cogito, ergo sum

日常を楽しめたらいいな

頑張った人に!

2010-02-14 23:07:00 | ski
バンクーバーオリンピック 女子モーグル 上村選手・・・残念でしたね。
08-09シーズンの上村選手の滑りは圧巻でした。
あの時は彼女一人別次元の滑りをしていたように見えたものです。
でも世界は凄いですね。シーズンオフの一年にも満たない期間でトップ選手は上村選手の滑りを、これからの女子モーグルに求められる滑りをちゃんと研究し、自分のものにしてきました。
今回の上村選手の滑りを見たときは、金はムリでも表彰台は何とかなるんじゃないか?とも思いました。
でも、上位三人の滑りは・・・誰がどうひいき目に見ても(可哀想だけど)今回の上村選手の滑りでは敵わない。そんな素晴らしい滑りでした。
競技後の悔しさはあるけど満足感のある涙の笑顔は印象的でした。
もし!(もしはないんですけどね)08-09シーズンで上村選手があれほどの滑りをできず、09-10シーズンに彼女が開花していれば・・・世界は彼女に追いつけず金を取れていたのかも知れませんね。
一つ言えることは、今回のオリンピックにおける女子モーグルのレベルを引き上げたのは「上村愛子」だったことは間違いないでしょう。
時代を作った彼女には拍手を送りたいです。

そして、上村選手に負けないくらい感動的な滑りをしたのが里谷選手ですね。
彼女の滑りも凄かった!
結果は本当に残念なものでしたけど、上村選手に負けないくらい(攻めの姿勢で言ったら上村選手以上だったのでは!)感動しました。

今は、ただただ「お疲れ様」それしか言葉はでてきません。

アスリートの身体レベルは年々高年齢化しています。
時期オリンピックでは今回上位4人のレベルがないと予選通過は難しいものになるでしょう。
上村選手・・・メダルはムリかも知れないけど、もう一回!・・・チャレンジできるかな?
里谷選手33歳。あと34歳、35歳の選手もでていましたね。

ところで、私の街の小さなスキー場が市の赤字対策で来期いっぱいで閉鎖されることになっています。
あまりにも一方的な政策で議会にかけられたときには、地元では物議をかもしていますが・・・
そんなスキー場のお祭りが昨日ありました。

ぼくが生まれたときからあるスキー場で・・・そう、あって当たり前の場所でした。
県外に出て
「出身はどこなの?」
「ん。新潟・・・魚沼です」
「あ。じゃぁスキーやスノボできるんだ!いいなぁ」
「まぁ、人並みにはね」
ってのがごく当たり前の初対面の人との会話でした。
この先、あと十年たって今の子供たちが県外に出て行ったら
「え・・・したことないんだよ、雪はあるけどスキー場ないもん」
という会話も聞こえてくるんでしょうね。
今は仕方ないのかも知れません。
でも、何年か経ったときに雪国の雪が生活に苦痛しか与えなくなることは確実に過疎化を促進していくことでしょう。
スキーができるからと言って何の特にもならないのかも知れません。
ただ、数少ない雪国の特権が無くなるという事実は確かです。
潰すのは簡単ですが、一度無くしたものを取り戻すことは並大抵のことではありません。
先を見据えての閉鎖かもしれませんけど、その先を見据えての政策ってのはできないものでしょうかね。
今ならまだ決定を覆すことができます。(できると信じたい)
あと、一年経ったら・・・もう二度とこの地にスキー場はできないでしょう。

何とかしたいものです。
何とか・・・


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