ben's camera note

写真日記

8月6日

2008-08-06 | 8月6日
今日はタイチは登校日。
いつもより早く家を出て、8時15分に先生や友達とみんなで黙祷して、平和についてお話を聞いたようです。

僕とミサキはテレビの前で黙祷して保育園へ。
ミサキは保育園でお話を聞いたみたいです。

僕は仕事前に用事で実家へ寄ると、親戚のおじさん(親父の従兄弟)が慰霊碑へお参りに福山から来広していて久しぶりにお話しました。
体格、仕草、風貌はどこから見てもヤ○ザさん。
おまけに顔や腕にはたくさんのキズが。
どこへ行ってもみんなが避けてくれるらしいです(笑)

おじさんが被爆したときは2歳。
瓦礫の下に埋もれたが、お尻だけ出ているところを母親に発見され引きずり出されて助かった、と話していました。その時は火傷と傷で血だらけだったそうです。
今も残っている顔や腕の傷はそのときのもの。
一番上のお兄ちゃんは姿を残さず亡くなりました。

その後の母子喧嘩のとき「ほんならあの時ワシを引きずり出さんにゃえかったんよ!」とか言ってた、と笑っていました。
今日のお昼は広島で働いている娘さんとランチだと言ってました。

僕は昼近くになったのでついでに実家で昼食をとって仕事に出ました。


昨年の8/6のブログに書いた友達のお父さんは、この春、お亡くなりになりました。
とてもとても残念でした。


今日もいつもと同じとっても暑い一日でした。







おばあちゃんの絵(おばあちゃんの名前は貞子なんです)かと思ったら違ってました。
保育園でお話を聞いたようです。
「原爆の子の像」




ミサキが保育園で習った「折り鶴」という歌だそうです。
さっき自分で書いて歌っていました。









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10 コメント

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8:15 (でぱいゆ)
2008-08-07 00:47:24
今年は、駅の階段を上っているときに迎えました。

子どもたちには、ちゃんと黙祷するように言って、家を出ました。

工場の始業時間が8:15なのは、何か関係があるんだろうか。
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Unknown (うっしー)
2008-08-07 06:49:36
昨日は近所のお寺の前ご住職の被爆体験記をうかがいました。
お寺は我が家の近所にあるので、一昨日お邪魔して
被爆樹木の大銀杏を撮りに行ったところだったので、
不思議な偶然(当日まで知りませんでした)に少なからず
驚きました。

やらなければならなかった戦争、落とさなければならなかった爆弾などはなかったし、今後もないものだと、これからも信じています。
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平和 (farfarsideK)
2008-08-07 09:29:32

ほんとの平和って何ナノでしょうね。この時期になるとよく考えてしま
います。物質的な平和、心の平和、ただ祈る事しか出来ません。世間で
くだらない事件がもっと少なくなればいいのですが。

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>でぱいゆさん (ben)
2008-08-07 20:15:31
小さいころは8:15、11:02と言う時間に敏感でしたが、最近はそうでもないような感じがしています。

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>うっしーさん (ben)
2008-08-07 20:18:54
そんなふうに少しでも伝えていければいいですね。
ぼくもこの日の一広島市民の一日としてここに記しました。
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>farfarsideKさん (ben)
2008-08-07 20:21:11
少しでも子供たちとお話できればいいんじゃないですかね。
子供は感受性が強いですから、ちゃんと受け止めてくれると思います。
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Unknown (どんちやん)
2008-08-07 22:17:10
今、タクシーに乗ったら、運転手さんが
やれやれ、やっと終わりましたね、わしらー
この日ばかりは儲けにならんわ!
市が儲けるためだけに式典するんじゃ~
悲しい一言で、返事ができませんでした。

ミサキちゃん折り鶴の歌、ずっと覚えていて
ほしいな。
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>どんちゃん (ben)
2008-08-08 20:51:50
タクシー運転手さん、思うのは自由だけど、そういうことはあまり口に出さないほうがいいですね。
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Unknown (sakura-blend)
2008-08-09 11:00:34
タイチくんもミサキちゃんも大切なこととして心に刻んだのでしょうね。
子供の頃からの教育の大切さを感じます。
この国に住むだれもが広島と同じくらい特別な日として迎えなければと思います。
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>sakura-blendさん (ben)
2008-08-10 02:14:56
そうですね。
出来事としてはそのくらい大きなものではあると思いますがなかなか難しいですね。
sakura-blendさんにそう言っていただけるだけでも毎年ここで触れる意義を感じます。
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