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日々を記す。

声優と特撮と映画漬けの毎日です。

トランスポーター2

2006年06月08日 | 劇場鑑賞映画
映画「トランスポーター2」を観ました。

原題:THE TRANSPORTER 2
2005年,フランス,148分
監督:ルイ・レテリエ
脚本:リュック・ベッソン
出演:ジェイソン・ステイサム(フランク・マーティン)、アレッサンドロ・ガスマン(ジャンニ)、アンバー・ヴァレッタ(オードリー・ビリングス)、ケイト・ノタ(ローラ)、マシュー・モディーン(ジェファーソン・ビリングズ)、ジェイソン・フレミング(ディミトリ)、キーズ・デヴィッド(ステイプルトン)、ハンター・クラリー(ジャック・ビリングズ)、シャノン・ブリッグズ(マックス)、フランソワ・ベルレアン(タルコーニ警部)
映画公式サイト

*

プロの運び屋(トランスポーター)のフランク(ジェイソン・ステイサム)は、仕事を引退しマイアミで運転手の仕事をしていた。
ある日、雇い主の息子ジャックを連れて彼の定期健診を受けに病院に行ったとき、フランクは異変に気づく。自分たちを出迎えた看護婦や医者から感じた危険な匂い・・・・次の瞬間、フランクは危機を感じて行動を起こした。診察を受けているジャックを取り戻そうとするが、看護婦や医者たちが銃を乱射してくる。

*

前作は2006/5/28に日曜洋画劇場で観ました。ものすごーく楽しくて、一気にジェイソン・ステイサムのファンにv
彼自体を知ったのは「セルラー」で、でもこのときはホンット何にも思わなかったんですよね。濃いオッサンがいるなぁってくらいで…。(でもまだ若いのね・笑)
それが一体どういうことなんでしょう? フランク・マーティンな彼は観れば観るほどカッコイイのです!
(もしかして今「セルラー」観たらカッコイイって思うのかしら…? えぇぇ)

そんなわけで続編です。ワクワクしながら観ました。
前作に引き続き、めちゃんこかっこ良かったです、フランク=ジェイソン・ステイサム!!
何マジック!?黒スーツ!?
映画自体は前作のほうが泥臭い感じがして好きですが、今作もパワー全開でした。
フランクの行動がとにかく凄くて、ツッコミどころ満載で、あんた何やってんの!と思わずスクリーンに向かって叫びたくなるのをどれほど我慢したか(笑)。
特に、爆弾を引っ掛けるシーン、涼しい顔してエレベーターの上にいるシーン、さらに格別だったのは空を飛ぶシーン! ハチャメチャだけどむちゃくちゃカッコ良かったです~。
ジェットスキーのシーンも大好き! 私もジェイソンにジェットスキーの上でクルリと回転させられたい(笑)。

でも肉弾戦のアクションは前作のほうが好きかも。彼は足が長くスタイルが美しいので足技をもっともっと見たかったです。
あと前作の油でギトギトになりながらのアクションシーンがすごく好きで(変態か、ワシ)、今回はそういうのがなかったなーと。
それから前作にはライがいて、言葉には出さないけどフランクは楽しそうに見えたから、今回ライのようなポジションのキャラがいなかったのも残念だったですねー。
人妻との淡いロマンスはありましたが…! ストイックなフランクが素敵すぎた!!!
(綺麗な奥さんでした)

そしてバカンスを利用してフランクに会いに来てる警部がすごく可愛くてv
いつの間にそんな仲に…? マドレーヌ焼いてたし!
もうちょっと出てきてほしかった~。そこが残念。

しかしまぁもう何でもよいのです。
ジェイソン・ステイサムがカッコ良かった。それで充分です。
ラストショットの顔のアップ、メロメロでした。
私もフランクと電話で話したい~!

ステイ

2006年06月06日 | 劇場鑑賞映画
映画「ステイ」を観ました。

原題:STAY
2005年,アメリカ,101分
監督:マーク・フォースター
脚本:デヴィッド・ベニオフ
出演:ユアン・マクレガー(サム)、ナオミ・ワッツ(ライラ)、ライアン・ゴズリング(ヘンリー)、ケイト・バートン、ボブ・ホスキンス、ジャニーン・ガロファロー、B・D・ウォン、エリザベス・リーサー
映画公式サイト

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精神科医のサム(ユアン・マクレガー)は、ある日同僚の患者を引き継ぐことになる。患者の名はヘンリー(ライアン・ゴズリング)。彼は不可解な言動でサムを翻弄していく。
やがて恋人のライラ(ナオミ・ワッツ)の心配をよそに、サムはどんどん深い精神世界の迷宮へと堕ちていくのだった。

