Je pense donc je suis

フランス駐在中に始めた写真日記を中断していましたが再開します。金沢の写真がメインになると思います。

思い出:アウシュヴィッツ(Auschwitz)その1

2022-08-22 17:34:38 | 思い出写真

日本ではアウシュビッツ強制収容所と言われているけど、

ポーランドではオシフィエンチム(Oswiecim)。

クラクフの西54kmのところにある町だけど、今日は

アウシュビッツ強制収容所の写真をアップするね。

 

観光バスから降りて、収容所の入り口から入ったところの風景だよ。

有名な「Albeit macht frei」の表示が見えなくて、ちょっと意外な

感じがしたよ。

 

奥に入っていったら、こんな感じ。 

まだ、表示は見えないよね~

 

さらに前進すると、やっと表示が出てきたよ。 

想像していた収容所の門?とは、イメージがちょっと違っていたけどね。

 

門をくぐりぬけて行くと、こんな風景。 

 

収容所内には、こんな囚人棟が並んでいたよ。 

全部で28棟。

 

これは最初に入った4号棟(多民族全滅計画)で撮った写真だったかな。

上に砂時計のようなものが見えるけど、中に入っているのは、焼かれた

囚人の灰。 

このあたりから、だんだん気持ちが重くなってきたよ。

 

これも4号棟で撮ったかなぁ。 

どこの国から何人のユダヤ人が運ばれてきたか書いてあるけど、読める? 

例えば、ハンガリーから43万人とか。

 

これは5号棟(ナチスの犯した犯罪の証拠)で撮ったと思うけど、

ガス室で大量殺人に使われたチクロンBという劇薬の空き缶。

 

これは囚人たちが持っていたカバン。

 

こんな実物を眺めていると、どうして同じ人間なのに殺人ができるのか、

悲しくなってくるね。

(つづく)

(2011年8月17日撮影)



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