購入した理由は、10年間、胸を曝して毎月心音を聴いてもらっていた町医者で、いきなり『雑音がある』と告げられ、『心雑音ってそんなに突然起きるものなのだろうか』と不審に思い、専門医療機関への紹介状をこっそり開けて読んで驚愕したからです。
そこには『以前からあった心雑音が大きくなり・・・』と記されていたのです。
以前から・・・10年間、毎月通って心音を聴いてもらっていたのに、心雑音の『し』の字も言われたことはありません。
前月の診察も、『お変わりありませんね』でチョンでした。
その段階で町医者と蟷螂の信頼関係は崩壊し、以降一度も顔を出していません。
典型的なヤブ医者に、10年間通い続けたわけです。
町のヤブ医者は『かくのごとくいい加減なもの』なのかと驚き、呆れ、そして激しい怒りが心の底からこみ上げました。
もっとも医者にとっては患者の心音などは所詮他人事。
医者と患者はアカの他人で、無関係の関係です。
高齢患者の胸に聴診器を当てながら、晩飯のオカズのことを考えているかもしれません。
なので自分の身体は自分で守ることに徹することにしました。
リットマンの聴診器がM3で紹介されていたので迷わずチョイス。
自分の心音を知っておくのは、決して悪いことではありません。
最近はBluetooth付きのものがあり、自分の心音をパソコンに取り込んで記録できるのですが、ちと高い!
特に三親等以内に心臓病で亡くなった人がいる場合は要注意でしょう。
年に一度、正月に聴いておくのも良い習慣です。
ついでに奥方の心音も聴いておく、『大人のお医者さんごっこ』といったところでしょうか。
今はネットで異常心雑音が公開されているので参考にしましょう。
https://www.youtube.com/watch?v=BK652MppPiI
蟷螂はコロナ鬱で眠れない夜、心音を子守唄代わりに聴いています。
なにせ蟷螂の心臓の手術代は400万弱、いかなるスポーツカーのエンジン音よりも心地よく聞こえます。
ただし、耳の穴が痛くなることと医者に嫌われることは覚悟しましょう。