*

面白かった~。
迷路のような話だと覚悟はしてたのですが、変幻自在に姿を変える空間、時間、言葉にサムと同様(つーかサム以上に)翻弄されました。
こういうのって”理由”が分からないとホントどんどん深みにハマっていくんですが、でも最後にぶわっと開けていきました。
”理由”をふまえた上でもう一度観たら、たぶん印象が全然変わるんだろうなぁと。いっそうせつなくなるだろうと…。
その楽しみは、何ヵ月後かに発売されるDVDの吹き替え版で味わおうと思います♪

にしてもユアンは可愛いですね! 声も可愛い~v
「トレインスポッティング」や「氷の接吻」のように自ら病んでるのも好きだし、「普通じゃない」のように普通じゃない(笑)ユアンもすごく好きだけど、「マネートレーダー」やこの「ステイ」のように振り回されてあわあわしてるユアンがもしかしなくても一番ツボかもしれないと思いました。
あーでも「アイランド」の純真無垢なユアンもただのスケベ男だったユアンも捨てがたい!

ナオミ・ワッツも素敵でした。ホント「リング」のときはあんまり印象に残らなかったのになぁ…。
彼女の表情はなんかこう、ほっとするというか心が癒されます。
まだ観たことない「マルホランド・ドライブ」や「21グラム」を観てみたくなりました。

ライアン・ゴズリングも良かった! あの今にも泣き出しそうな顔が良いです~
ちょっと長めにしてた髪型もよく似合ってたし。
この映画の最重要人物であるヘンリーを、情緒不安定に、吹いたら飛ぶような儚さで熱演してました。

あとボブ・ホスキンスが盲目の役だったんですが。
パンフレットのインタビューを読んだんですけど、カラーコンタクトを入れるという選択肢を取らず、目玉を極限まで上に押し上げることで目が見えないことを表現してました。
寄り目さえ出来ない私は感嘆するしかなかったです。

セリフが多くかけあいが多い作品でした。視覚的なカラクリも数多く存在したので、おそらく吹き替え版で観るほうが入り込みやすいんじゃないかと思います。DVD発売がホント楽しみです。ぜひとも今年中には出してくださいませ。

※ちなみに森川さんのファンクラブからの情報によりますと、

ユアン・マクレガー(サム):森川智之
共演:井上喜久子、三木眞一郎、中庸助、久保田民絵、嶋村カオル、唐沢潤 他

おそらくナオミ・ワッツが井上さん、ライアン・ゴズリングが三木さん、ボブ・ホスキンスが中庸助さんなんじゃないですかね~。

ダ・ヴィンチ・コード

2006年05月29日 | 劇場鑑賞映画
映画「ダ・ヴィンチ・コード」を観ました。

映画公式サイト

原題:THE DA VINCI CODE
2006年,アメリカ,150分
監督:ロン・ハワード
原作:ダン・ブラウン「ダ・ヴィンチ・コード」(角川書店・刊)
脚本:アキヴァ・ゴールズマン
出演:トム・ハンクス(ロバート・ラングドン)、オドレイ・トトゥ(ソフィー・ヌヴー)、イアン・マッケラン(リー・ティービング)、アルフレッド・モリナ(アリンガローザ司教)、ジャン・レノ(ベズ・ファーシュ)、ポール・ベタニー(シラス) 他

*

宗教象徴学の権威であるロバート・ラングトン教授(トム・ハンクス)は、ある夜、講演中にフランス警察に呼び出される。ルーブル美術館の館長が殺されたというのだ。
彼と会う約束をしていたラングトンが現場に駆けつけると、館長は自らの血で円を描き、自身をレオナルド・ダ・ヴィンチの素描「ウィトゥルウィウス的人間」に見立てて死に絶えていた。
訳が分からずラングトンが当惑していると、彼の前に暗号解読官ソフィー・ヌヴー(オドレイ・トトゥ)が現れる。
そして…

*

世界的ベストセラー作品の映画化。

私のような無知な人間は、美術や宗教に関しての自分自身の嗜好や意見がないので、脳はスポンジと化し、ただひたすら「ほぅー!」「へぇー!」と唸りながら原作を読んだものです(苦笑)。
というわけで~。ダ・ヴィンチやキリスト教を少しは知っておかないと、その上で原作未読だったら映画を観ても意味不明だと思いました。良かった私、原作読んでて…!

原作を読んでると、想像でしかなかったことが映像として眼前に浮かび上がり、その部分ではとても楽しかったです。それにラストシーンは小説を読んだときは「それで終わりなの!?」って思ったけど、映画では余韻というか静かな感動というか、胸に迫ってきた気がします。
ハードカバー2冊分の原作を詰め込むにはやっぱりあわただしくて目まぐるしかったけど、でもなかなか面白かったんじゃないでしょうか…?

作中で主人公のラングトン教授は”ハリソン・フォード似”と書かれてますが、実際に演じたのはトム・ハンクスでした。
原作の、”ハリソン・フォード似”という風貌の部分を差し引いても、トム・ハンクス=ラングトン教授としては想像できなかったんですけども、実際に映画を観たら気になりませんでした。映画を観るまで妙に思ってた不思議な髪型もまったく気にならず(笑)。
いつもより痩せてたし。カッコ良かったです~。
オドレイ・トトゥも可愛かった。つか細っ!

