熊 今日はどこに出没!!

今日はどこへ行こうかな 

北陸山行・大笠山

2012年10月11日 | 登山

台風が接近する中、M社の北陸山行ツアーに参加。

9/28、22:00に新宿駅で貸切バスに乗ると直前キャンセルが5人とのこと。
添乗員の説明によるとほとんどの山行ツアーが中止になったようで、
催行したこの北陸山行ツアーも天候次第で途中撤退の可能性ありです。

【9/28:新宿発⇒9/29:大門山⇒9/30:大笠山⇒10/1:三方岩岳⇒新宿帰着】

東名高速から東海北陸道を経て五筒山地区に移動。
途中で現地ガイドと合流し、台風接近前に一番厳しい大笠山を登ることに変更。
二日目には残りの大門山と三方岩岳を連続で登ることになりました。

【9/29、大門山⇒大笠山に変更】

夜行車中泊明けの登山はキツイですが、三山登るためには賛成です。
5:20にダムの堰止湖である桂湖の登山口-600mに到着。

準備体操後、夜行明けの高低差1200mと聞いて女性一人がバスに残りました。

5:45に出発、出だしは大畠谷の吊橋です。

【9/29、桂湖登山口-天ノ又-避難小屋-大笠山-避難小屋-天ノ又-登山口】

吊橋を渡ると、垂直の鉄梯子が5本連続します。

その後は鎖場と細い岩尾根もあります。

 

急登が300m以上続きますが、ここで女性一人がリタイヤして下山。
添乗員が携帯でバスの運転手に連絡し、迎えを頼みました。

 

この山はマムシがよく出るとのことで注意しながら登ります。

 

急登続きで標高を稼ぎ、8:40に天ノ又-1522mに到着。
ここは別名、前笈ヶ岳と呼ばれています。
大笠山-笈ヶ岳(笠を被った人の背中においずる=背負子)が語源とのこと。

 

開けた展望から北アルプスの稜線・槍ヶ岳・穂高岳が見えました。

こちらは剱岳、天気に恵まれて幸運でした。

 

残雪期に登りたい200名山・笈ヶ岳の全容を確認。

 

尾根道では100m前後のアップダウンが続きます。
前方に大笠山が見えてきました。

 

9:50に日本300名山大笠山の避難小屋-1600mに到着。
雪に押されて傾いた避難小屋、ここでの宿泊は無理ですね。

小屋からは100mほどの急登が続きます。
ここで二人がリタイヤを申し出ましたが、20分遅れまでOKとのことで継続。

 

笈ヶ岳の後方に白山が見えてきました。

 

急登を終えると緩やかな尾根道になります。

 

奈良岳への分岐を左折して10:50に大笠山-1822mに到着。

好天が続いており、方位盤の山々が目視できました。

 

笈ヶ岳、白山、北アルプスの稜線などが見えています。

昼食と10分遅れの二人を待って、11:20に下山開始。

ここで単独の登山者から下山した筈の女性と一緒に前笈ヶ岳まで登ったとの情報が・・・
バスの運転手はキャンプ場の管理人と一緒に下山女性を捜索するはめになったようです。

結構、急坂の下りが続きます。

笈ヶ岳と雲が掛かり始めた白山の展望とお別れです。

高低差1200mですが、100mのアップダウンが三回位あります。

 

細い尾根道の鎖場を過ぎると登山口の鉄梯子はまもなくです。

5つの鉄梯子を慎重に下りますが、とくに危険箇所はありません。

大畠谷の吊橋を渡って15:20に下山完了です。

添乗員がキャンプ場の管理事務所に寄って下山騒ぎを陳謝。
貸切バスに乗って今夜の民宿、五筒山の合掌造り・弥次兵衛に到着。

無料券を頂いて近くの五箇山温泉で入浴。
夜行明けの登山はキツイですが、台風接近前に大笠山を登れて幸運でした。
高低差1200m、8.5時間で30,000歩は予定通りです。

18:00から夕食。
白川郷の民宿同様に山菜中心でイワナの塩焼きメニューです。

熊の肉が入った味噌汁を頂きました。
下山騒ぎの女性からお詫びのビールが回ってきました。

夕食後に民宿のご主人が古代民謡のコキリコ(筑子)を披露。

続いてガイドさんのギターが登場して山の歌声喫茶モードとなりました。

台風接近のニュースをチェックしながら、20:00に就寝。
白川郷の合掌造り民宿に続いて五筒山の合掌造り民宿に宿泊でき、得した気分です。

明日は台風の影響が無いことを祈りながら大門山と三方岩岳に登ります。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« タイ・プーケット島寄港 | トップ | 北陸山行・大門山と三方岩岳 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

登山」カテゴリの最新記事