熊 今日はどこに出没!!

今日はどこへ行こうかな 

鬼怒沼湿原と鬼怒沼山

2015年07月17日 | 登山

5:00に起床して露天風呂に入浴。

御握り朝食後、玄関前でストレッチ。

【7/12、加仁湯-丸沼分岐-オロオソロシの滝-鬼怒沼-鬼怒沼山-物見山-湯沢出合-大清水-昭島】

6:00に加仁湯-1340mを出発。登り高低差800m/下り高低差950mの縦走になります。

しばらく大規模な補修工事中の林道を進みます。 

 

      

6:15に日光澤温泉-1390mに到着。ここで冷たい美味しい水を詰めています。

山道に入り、沢沿いの右斜面を進みます。

     

丸沼分岐を右折して登り道に入りました。 

7:05にオロオソロシの滝展望台-1640mに到着。 

     

ここで宿の御握りで朝食タイム。追い越す数名の登山者とご挨拶。

ヒナタオソロシの滝と対になるオロ(日陰)オソロシの滝を見学。やはり迫力はイマイチでした。 

急斜面のジグザグ道が続き、朝一のガンバリで乗り切ります。 

     

7:55にベンチ休憩。湿原まで高低差200mになりました。 

やがて緩やかな原生林に入り、ほっと一息入れます。 

見事な大木を見上げてます。意外に長い原生林帯でした。 

   

9:05に待望の鬼怒沼湿原-2020mに到着。

快晴の高層湿原に歓声があがります。

ベンチが少ないため、木道脇に散らばって休憩。

   

木道を進み、北側の鬼怒沼に向かいます。

右手奥に鬼怒沼山の山並みが見えてきました。

振り返れば、湿原の上に関東最高峰の日光白根山が聳えています。

 

   

鬼怒沼で撮影タイム。素晴らしい快晴に恵まれました。

奥鬼怒の最奥部にあり、鬼怒川の源流のひとつとなっている高層湿原。環境省日本の重要湿地500に高層
湿原及び中間湿原として選定されている。理由として『ヌマガヤ - チャミズゴケ群落、ヌマガヤ - イボミズゴケ、
ホロムイスゲ - ヌマガヤ群落』となっている。地質はデイサイト。溶岩流の上に出来た湿原。大小47の池塘に
より構成され、面積は約13.4ha。泥炭の厚みは2m以上。植生はモウセンゴケ、イワカガミ、チングルマ等の
草本とミズゴケ類が豊かな植物群落を成す。全体に木道が整備され、湿原の隅、鬼怒沼山への登山道入口
には避難小屋も整備されている。一時、過剰利用により植生の多くが破壊されたが、植生復元の努力により、
美しい湿原の姿が蘇りつつある。「日本で最も高い高層湿原」とされることが多いが、実際には鬼怒沼より
高標高に位置する苗場山や五色ヶ原 (立山連峰)、平ヶ岳などが存在する。

更に進むと左手奥に東北最高峰の燧ケ岳が見えてきました。

   

鬼怒沼奥にある巡視小屋に9:45到着。ここから希望者のみ空身で鬼怒沼山に向かいます。

 

高低差120mながら山頂下のアップダウンがありました。

   

不鮮明な踏み跡を辿り、10:15に鬼怒沼山-2141mに到着。

加仁湯の主人が言った様に展望はよくありません。日光白根山方面のみ開けています。

   

栃木県の北西部、栗山村(現日光市)と群馬県片品村との境にあり、絹沼山などとも書かれる栃木100名山。
眺望に恵まれないためか、登る人はまれで、不遇をかこっている。周辺にはコメツガ、オオシラビソなどの
自然林も多く、カモシカなどの野生動物の貴重な生息地となっている。

下山路の樹林帯から燧ケ岳が見えました。

  

10:55に巡視小屋に帰着。他の登山者は見当たりませんでした。

ザックを背負い、物見山経由で大清水に向けて下山開始。

   

湿原とお別れです。北端分岐を左折して高低差100mの物見山に向かいます。 

   

11:35に物見山-2113mに到着。ここで靴紐を締め直して激下りに備えます。 

木々の間から日光白根山。

こちらは左奥に鬼怒沼山と手前のピーク。 

12:05に緊張しながら激下り開始。

   

急斜面ながらホールド箇所が確保できる登山道で一安心。

   

最近のものと思われる熊の爪痕がありました。

やはり熊除けグッズは必須ですね。

標高が下がり、至仏山の稜線も見納めになりました。

高低差880mの一気降りは半端ないですが、慎重に下ります。

14:45に湯沢出合-1330mに出てほっとします。

休憩後に渡渉、岩がぐらついて慎重に通過しました。

後は沢沿いの平坦な道を進みます。

あまり使われていないような林道を日陰を選んで進みます。

15:40に大清水-1180mに到着。
最大高低差950m、23000歩、9時間40分の山旅でした。

冷たい飲料で体を癒します。トイレ休憩後、16:00に日帰り温泉に向かいます。

日帰り温泉-コンビニ立寄り-車内懇親会と進み、今回も大変ご馳走になりました。

20時前に昭島駅に帰着して解散。激下りに耐えた皆様、お疲れ様でした。


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