私はミーハーなので、やっぱ視覚的に楽しめるかどうかがキモとなるわけでして。
ポール・ベタニーが素敵でした・・・・! あの妄信的な狂いっぷり! 目が怖いー! ステキー!
まだ若いのに(35歳)すごいなぁと感嘆しました。

そしてイアン・マッケラン氏…
eiga.comの批評でも絶賛されてましたが、素晴らしかったかと!
ものすんごく心地いいんです、セリフ回しが。まるで歌うような抑揚で、聴いててポケーっとなっちゃいました。
この人だけは映画の中で完全に役そのものでした。
まごうことなき”サー・ティービング”。
メロメロです…

もしかしなくても、こういう映画は吹き替えで観たほうが言葉が頭に入ってくるのかも。
でもイアン・マッケランのあの絶妙な言い回しは、ぜひ実際に聴いていただきたいです。

ブロークン・フラワーズ

2006年05月29日 | 劇場鑑賞映画
映画「ブロークン・フラワーズ」を観ました。

映画公式サイト

原題:BROKEN FLOWERS
2005年,アメリカ,106分
監督・脚本:ジム・ジャームッシュ
出演:ビル・マーレイ(ドン・ジョンストン)、ジェフリー・ライト(ウィンストン)、シャロン・ストーン(ローラ)、フランセス・コンロイ(ドーラ)、ジェシカ・ラング(カルメン)、ティルダ・スウィントン(ペニー)、ジュリー・デルピー(シェリー)、クロエ・セヴィニー 他

*

「息子が19歳になります。あなたの子です」
そんな差出人不明の手紙をいきなり受け取ったドン・ジョンストン(ビル・マーレイ)は、おせっかいな隣人に追い立てられるように20年前につきあった女性たちの元を訪ねることに。
果たしてドンは、手紙の差出人、そして息子に会うことができるのだろうか?

*

ほろ苦い気持ちになりました。せつないというか寂しいというか。
何が起こっても、何も変わらず、曖昧な日常が続いていく…人生ってそういうものなんだろうなぁと。

ドン・ジョンストンが会いに行ったかつての恋人は4人。
突然、昔の恋人が訪ねてきたらどうするでしょう。
彼女たちはそれぞれで迎え方も反応も違ってました。
懐かしさと愛しさがこみ上げてきて恋が再熱したり。
ドンへの気持ちがまだずっと心に残っていたり。
想いは風化していても友人のように穏やかに話せたり。
殴り飛ばすくらいの勢いで怒ったり。
それぞれに違う彼女たちの反応が色とりどりで面白かったです。
図らずとも一番感情移入できたのは2番目に出てきたマダム(フランセス・コンロイ)ですね~。想い出だけで生きているタイプ。一番陥りたくない状況だけど、だから余計にせつなかったです。

主人公はビル・マーレイ。
「ゴースト・バスターズ」で知りました。
あの頃の油ギッシュな雰囲気は年々薄れ、今やボーッとしたオヤジを演じさせたら世界一!?
今回もぼんやりしてました。「…」が多い感じ(笑)。
でもプレイボーイっていうのは納得で、放っておけないし、やっぱカッコイイんですー。私も大好きです。

ジム・ジャームッシュ監督の映画は全然観たことなくて、去年観た「コーヒー&シガレッツ」が初めてでした。
こういうオフビートっていうんでしょうか、スタイリッシュな趣味っぽく思われるジャンルには、私はどうしてもちょっと苦手意識があるんですけども。でも「コーヒー&シガレッツ」は面白かったし、この映画もとても良かったです。他のも観てみようかな…?

シャロン・ストーンが綺麗でした。飾り立てもせず、ナチュラルな美しさを感じました。
大コケした「氷の微笑2」とどっちを先に撮ったのかは知らないけど、完璧な美にしがみついているイメージがあったので、「ブロークン・フラワーズ」を観てこういうのも演るんだ!と。こういうほうがいいじゃん!と思いました。ホント素敵だったです。

ドンが、恋人たちに会うときにいつも花束を持っていってて、その花がいつも違ってたのも良かったです。
彼女たちに対するドンのイメージで花束を作ってたっぽくて。
もし私だったらどんな花を贈られるのかなと。そんなことを考えちゃいました(笑)

ナイロビの蜂

2006年05月18日 | 劇場鑑賞映画
映画「ナイロビの蜂」を観ました。

映画公式サイト

原題:THE CONSTANT GARDENER
監督:フェルナンド・メイレレス
出演:レイフ・ファインズ(ジャスティン・クエイル)、レイチェル・ワイズ(テッサ・クエイル)、ユベール・クンデ(アーノルド・ブルーム)、ダニー・ヒューストン(サンディ・ウッドロウ)、ビル・ナイ(サー・バーナード・ぺレグリン)、ピート・ポスルスウェイト(ロービア) 他

