噛噛堂しみじみ備忘録

鞄に本。リュックに本。
遅読、乱読、併読、積ん読、それでも中読。いえ中毒。
どうにもこうにも本とのハナシ。

シネマ 「007/カジノ・ロワイヤル」

2007年01月03日 | さまざま鑑賞簿



えっ。3が日中に、映画?!

本当に、本当に、申し訳ございません。王国のミナサマ。
噛噛堂、開放感全開で、フツーの正月 を過ごしております。

で。
正月早々。
ン十年ぶりで盛り上がった  このキブンを削がないためには、
選択肢は「アクション」or「時代劇」しかございません。
ここはシリーズ21作目、ハリウッド寅さん(知らぬはおらずの意味でね)の出番です。
いよっ。六代目!ダニエル屋!

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 もはや多くを語る必要もない、「007」です。以上(おいっ)


五代目ボンド、ピアース・ブロスナンから襷をつないだダニエル・クレイグ。
当然ながらまるで異なる雰囲気となり、これはもう、お好みの分かれるところ。
作品自体は決して出来が悪いわけではないですけど、
ピアースから007を見始めた私には、やっぱりピアース調がマッチするようです。
ピアース調。
それは、お馬鹿B級映画と紙一重。
やに下がったスケベ流し目。
アリエネー装備、装置。
そんなピアース・ボンドと比べると、ダニエル・ボンドは正調派でございました。
ボンドも月まで行っちゃったり、テクノ駆使しすぎちゃったりという事で、
敢えて正調に戻したかったという製作者の意図は充分に反映されているわけですが。
だからね、好きずきです。好きずき。

だからね、
ベルナルド・ベルトルッチをして「常軌を逸するほど美しい」と言わしめたこの人も…

顔の半分が、目。
…のこの人・エヴァ・グリーンも、好きずき…
エ?ジブンノメガチイサイカラッテ、ヒガミジャナイッスヨ。
カオノハンブンガ、「メ」デスヨ、コワイデスヨ…


冒頭の追跡シーン、被追跡者の逃げ足は、圧巻!