今日は往復600km走行のため5時に起床。6時に朝食。
7:15にホテルを出発。
【7/9、クイーズタウン-ミルフォードロード-ミルフォードサウンド-クイーズタウン泊り】
真っ暗な闇の中、湖畔沿いの道路を走行。
徐々に夜が明けてきました。周囲には霜が下りて白くなっています。
ニュージーランドの家畜に戻る小屋はありません。一年中屋外で飼われています。
一時間走行した地点で通行止めになりました。
白煙が上がり、トラックと普通車の衝突事故のようです。
煙が収まるまで近づけないようです。
結局、一時間の事故ストップでした。クルーズ船の予約時間が気になります。
山々に日が当たり、好天に恵まれたようです。
クイーンズタウン周辺は映画『ホビット』のロケ地が点在しています。ここから観光バスで5〜6時間かけて
ミルフォードサウンドを目指します。テ・アナウからミルフォードサウンドまで続く道は「ミルフォード・ロード」
と呼ばれ、ニュージーランドで最も美しいドライブルートといわれています。
テアナウ湖畔でトイレタイム。ミラー湖やキャズム観光はカットされました。
「世界一美しい散歩道」と賞賛されて久しいミルフォード・トラック。ニュージーランドでも有数のフィヨルド地帯
の大自然を歩きます。1888年にクィンティン・マッキンノンが拓いたこの道は、トレッキングの達人から初心者
まで、たくさんの人々に親しまれてきました。フィヨルドランド国立公園は世界遺産登録地域であるテ・ワヒポウ
ナム南西ニュージーランドの中心的存在です。ミルフォード・サウンドに通じるルートを歩く間、コマドリやケア、
ウェカ、ファンテイル、インコなど、固有種の野鳥を間近に観察することができます。キーウィを見かける
チャンスもあるかもしれません。また、深い湖やひっそりとしたフィヨルド、豊かな森林、花崗岩がむき出し
になった険しい峡谷など、フィヨルドランド特有の風景を形成するすべてを存分に体感することができます。
谷間に入ると濃いガスが流れて視界不良。
空は晴れているのに周囲はガス。
人気のトレッキングルートですが、チラ見で我慢です。
谷間に下ると滝が見られました。
マウント・タルボットが聳える峡谷のミルフォードロードを進みます。
山脈を貫くホーマートンネルが近付きました。
片側通行のため信号待ちです。下車して撮影タイム。
車の周りをトコトコ歩くキーア。オウムの一種で、何でも持ち去りボロボロに分解するタチの悪いお尋ね者。
トンネルを抜けた先はタスマン海に続く峡谷です。
峡谷を20分程下って船着場が見えてきました。
12:40に船着場に到着。予約時間にギリギリ間に合ったようです。
ミルフォード・サウンドはニュージーランドの南島の南西部のフィヨルドランド国立公園に位置するフィヨルド。
テ・ワヒポウナムの一部としてユネスコの世界遺産(自然遺産)に登録されている。別名として、ピオピオタヒ
(マオリ語で「一羽のツグミ」)と呼ばれる。ミルフォード・サウンドはウェールズにあるミルフォード・ヘーブンに
ちなんでつけられた名前。ミルフォードサウンドを最初に発見したジョン・グロノの生まれ故郷である。
フィヨルドランド国立公園内には他に13のフィヨルドがあるが、同様の理由でサウンドと名付けられている。
13時に乗船。約1時間30分の壮大なフィヨルドのクルーズ観光です。
TVコマーシャルや映画『ホビット』にも使われた景観が広がります。
幕の内弁当付きで日本語ガイドが見所を解説してくれます。
ソグネフィヨルドに比較すると峡谷上の積雪は物足りない印象です。
午後の陽光が眩しく、寒さは感じませんでした。
見所のフェアリー滝には虹が掛かっています。
水量が少ないと消えかけて見えますね。
40分程でフィヨルド出口のタスマン海に出ました。ここでUターンします。
船乗り達が見逃していたというフィヨルドの入り江に戻ります。
ミルフォード・サウンドはタスマン海から15km内陸まで続いており、1200m以上の断崖絶壁に囲まれている。
ミルフォードサウンドで最も有名な山は標高1800mのマイターピークで、ニュージーランドを象徴する景色と
してガイドブックやポストカード、土産品、その他ポスターなどのイメージとして使われる山である。マイター
ピークは海水面から直接そそり立つ山としては、世界で2番目の高さを誇る。ミルフォードサウンドから見られ
る最も高い山は、2300mのペンブローク山で、通年山頂に氷河が見られる。この氷河の雪解け水は、
ミルフォードサウンド内で見られるボーウェン滝やスターリング滝を形成してフィヨルドに流れ出る。主に鬱蒼
と茂った多雨林がその絶壁に生えている一方で、岩山の内部には銅や金が埋まっている。発見当時は金を
求めて訪れる者もいたが、岩肌が強く硬すぎるため、また海水面からの作業となるため、採掘を諦めた。
現在は国立公園内、さらに世界遺産のため、鉱物を掘ることは違法である。
すぐに正面に冠雪した山々が立ちはだかりました。
アザラシが数頭日向ぼっこでしょうか。
海中にはアザラシ(ニュージーランドファーシール)・ペンギン(フィヨルドランドクリステッドペンギン)・イルカ
(ボトルノーズドルフィンやダスキードルフィン)などが頻繁に出現し、稀にではあるがクジラの目撃もある。
カッパ持参と言われたスターリン滝、今日は飛沫を浴びただけで済みました。
海中展望台はパス。大岩壁の真下から岩肌を見上げて観賞。
断崖で間近に高い峰がそそり立つフィヨルド。真冬の雪景色が見たかった。
クルーズ最後の見所、ボーウェン滝。
14:40に桟橋に戻りました。夜間のクルーズ船もあるようです。
憧れのミルフォード・サウンドに別れを告げてクイーズタウンに戻ります。
オプショナルで小型機フライバックがあり、お二人が乗ってクイーズタウンまで飛行。
我々は約5時間、300kmを走ってクイーンズタウンに戻ります。
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