*

アフリカのナイロビで暮らす英国外交官のジャスティン(レイフ・ファインズ)の元に届いた報せは、情熱的な活動家でもある妻テッサ(レイチェル・ワイズ)の死。
彼女は何故死んだのか・・・・・ショックに打ちひしがれるジャスティンは、やがて少しずつ彼女の隠された秘密と秘められた想いに気がついていく。

*

すごく良かったです。座っていた椅子に沈み込んでいくような感覚に陥りました。
ずぶずぶとのしかかってくるような重さのある衝撃と、じわじわと広がっていくやるせなさとせつなさ。
あまり感じたことない感情に見舞われました。

強大な陰謀を暴くサスペンス映画、そして全編に溢れていたのはジャスティンとテッサの夫婦愛。
人を愛することは悲しくて切なくてつらくて、だけど幸せで唯一無二の宝物なんだと心に染み込みました。

映像がドキュメンタリータッチで、リアルそのものでした。
知らぬままで生きている残酷さが醜く浮かび上がり、観る人の心を引っかいていきます。

本作でアカデミー助演女優賞を受賞したレイチェル・ワイズですが、そりゃ獲るわ!って思いました。
危険を顧みず、なりふり構わず飛び込んでいく信念の強さと、ジャスティンへの語りつくせないほどの深い愛情。
自分のやっていることを愛する夫に告げられず(夫の不信感も肌で感じていたはず)、だけど自分を信じ、やるべきことを目指して走り続けたテッサを演じていたレイチェル・ワイズは本当に魅力的でした。
いつも思うけど、そしていつも以上に笑顔が柔らかかったです。可愛かった~!
そしてジャスティンがたびたび思い起こす彼女が本当に綺麗で、余計に涙腺が緩みました。

オススメの映画です。

RENT/レント

2006年05月11日 | 劇場鑑賞映画
映画「RENT/レント」を観ました。

映画公式サイト

2005年,アメリカ,135分,ミュージカル映画
監督:クリス・コロンバス
出演:ロザリオ・ドーソン(ミミ)、テイ・ディグス(ベニー)、ウィルソン・ジェレマイン・ヘレディア(エンジェル)、ジェシー・L.マーティン(コリンズ)、イディナ・メンゼル(モーリーン)、アダム・パスカル(ロジャー)、アンソニー・ラップ(マーク)、トレイシー・トムス(ジョアンヌ) 他

*

情熱を失った元・人気ミュージシャンのロジャー(アダム・パスカル)、彼のルームメイトで映像作家の卵のマーク(アンソニー・ラップ)、二人の友達で大学教授のコリンズ(ジェシー・L.マーティン)、強盗に襲われ路頭で倒れてたコリンズを助けてくれたドラッグ・クイーンのエンジェル(ウィルソン・ジェレマイン・ヘレディア)、ロジャーの階下に住んでるストリップ・ダンサーのミミ(ロザリオ・ドーソン)、かつてはロジャーたちの仲間で今は資産家の娘と結婚し彼らと敵対してしまってるベニー(テイ・ディグス)、ベニーとは犬猿の仲でパフォーマンス・アーティストのモーリーン(イディナ・メンゼル)、現在のモーリーンの恋人で女弁護士のジョアンヌ(トレイシー・トムス)。
そんな彼らが過ごす、1989年のクリスマス・イヴからの1年を描いた物語。

*

伝説のブロードウェーミュージカルだそうです。
初演から10年経っての映画化。90%歌で作られてます。
主要キャスト8人のうち、ミミ役ロザリオ・ドーソンとジョアンヌ役トレイシー・トムス以外は初演で同じ役を演じてたキャストとのこと。
それを映画を観る前の情報として初めて知った私ですが、そんな”にわか”な私でも初演メンバーに息づいている眩しい輝きに圧倒されました。素晴らしかったです。
その揺ぎ無いメンバーにロザリオ・ドーソンとトレイシー・トムスが新鮮さを加えてさらにドラマティックに。
ロザリオ・ドーソンは華を、トレイシー・トムスは力強い歌声を。

この映画は、まず映画情報ブログ様で見かけたポスターに興味を惹かれ、映画館で観た予告編に心揺さぶられ、映画を観る前にサントラを買ってのめり込み、映画を観て完全にハマりました。

心の中でくすぶっている情熱の炎、だけど、逃げ道を探して堕落する一方の心、その寂しさを拾い上げてくれるのは友や恋人の”愛情”。
その愛に苦しむときもあるけど、それでも”愛を信じなければ恐怖に負ける”と歌ってました。

どうしようもない八方ふさがりの毎日を過ごし、そこからいち早く飛び出してしまったベニーをみんなは嫌っていて。
だけど、同時に羨ましかったんだと思います。そっちを選べた彼を。
ベニーもみんなを助けたいのに、疎外感を感じてしまってもうどうしようもなくて…。せつなかったですねぇ。

