ゆるゆるしなやかに♪ ベルマダがいく!

2011年4月からベルギー生活をはじめました。
ベルギーでの生活等々、ゆるゆる綴っていきますね。

BOAでネパールの仏像とジザイカギに出会う

2011-06-08 18:18:47 | Brusselsな毎日
ブラッセルで毎年恒例の「Oriental Art Fair」がやっているので、行ってみました。



これは、ブラッセルのサブロン広場近くにあるアンティークを扱うギャラリーとかでやっているようで、
今年は、30のお店が参加しています。
もともとのお店自体がそのまま参加したり、世界の個人事業の方や、他の国のお店の方が、
ブラッセルのお店のスペースを借りたり、提携したりして参加しているケースも多いようです。
サブロン広場は、土日にアンティーク市が開かれているのでも有名です。
(私はまだ市にはいったことないんですが)

普段は、アンティークショップってちょっと敷居が高いかな~という感じなのですが、
今回は、大々的なフェアですし、いい機会なので、自分では買えないアンティークなお宝を見に、
気軽にいってみました。


オリエンタル系だけではなく、今回は、アフリカや小民族のアート(trival art)と
ギリシア・ローマ系の古代芸術(ancient art)のフェアーも同時開催しており、
そちらも楽しめました。

いくつかみた中で、気に入ったのは、ネパールやチベットの仏像。


これは、「Vasudhara」という菩薩像ですね。豊穣、繁栄、富をつかさどっているのがお仕事で、
かの地の菩薩さまの中でも大人気らしい。
この作品は、優しげな眼差しですが、けっこうキュートな感じです。


他にもネパールやチベットの仏像をみましたが、かなーりセクシー系女子な菩薩も多く、
なまめかしくも神々しいってこういう感じなのかな~と見習いたくなりました。(笑)


各ギャラリーに行くと、お客さんがけっこう入っていて、活気づいています。
また、必ずお酒やおつまみが置いてあり、来客にふるまわれます。
あるギャラリーでは、お酒の接待係りのような方がいて、
ワインやチーズをたくさん勧めてくれるので、けっこう飲んじゃたり~笑

また、日本から出店している方もあり、そこでは、日本酒と和菓子類がおいてあり、
すっかりごちそうになってしまい~笑
そこは、日本のアンティークではなく、シルクロードものを扱うお店で、東京の京橋に店舗があるそうです。

こう書いてると、アンティークを見に行ったの?お酒飲みに行ったの?と
言われそうですが、そんなに飲んだくれてませんから~!


お客さんは、コレクターはもちろん、キュレーター、ディーラーの方々が多かったみたいです。
お店のあちこちで、真剣に「商談」してる人達もいました。
(すみません、買えもしない一般人で。。。いや、買える値段のモノがないんっすよ。ボソッ)


あるギャラリーで、「日本人?これ、日本のモノなんだよ!」と言われたものがあったのですが、
「??????」なんじゃ???? 見てもさっぱりそれが「ナニ」なのかわからない。

ソレの前で、そのお店の取り扱い商品一覧(プライスリストと詳細説明が載っているもの)を見ていた、
品の良い名家のおばあ様っぽい方に「どういうものなのかしら?(日本人だからわかるよね?)」的に
問いかけられ、焦りました。
商品一覧の説明をみて、ようやくそれが、日本の古民家にある囲炉裏の「自在鉤(じざいかぎ)」だと
気が付きましたが、、、囲炉裏そのものの説明だけでも覚束ず、全然説明できなかった(汗)

でも、優しいおばあ様は焦ってる私に、「大体わかったわ~。ありがとう~。」とにっこり笑ってくれて、
「そうそう、あなたのこのお洋服、とってもいいわね!素敵!」と褒めてくれました。
その余裕、空気の変え方に大感動!!
コミュニケーションってやっぱり空気感が大切なんだと再認識した瞬間でした。









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