています。来年もよろしくお願いいたします。皆様良いお年をお迎えくださいませ。
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今年、一年カントリーの情報をいただきありがとうございました。
忙しさが増す一方のBiggbirdさんに対しては傍観者の勝手なセリフではありますが、このブログは継続して頂きたく存じます。
新記事のアップを楽しみにしております。
さて、私の今年のお気に入りアルバムは。
1、Tanya・Tucker
My・Turn
美声ではありませんが、なんだかホワッと
包み込まれるようなTanyaのヴォーカルに
癒されます。
2、Joey+Rory
The・Life・Of・A・Song
このアルバムの出会いはBigbirdさんに感謝
です。いったんは手に取ったものの棚に返 していましたが、後日、記事に取り上げら れているのを読み、購入しました。
Joeyの歌声は本当に沁みてきますね。
3、Bomshel
Fight・Like・A・Girl
アルバムリリース、待ってましたって感じ
です。女性デユエットでありながらもパワ ー感のあるサウンド、Goodです。
Bigbirdさんをはじめ、カントリーファンの皆さんにとって来年が良き年でありますように。
年間ベスト5・アルバムはご推薦により3枚getしました。
来春はJoe Nicolsのブロードウエー
・ミュージカル見に行きたいです。
来年も宜しくお願い致します。
多忙で大変かと思いますが、細くても長~いご活躍を期待しております。
2009年のベストがミランダとは、少し嬉しく思いました。
存在感のある声質重視で、どうしても熟したシンガーを好んでしまう私が、唯一、関心を持っていた若手がミランダでした。
ただ、以前のアルバムはハードすぎて、まったくついていけず、購買意欲なし。
「15年くらい経って落ち着いたミランダを聴いてみたいが、それまで、コッチの寿命がもつかいな?」
と思っていたところ、予想外に早く、このアルバム入手で念願達成の昨年でした。
Joeyは、POCKEさんと全く同感で、感謝しています。
いつも、貴重な情報を、ありがとうございます。