そんな彼らの1年を描いて映画は終わるけど、でも何も終わってなくて、これからも彼らは愛を片手に恐怖と戦っていくのでしょう。
私も、一瞬一瞬悔いのないように生きたいと思いました。
今こうして映画の感想を書いてるこの瞬間も、もう二度と訪れないわけですから~。


役者陣がみんな魅力的でした! エンジェルとジョアンヌとコリンズと、そしてロジャーが大好き~!
ミミ役のロザリオ・ドーソンも可愛かったです! 初めて彼女を認識したのは「シン・シティ」の緊縛の女王役。あのときとは雰囲気が変わり、でも瞳の強さは同じでした。たまになんか野獣みたいなときがあったんだけど(迫力ありすぎ)、でもキュートでしたv
エンジェルとコリンズ。ホント、ナイスカップルでした~。「さすが俺の女!」ってシーンとか大好き!
ジョアンヌも、歌はうまいわ可愛いわカッコイイわで惚れまくりでした。融通がきかなそうでやきもち焼きってキャラクターにもピッタシ♪

そしてロジャー…!
予告編を観たときに、ほぼ一目惚れでした。こういう髪型の人大好きなのれす…!(回想シーンの短髪も可愛かったけど)
かなりヘタレチックでそこもツボでした。みんなから愛されてて、そこも良かった~。


…というわけで。なんかもう、すんごいハマってるっぽいですけど(まぁ実際ハマってるんですけども)、雑誌やネットの批評を観ると評価は真っ二つに分かれてるので、期待しないで行ったほうが楽しめるんじゃないですかね…?(笑)
ほぼ全編歌なので、そこが好き・嫌いの境界線のような気がしますー。

そうそう。映画の中じゃ敵対してるベニー(テイ・ディグス)とモーリーン(イディナ・メンゼル)ですが、実生活では夫婦だそうですv

*
*

サントラも最高でした。
全曲好きなので(好きすぎて、2枚組みの輸入盤も買っちゃったくらい)、感想を~。

『Seasons of Love』
予告編でも聴けます。”1年は525,600分、あなたはその1年を何で数えますか?”と問いかけ、”愛で数えるのはどうだろう”って歌ってます。
映画本編でも冒頭に流れます。緞帳が上がり、ステージに浮かび上がる8人の影・・・・それだけで鳥肌が立って目頭が熱くなった私がここに(ハマりすぎ・苦笑)。
ソロパートはジョアンヌとコリンズ。ジョアンヌが歌いだしたとき、彼女のほうを見つめるロジャーが好き!
何度聴いても感動する曲。

『Rent』
ロジャーやマークがロフトの住人たちと一緒になって、「家賃なんて払わねぇぞ!」って歌う曲。居直り曲です(笑)。映画を観る前に聴いたときはあんま残らなかったんだけど、映画後に聴いたらすごく好きになりました。
ロジャーもマークもすごく印象的な歌声です。ロジャーの歌声がツボすぎる…!

『One Song Glory』
ロジャーの心のくすぶりを熱く悲しく綴った曲。”情熱が欲しい”って焦がれてるロジャーにときめきまくり・・・・!
すんごい好きな曲のひとつ。

『Light My Candle』
大好きー!
ほぼ引きこもり状態のロジャーの部屋にやってきたミミ。ミミはロジャーが大好きでモーションかけまくるんだけど、ロジャーは腰が引けててアタフタ。そんな二人の可愛いやりとりが歌に。
「この辺じゃ一番のお尻よv」って言われ、「えぇっ」ってドギマギしてるロジャーがもう可愛くて可愛くてしょーがない。

『Today 4 U』
こりゃまた大好きな曲!
コリンズがロジャーとマークにエンジェルを紹介するとこからもうワクワク。
ガラガラガラと扉が開いて、超可愛いカッコして飛び出してくるエンジェルに胸ズキューン。
映画を観る前からすごく好きだった曲。
歌いながらクルクル踊るエンジェルが超可愛い。ドラムのスティックで髪の毛をくしゃっとされたときのロジャーがまたもうこれ超可愛い!
”トゥデイ・フォー・ユー,トゥモロウ・フォー・ミー”や”アキータ・エヴィータ”など妙に耳に残るフレーズも多く、聴いてると自然に体が動いてくる楽しいナンバーです♪ エンジェルの歌声もホント好き!

