ben's camera note

写真日記

21 GW(初野営日記-1)

2017-05-10 | キャンプ

今年のGW唯一これをしたいなあ

このGW中にしておきたいこと

しなかったら心残りなGWになるかもと思っていたことが実はひとつあった

それは一泊キャンプ

それもテントではなくオープンシェルターで寝る、テント泊、所謂野営というやつ

 

ファミリーキャンプ終了後5~6年たって

その間キャンプ道具は押入れの中にずっと眠っていて

子供らが生まれる前は広島のキャンプ場制覇!とか言って神様と二人であちこちキャンプしていたのに

子供らが行かなくなってなんかキャンプ行きたいけど行く人がいなくなったと言っていたら

高校の同級生の「そんなに行きたかったら一人で行けばいいんよ」

の一言で、彼は軽い気持ちで言ったのかもしれないけど

自分にはそういう発想がなかったので目からうろこで

じゃあそうしようと思い立ったのが一昨年の秋

焚火して酒飲んで寝て帰ればそれでいいので

最初は好きな季節の春と秋限定で車中泊&テント泊キャンプにしよう

と、軽い気持ちでキャンプ復活して今ある道具プラスソロ用の道具をいくつか手に入れて楽しんだ

一年後の昨年になると今度は春秋だけでなく毎月一で一年中泊りに行こうと思い始め

未経験の真冬のキャンプのことやらいろいろ道具をそろえたり調べたりしていたら

ソロキャンプというジャンルが確立されていて楽しんでいる人がたくさん、

かどうかわからないけど存在することを知ってヘ~そうなんだとちょっと驚き

さらにいろいろ見ていると今年に入ってブッシュクラフトという言葉に出会って方向性が急カーブ

その考え方には共感できるし何より楽しいじゃないかということで自然にその要素も取り入れ始めたという今日この頃

でも、その筋の人たちがやっているオープンシェルターで寝るという所謂タープ泊、野営というスタイル

はするつもりはなかったけど、一度やるとテントで寝れなくなるという人さえいるのは気になっていて

一回はやってみようかな~とそういう気持ちになり始めていたこのGWは絶好の機会

冒頭のように思ってしまうのは自然なことでしょう

今思えば今年に入って頻繁に行っていたデイキャンプはこの日のための練習だったといっても良いでしょう

 

行くなら5/5~6だと思っていたけど5日の夜から6日の朝にかけて天気予報は雨

雨は嫌いではないけど初野営で雨はちょっとなということで

5/6~7に、GW最後の日まで遊び倒してしまうということになった

 

キャンプにはいつも何かしらテーマを持って楽しんでいるけど

今回のテーマはタープ泊、所謂野営というやつそれ自体

だからやることは二つ

泊ることのできるオープンシェルターを作ることと

そこで夜を焚火で過ごしてテントなしで寝袋で寝ること

今回は夕飯は目的外なのでつまみと酒だけにしようと思っていたら

鶏肉があるけえ持っていきんさいと神様が言うのでこれも持って行って焼くことになった

目的は野営それ自体のみだけどもしかしたら手間取るかもしれないので早めの昼過ぎ頃から出発予定だったけど

ちょうどミサキがパン作りをしていて持っていきんさいというのでできるのを待っていたら15時になった

アルコールの買い出しをしていたら到着は15時40分頃になった

キャンプ場には数組の人がいるだけでGWだというのに予想通りガラガラで

まあ人がいないところに行きたかったのでちょうどいい

確認できたのは若いカップル一組とソロテントが二人

優柔不断なのでサイト探しはいつも手間取る

どちらにしてもメインのキャンプサイトからは離れたい

一人っきりがいいので

上の方の見晴らしのいい街の夜景が見れるところにしようか

ちょっと移動して下に降りて誰もいない森の中のような雰囲気の場所にしようか

いかにも海外のブッシュクラフト動画に出てきそうな誰もいないプライベート空間の下の方に行くことにした

この時点ですでに16時を過ぎていた

 

 

 

 

 思ったより時間が遅くなった

明るいうちに夕飯を済ませて暗くなったら焚き火以外何にもしないと決めていたので

ペグだけ落ちている木を削って現地調達としてポールは自前のものを使うことにした

シェルターはなんというのかわからないけど簡単で広いこのタイプにした

 

 

 

全面は端から1/4のところでポールを立てて

バタつく余りはパラコードでポールの張縄に固定したらなかなか心地よさそうで格好の良いシェルターになった

上出来、ここまで順調

 

 

 

多少でも広くなるかと後ろを引っ張ってみた

このタイプではこれはあまり効果なし

向きは風が真横からあたるようにするのが良いらしいのでそうした

寝床は整地して以前タープに使ったオールウェザーブランケットを敷いてマット、シュラフ

作業するときの座布団は麻袋

シェルターつくりはペグ探しから約30分かかったので17時前になった

まあこんなもんかな

 

 

 

出発が遅かったのでイメージしていた行程よりかなり遅くなり

急いで、と言ってもこの時間の流れにだいぶ慣れてきているのか

そんなに焦ることはなくのんびりじっくり薪集めをした

そう、焦ったところでするべきことはしなければいけないもの

急いでしまい手を抜くと焚火は失敗するということを

デイキャンプで何度も経験したからこんな落ち着いていられるということは少しは成長したみたい

この時間も楽しめた

木は夜を過ごすために結構集めた

鋸を使ったり時にはこの前親父がやっていたように石に打ち付けて折ったりした

木の状態によっては

道具を使わずともこの方法が一番早い

 

 

 

始める前に一本だけ買っておいたCLをプシュ!

いやいや買っておいて本当に良かった

 

 

 

焚き火台はナンチャッテユニフレーム初仕事

火口はシュロ皮

それにとっておいた肥松削りの時にでた削りかすをまぶし

ここで拾った枯れた杉の葉

そして細い枝からだんだん太い木へと組んで

 

 

 

ファーヤースチールで着火

今のところ百発百中

もう定番の方法

 

 

 

火が付くと毎回嬉しい

今のところこのオープンシェルターの居心地は最高

 

 

 

火がだんだん落ち着いてきた

 

 

 

 ここらで一発記念に一度やってみたかった恥ずかしい自撮りなぞ

 

 

 

 さて火も落ち着いてきたところで

この前ファイヤーボックスで焼いた香草焼きの素のあまりがあったので再び

 

 

 

 そうそう、今回の目的に一つ

処分予定の家のトースターのトレイで肉が焼けるか?

 

 

 

 ジュ~!

音はまずまず

 

 

 

 熾直置きで結構熱が強いので頻繁にひっくり返す

 

 

 

 途中肉の油に引火したりしたけど無事焼けた様子

 

 

 

 いただきます

 

 

 

 

美味い!

 

 

 

赤ワインで(ジャムじゃないよ)

味わってゆっくり食おう

あ、今思ったけど焼くときこれ使えばよかったか

 

 

 

食事を済ませたらもう安心

少しだけ焚火を元気にしよう

寝床も明るいうちに作っているので後は焚火を相手に酒飲んで寝るだけ

この安心感は心地よい

 

 

つづく

 

 

 

 

 

 

 

 



最新の画像もっと見る

コメントを投稿