北陸山行・白木峰

5:30に起床して青空の下で周辺を散歩。

昨日の大長谷温泉で地元の人に中金剛堂山の手前にあった石碑のいわれを聞き、
宿の近くに同じものがあるとのことで見に行きました。

　

富山藩第十代藩主・前田利保の歌碑ですが、やはり我々には読めません。

6:30から朝食。最終日は宿の左手奥にある白木峰に登ります。

　

荷物をまとめてバスに乗車、7:00に登山口に向かいました。
臭いカメムシさんともお別れです。

すれ違いが厳しい細い林道を走って7:30に白木峰登山口-1324mに到着。

登山口から見た昨日の金剛堂山・3ピークの全容です。
展望さえ良ければ気持ちの良い稜線歩きができましたね。

今日は300名山・白木峰-1596mに登りますが、高低差273mのハイキング気分です。

【10/8、登山口－白木峰－浮島の池－白木峰山荘－登山口】

しかし、朝一の急な登山道は濡れた泥と丸木階段でズルズルです。

登りは問題ありませんが、下りが難儀になりそうです。

急登を登りきると緩やかな稜線に出ます。

木道の先が緩やかな白木峰山頂になります。

平野の先に富山湾が見えています。

8:20に白木峰-1596m山頂に到着。

頂上付近には低木化したブナ（シロキ）群落があることから
シロキと呼ばれ、白木峰の語源となったようです。

　　

さすがに富士山は隠れて見えませんでしたが、乗鞍岳方面です。

北アルプス・槍ヶ岳と穂高連峰。

立山連峰と剱岳。

昨日、雨の中を歩いた金剛堂山の稜線です。

今年一番の快晴に恵まれた360度大展望の山頂を後に、
浮島の池に向かいます。

　

北アルプス稜線を見ながらの緩やかな木道歩きが続きます。
ここでアベックとすれ違い。素晴らしい天候で良かったですね。

8:40に浮島の池に到着。二つの浮島があり木が生えています。

　

北アルプスを背景に池塘と浮島をパチリ。

予想よりこじんまりとした池でしたが、今日のロケーションは最高です。
高山植物の咲く季節は大賑わいでしょうね。

白木峰近くまで戻って白木峰山荘に下ります。
また二人組とすれ違い、快晴で登山者が登ってきています。

　

白木峰山荘です。一部工事中ですが、水洗トイレは使用できました。

緩やかな林道を歩くと遠回りになるため、急階段の登山道を戻ります。

スリップに注意しながら下りましたが特に危険はないようです。
ここで続々と登山者が登ってきました。三連休の快晴日ですね。

10:00に登山口に戻りました。
工事車両の他に10台程駐車しており満車状態です。

山ガールに声をかけると急階段で危険だからと止められたそうです。
遠回りの林道歩きでも登った方が得ですよとアドバイスしましたが・・・。

10:10にバスで下山、車10台程のすれ違いで結構時間を取られました。
登山口の駐車場にはもう停められないでしょうが。

11:10に近くの日帰り温泉に入浴して軽く汗を流しました。
無人販売で100円のカボチャを購入。他は売り切れで残念。

12:15に北陸道－長野道－上信越道－関越道を経由して順調に走行。
途中下車する方の為に藤岡SAに立寄り、人気の王様のおやつ
「ガトーラスク」のコワレ菓子を並ばずに購入。
20:00に新宿到着、21:00には昭島に帰着。

最終日は快晴の中、高低差272m、11,000歩、3時間の快適なハイキングでした。
次は200名山難関の佐武流山に苗場山から縦走して登ります。