『Tango: Maureen』
この曲もすんごい好き!!
モーリーンにフラれたマーク。彼女の新しい恋のお相手は、なんとジョアンヌという女性。
だけどモーリーンに助けてと言われると助けに行ってあげちゃうマーク。しかし訪れた先にモーリーンはおらず、代わりにジョアンヌが・・・・。ジョアンヌも、「なんでモーリーンはあなたを呼ぶのよ!?」とおかんむり。
そんなジョアンヌに、マークはかつてモーリーンに振り回され続けた思い出を語り始める…って歌。
タンゴに乗せて歌いあうマークとモーリーンがすごくコミカル。映画本編では踊りも観れて楽しさ倍増でした。そして一人だけ赤のドレスなモーリーンが素敵。

『Out Tonight』
ストリップ・ショー・クラブ”キャット・スクラッチ”で踊るミミ。かなりきわどい衣装で踊ってます。体がしなやかでホント猫のよう。魅力的!
”私を今夜連れ出して”って誘ってますが、次第にその思いは部屋にこもりっきりのロジャーへと向けられていて、過去に引きずられているロジャーに恋してしまったミミのせつないラブソングにもなってました。
しかしロザリオ・ドーソンはミュージカル経由の女優ではないと思うんですけど、歌も踊りも巧いっすねぇ…!

『Santa Fe』
”みんなでニューヨークを飛び出して、サンタフェに行ってレストランを開こうよ”って曲。
とても爽やかなんだけど、映画を観ながら聴いたらかなりせつなかったです。そのあとCDで聴いてもせつなく…。
心をぎゅっとつぶされそうになります。
この生活から飛び出したい。だけど飛び出せない。せめて明るく歌おう。夢を見ながら。
そんな歌。
「アメリカ!」ってとこ、CD聴いてると絶対口ずさんでしまいます~。
映画では電車の中で歌ってるんですけど、一緒に踊るコリンズとエンジェルがらぶらぶですごく好きです!

『I'll Cover You』
コリンズとエンジェルが愛を交わす歌。
”心を開いて一緒に暮らそう。いつでも君を守るから”と。
仲睦まじいコリンズとエンジェルの互いを見る目がホント温かくて…。
あぁもう…!

『La Vie Boheme A&B』
居直り曲その2(笑)。
刹那的な彼らが、やけくそな楽しさを爆発させてます。
すっごい楽しいけど同時に空しい。素晴らしい楽曲だと思います!
これはもう絶対映像つきで観たほうが楽しい~~。
「私たち姉妹よ」とか、「こっちは兄弟!」とか、「パクリではありません」とか、思わずプッと吹き出してしまう部分が多々あり。

『I Should Tell You』
何が素晴らしいって、”I Should Tell You”が”愛してる”に聴こえるところだと思います。
日本人で良かった(笑)

『Take Me or Leave Me』
公衆の面前でモーリーンとジョアンヌが大ゲンカする曲。めちゃめちゃ好き!
二人の歌声がまさにぶつかりあっていて鳥肌モノ。
ホントすんごいカッコイイんです、二人とも…!
特にジョアンヌの歌声がすごく好きです。

『Without You』
”あなたがいなくても地球は回るけど、あなたがいないと私は死んでしまう”…
映画で一、二を争うくらい泣ける歌。
歌も泣けるけど、流れる映像がやばい・・。

『I'll Cover You(Reprise)』
こ…これがまた泣けるのです…。コリンズの歌声に、ジョアンヌが歌声を重ね、そして他のみんなが「Seasons of Love」のフレーズを歌う・・・・・
号泣しました。

『What You Own』
ロジャーとマークのデュエット。序盤の「Rent」も二人で歌ってるけど、比べてとっても開放的な曲。目が覚めたというか。
二人の声のユニゾンはとっても心地いいです~

『Finale B』
”No day but today”

ロンゲスト・ヤード

2006年05月08日 | 劇場鑑賞映画
映画「ロンゲスト・ヤード」を観ました。

映画公式サイト

2005年,アメリカ,114分,スポーツコメディ
監督:ピーター・シーガル
出演:アダム・サンドラー(ポール・クルー)、クリス・ロック(ケアテイカー)、バート・レイノルズ(ネイト・スカボロー)、ジェームズ・クロムウェル(ヘイズン刑務所長)、ネリー(メゲット)、ボブ・サップ(スウィトウスキ) 他

*

八百長疑惑でアメフト界を追放されたフットボールのスター選手だったポール・クルー(アダム・サンドラー)は、恋人の車をかっぱらい、飲酒運転でパトカーとカーチェイスの末、懲役3年を食らってしまう。
送られた刑務所で、所長率いる看守たちのアメフトチーム(セミプロ)のコーチを頼まれたポールは、チームに自信をつけるために弱いチームと戦ったらどうかと提案、その案が気に入った所長から囚人チームを作れと言われ・・・。

*

1974年に公開された傑作スポーツ映画「ロンゲスト・ヤード」のリメイクだそうです。
当時の主演バート・レイノルズが今回の映画にコーチ役で登場してて往年ファンもニンマリ?
井筒監督は自腹コーナーでクソミソに言ってましたが・・・・(苦笑)
(オリジナルのバート・レイノルズ版が面白すぎるらしいです)
私は昔のほうは観てないし、とても楽しめました。

