平 安寿子さん「人生の使いかた」(NHK出版)
定年間近の夫に対して妻が「定年になったら何かしたら・・・?」と提案
家にずっといられるよりは外に出てくれたほうがいい、という熟年夫婦がぶつかる問題
妻はフラダンスを選んで楽しんでいる
夫は仕事をやっと終えたんだからゆっくりしたい
それでもいろいろ悩んで体力強化のためにジムを選んだ
その後、夫の兄が脳梗塞で倒れる
一命はとりとめたが、その後の人生として何をしたいか考える
兄の嫁も介護だけでなく何かした方がいいと思っている
そして最後に選んだのが、リハビリも兼ねて口を動かす朗読教室だった
朗読を学んで、目の見えない人たちのボランティアにも希望を見出す
ホントに高齢者たちが毎日生活するうえで何か生きがいをもってくれたほうがいい
でもなかなかぴったしくるものがないのが現状
だから家でテレビを観たり、本を読んだり・・・
他人との交流が増えれば頭の活性化にもなるのだけれど・・・
デイサービスもいい施設だ
この本を読んで自分の将来も含めていろいろ考えさせられた