Zippo”ハンド”ウォーマー
8年くらい前に購入したもので、ハンディウォーマーとは違い、ハクキンカイロとの互換性がないハンドウォーマーです。
ハクキンカイロとほぼ同じ大きさなのですが、最大燃焼時間が12時間しかありません。同じZippoでもハンディウォーマーは24時間なんですけどね。温度もハクキンカイロほど熱くならず、12時間しか持たないのであればハクキンカイロminiとか、kawasaki(2024年現在販売してないのかなか?)とか、もっとコンパクトなもので十分ですよね。アウトドアで使うにしてもわざわざ嵩張るものを選ぶ必要はありませんから。
ってことで、ここ何年も使ってなかったのですが、取り出してみて「同じ大きさなんだから構造上は24時間使えるはずだよな」と思い、プチ改造してみました。
まずネックになったのが、この注入口
中綿が取り出せないんですよね。滅多に交換するものでもありませんが、これでは・・・ね。
先人の知恵を借りようとネットで調べてみると、ボディを分解して中綿交換している方もいらっしゃいました。雑な性格なもので、本体に傷とつけたり変形させたりする自信がある私としては分解はしたくないw
結局、格子を切断する方法をとりました。
やはりちょっと雑ですが、見えないところなので・・・
取り出した綿がこちら
中綿の量は明らかにハクキンカイロより少なく、破損してしまいましたが、ビニール袋に入れて綿をまとめているようです。
使ったものはこちら
6cm×8cmのカット綿です。
カット綿二枚を重ねたものをたたんで両サイドに押し込み、中央にも二枚重ねたものをたたんで押し込みます。
ハクキンカイロでも同様に交換し、注油カップ二杯入れて溢れることなく24時間以上発熱してくれるので大丈夫だと思います。
繰り返しになりますが、このサイズで12時間しか使えず、そのままでは中綿交換もできない。火口もハクキンカイロほど入手性はよくないし、熱量もハクキンカイロほどではない、最初の写真のように付属の袋もただの巾着で安っぽい。等々。
Zippoの名前やデザインが欲しい人、ハクキンでは熱すぎて使えないという人(これに関してはハクキンでも温度調整すれば問題なく使える)、プチ改造してみたい人、以外は個人的には素直にハクキンカイロをお勧めします。
2024/01/23 追記
中綿入れ替えしたハンドウォーマーは2カップ(約25cc)で無事稼働時間24時間オーバー(約30時間でした)となり、やっとサイズなりの性能を手に入れました。ただ、ハクキンカイロに比べると やはり”ぬるい”のは否めません。"ぬるい"から30時間温かく、見ようによっては日常使いには”丁度よい”ともいえるかもしれませんね。