考えてみれば、アダム・サンドラーの映画をスクリーンで観たのは初めてで~。なんだか新鮮!
(そういや雑誌か何かに書いてあった「奇跡の日本公開!」という文章にウケました・苦笑)
私がアダム・サンドラーを気にするのは、ゆえに吹き替えが森川智之になる可能性が大だからですが(ヨコシマな!)。
でもなんやかんやでアダム・サンドラーも結構好きだし、あとクリス・ロックがとても好きなのと、映画のジャンルがコメディだったので観にいきました。

今回何よりも思ったのは、サンドラーってなんて器用なのかしらと!
ヘタレな役が多いけど、この人はかなり男前でございます。顔はぼんやりしてるけど…
歌も超うまいし(今回は歌わず)、でもって今回アメフトやバスケの腕前を披露してたんですが動きが華麗! 引きで撮ってるときは吹き替えかもしれないけど、ごまかしのきかない距離で撮られてるときに見れたバスケのドリブルなんてビックリするほど巧かったですー!

お目当てだったクリス・ロックは相変わらずオチャメでしたv 独特の、あの高めの声がホント好きで、今回もサンドラーの女房役というか、人好きのするムードメーカーとして大活躍。こういう人がお兄ちゃんだったら毎日楽しすぎると思う!
ナイスなシーンはいろいろあって、「誰か一人刺さなきゃ!」って焦ってるシーンや、サンドラーと友情を深めるシーンなどなど、出番は決して多くなかったんですが(クレジット2番めだったのにぃ!)素敵な役どころだったかと。

分かりやすいドラマでした。コテコテのギャグは苦笑だったり爆笑だったり。寒かったり(ありゃ)。
そうそう。ボブ・サップがまたこれもう分かりやすいキャラで…! 体はおっきいのに泣き虫。可愛かった!(たぶん)
あと、バスケチームからスカウトされるメゲット役のネリーという人が・・・・非常に無性にセクシーでした。めっちゃくちゃ色っぽかったんですけど…! 単に好みの顔だったのかもしれませんが(笑)

男ばっかの映画なので男臭さ汗臭さ下品さ乱暴さもありつつ、だけど直球で熱いスポ根ドラマ&コメディでした。
最後は気分爽快・・・・だったかな?
そうだ! チョイ役でロブ・シュナイダーが出てました。さすがチーム・サンドラー。
親友ならしいですね♪ ベンとオーウェンみたいな感じかしら? 良いことですねー。
ベン&オーウェンのほうが萌えますけどね(笑)。

というわけで。吹き替え、期待してます♪(だからヨコシマだってば…)

Vフォー・ヴェンデッタ

2006年04月21日 | 劇場鑑賞映画
映画「Vフォー・ヴェンデッタ」を観ました。

映画公式サイト

イギリスの独裁政治に侵された近未来。
薄暗い平穏な日々に、仮面の男Vが鉄槌を食らわす映画。

面白かったです! なんとも言えない感情が心と体を駆け回っていきました。”感動”でしょうか・・・・映画の持つ迫力と情熱に魅了された130分です。
スクリーン近くで観たせいもあって、体を打つように響いてくる音楽に乗せて描かれる、Vが企む鮮やかな革命に心を鷲掴みにされました。
ナタリー・ポートマン演じるヒロインと同じく、私も惚れてしまいました、Vに!

道化のような仮面(実在したガイ・フォークスという人物=1605年11月5日に議事堂を爆破しようと企んだ男性の顔がモデル)の男Vを演じていたのはヒューゴ・ウィービング。
その名を聞いて思い浮かぶのは、マトリックスシリーズのエージェント・スミスと指輪シリーズのエルフの長エルロンド。
しかし今回はずっと仮面をつけてました。最高の、すんばらしいセリフ回しでした。カッコ良すぎてカッコ良すぎて、聞き惚れるしかなかったです~。
そして彼の孤独な心、強固な信念、凄惨な過去・・・・それらを癒してくれた”贈り物”・・・・。思い出すだけで涙が出そうです。
その表情は仮面に隠されていて一切分からなかったのに、冷たいとか怖いとか全然思わなかった。
アクションも超素敵でした。スマートでダイナミックな身のこなし、ホント素敵過ぎますって・・・。

ナタリー・ポートマンも可愛かった! キリリと尖った眉毛が美しく、スキンヘッドになる前の柔らかさも、スキンヘッドになった後の鋭さもすごく良くて。
Vと同じ寂しそうな雰囲気もあって、二人が共鳴しあうのは自然なことだと思えました。

描かれていた近未来では、イギリスが独裁国家に、アメリカは植民地に。人々は文字通り”自由”を奪われ、趣味を楽しむこともできず、異端な者は収容所送りとなり、外出禁止時間まである現状。そんな世界に”テロリスト”として舞い降りるのがV。
イヴィー(ナタリー・ポートマン)はある日Vに出会い、Vの計画を知り、そして”決意”するのでした。

支配されている日常から目を覚ます革命を描いたストーリーですが、いろんな人の様々な愛を描いた物語でもありました。
触れられなくても、叶わなくても、想いは力になるのだと。

プロデューサーズ

2006年04月21日 | 劇場鑑賞映画
映画「プロデューサーズ」を観ました。

映画公式サイト

ブロードウェイミュージカルの映画化。主演の二人(ネイサン・レイン&マシュー・ブロデリック)を始め、ミュージカルのオリジナルキャストがたくさん出てるそうです。
いやはやすごかった~~~。濃い濃い濃い! クドイ! 喰われそう~!

