『イエロー・サブマリン』

１９６９年３月２１日発売
ＡＰ：８６１０

　アルバム「イエロー・サブマリン」は、ぼくにとって不幸なアルバムである。
　不幸というのは、このアルバム、ぼくの持っているビートルズのＬＰレコードの中でも、最も僕が聴いていないアルバムである。
　特にＢ面。
　数えてはいないのだけれど、通算でも数回だと思う。
　後年発売された「イエロー・サブマリン・トラックス」が当時出ていたら、もっと売れ行きは良かっただろうし、聴く回数も増えただろうにしと思う。
　とまあ、そんなことは言ってもしょうがないのであるが。

解説

ＬＰ：Ｐａｒｌｏｐｈｏｎｅ　ＰＭＣ　７０７０＝ＭＯＮＯ　
                          ＰＣＳ　７０７０＝ＳＴＥＲＥＯ＜ＵＫ／１．６９＞　
                        　ＣＤ：東芝ＥＭＩ　ＣＰ３２－５３３１

　同名アニメ映画のサウンドトラック盤（Ａ面にビートルズ・ナンバー、Ｂ面にジョージ・マーチン・オーケストラによるオリジナル・スコアを収録）。
ビートルズの４人がアルバム『ザ・ビートルズ（通称ホワイト・アルバム）』の発売を優先し、ジョージ・マーチンもスコアの再録音を望んだため、映画公開半年後の発売（６９年１月１７日）となった。
映画は、「サージャント・ペッパー～」、「イエロー・サブマリン」、「愛こそはすべて」の３曲をモチーフにし、芸術性の高い秀作として各方面から絶賛された。
アルバムはイギリス４位、アメリカ２位を記録。

収録曲

	ＳＩＤＥ－Ａ		ＳＩＤＥ－Ｂ
①	Ｙｅｌｌｏｗ　Ｓｕｂｍａｒｉｎｅ	⑦	Ｐｅｐｐｅｒｌａｎｄ
②	Ｏｎｌｙ　Ａ　Ｎｏｔｈｅｒｎ　Ｓｏｎｇ	⑧	Ｍｅｄｌｅｙ：Ｓｅａ　Ｏｆ　Ｔｉｍｅ～Ｓｅａ　Ｏｆ　Ｈｏｌｅｓ
③	Ａｌｌ　Ｔｏｇｅｔｈｅｒ　Ｎｏｗ	⑨	Ｓｅａ　Ｏｆ　Ｍｏｎｓｔｅｒｓ
④	Ｈｅｙ　Ｂｕｌｄｏｇ	⑩	Ｍａｒｃｈ　Ｏｆ　Ｔｈｅ　Ｍｅａｎｉｅｓ
⑤	Ｉｔ’ｓ　Ｔｏｏ　Ｍｕｃｈ	⑪	Ｐｅｐｐｅｒｌａｎｄ　Ｌａｉｄ　Ｗａｓｔｅ
⑥	Ａｌｌ　Ｎｅｅｄ　Ｉｓ　Ｌｏｖｅ	⑫	Ｙｅｌｌｏｗ　Ｓｕｂｍａｒｉｎｅ　Ｉｎ　Ｐｅｐｐｅｒｌａｎｄ