ものすごいエネルギーとテンションで最初から最後までノンストップ、息つく暇がありませんでした。もうちょっと映画時間、短くても良かったんじゃ・・・って思うくらい観疲れをしましたが、画面から飛び出してくるようなあのパワーは本当にすごくて圧倒されるばかり。
ギャグがてんこもりで、極寒のときもあったけど(苦笑)、やばいくらい面白かったです。
マシュー・ブロデリックがヒステリー起こすところとか~。あそこスゴイ!

もともとがミュージカルで、ネイサン・レインやマシュー・ブロデリックはそのミュージカルにも出ていたからか、ひとつひとつのセリフも表情も、”離れた席に座ってる人にも伝わるように”演じてた気がしました。そして他の登場人物たちもとにかくゴージャスで、まるで巨大な飛び出す絵本を観てるよう(笑)。

最低の脚本、最低の演出家、最低の役者・・・・最低だらけで作られたはずのミュージカルが思わぬ結果をもたらすストーリー。
その中の”最低の演出家”チームの皆さんが揃ってゲイの人たちで、この人たちがとにかくパワフルで道行く人をなぎ倒していくような有無を言わさぬ強引さで、スクリーンの中を所狭しと暴れ・・・もとい華麗に舞われてました(笑)。
「イエースーーーーーーーーーーーー」とか「ブルズ・アイ!!」とか「サンキュ!」とか爆笑でした。すんごい楽しそうだった!

ヒロイン役のユマ・サーマンも激キュートv 舌足らずの喋り方にグラマラスなボディ。ありゃ誰だってクラクラきます!
「パルプ・フィクション」や「キル・ビル」でのクールさが一番のイメージだったので、女の色香を武器にしつつも天然ボケといったキャラクターもいけるんだとすごく驚きました。
ウィル・フェレルのトンでるヒトラー狂信者も楽しかった。合言葉は「Amazon.comで~」でヨロシク♪(笑)

ゴーイングマイウェイの映画でした。疲れたときに観るともっと疲れそうですが(友人たちと観に行ったんですが、5人で観に行って、1人(私)はめっちゃ面白かった、1人はけっこう面白かった、1人はまぁまぁ、残り2人はぜんぜん面白くなかった。でした)、機会がありましたらぜひぜひどうぞ~。
私、一人だけで笑ってるシーンがいくつかあったので、あんまり参考にならない感想のような気もしますが・・・・(苦笑)

タイフーン TYPHOON

2006年04月13日 | 劇場鑑賞映画
韓国映画「タイフーン TYPHOON」を観ました。

映画公式サイト

熱くて、暗くて、寂しい物語でした。
多少過剰演出なときがあって、観ている気持ちが乗り遅れるときもあったんですけど、なかなか面白かったです~。

チャン・ドンゴンが海賊、彼を追う海軍大尉にイ・ジョンジェ。
日本ではこれでもかってくらいチャン・ドンゴンを前面に押し出して宣伝してますが、映画は完全にチャン・ドンゴンとイ・ジョンジェのダブル主役でした。出番(セリフ)の量はもしかしたらイ・ジョンジェのほうが多かったかも…?ってくらいに。

チャン・ドンゴンが役作りの為に体を絞ったこともあり、頬が削げてて野生的で、瞳がすごく綺麗で、ぞくぞくするようなオーラがあって。
でも彼がカッコイイのはいつものことだし、この映画の彼の風貌も色んな紹介記事で知っていたわけで。
しかしイ・ジョンジェは…!
今まで観たどの映画よりも逞しく精悍でめちゃめちゃ男前だったです! ビックリした~~!

出会う時が違っていたら、友達になれたかもしれない男たちの話。
車に乗り込もうとするチャン・ドンゴンと、彼に拳銃を構えてたイ・ジョンジェが数秒見つめあうシーンがすごく良かった。


私が今まで観たことあるチャン・ドンゴンの映画は、他に「ブラザーフッド」と「友へ チング」。
なんか、いつも悲しい顔・怒ってる顔を見ている気がするので、もっと笑顔が観たいなぁと。
ラブコメディとかやらないかなぁ…
イ・ジョンジェには作品ごとに違う面白さがあるので、なんだか余計そう思ってしまったのでした。