時期遅れのブログが続きますので下記の写真集をアップしました。
◎http://blog.goo.ne.jp/photo/158855 ツェルマット・ゴルナグラードスキー
◎http://blog.goo.ne.jp/photo/241527 世界一周で出会った生き物達
天候に恵まれたアメリカ西海岸・国立公園巡りから帰国後、
ニセコアンヌプリ登頂を目指して今季二度目のニセコスキー場に出発。
しかし、目覚まし時計の設定を一時間ミスし、半分諦めながら電車に乗りました。
【3/19、羽田空港-千歳空港-ニセコ・グランひらふスキー場】
ギリギリの9時10分に快晴の羽田空港に到着し、一安心です。
9時35分に出発、北海道は晴れているようです。
雪解けの進んだ千歳空港に到着。
リゾートライナーバスでニセコに移動。
途中の支笏湖は快晴でした。
道の駅・きのこ王国にて、きのこ汁等で昼食。
ニセコ・グランひらふスキー場に13:30到着。
今回はエリア内移動のロスタイム無しで、すぐに滑れます。
宿に移動し、すぐに着替えてスキー場へ。
この快晴でニセコアンヌプリ山頂に登れそうな気がしてきました。
ゴンドラとリフトを乗り継いでいくと、山頂下のリフトは強風で運休中。
風が弱まるのを待つため、花園の急斜面に移動。
すると先日の降雨の影響で、全面アイスバーンで青氷です。
危険なため無人で、慎重に転倒しないよう小回りで滑走。
花園-ヒラフ周辺で滑走し、強風が止むのを待ちました。
羊蹄山も見えて晴れ模様ですが、結局強風は止みません。
夕方5時30分まで滑って宿に戻ります。
今季5日目でも山頂に登れないという不運なニセコスキーです。
週間予報では残り三日間も半端な天気のようで、心配になります。
【3/20、ニセコ・グランひらふスキー場】
小雪が舞い、ガスに覆われた朝です。
山頂を目指すとガスで視界不良。
山頂下のリフトは今日も運休です。
花園周辺で11時まで滑っていると山頂下リフトが運転開始。
5日目に初めてキング4リフト乗れました。
リフト降り場でパトロールにゲートオープンを確認。
ニセコルール:パトロール判断で山頂へのルートが開閉されます。
11:15にスキーを担いで出発、山頂を目指します。
先行するボーダー4人を追い越し、識別ポールを目安に15分で尾根に到着。
その先は踏跡が無いため、右の尾根筋を辿っていくと
11:40に避難小屋のあるピークに到着。
周辺を歩いて確認すると、ここが山頂のようです。
やっと300名山のニセコアンヌプリ-1308mに登れました。
北海道後志総合振興局かつニセコ積丹小樽海岸国定公園内にある標高1,308.2mの山。
ニセコ連峰の主峰である。西側にはイワオヌプリ、ニトヌプリ、チセヌプリなどの山々、
北側にはワイスホルンがある。尻別川を挟んで羊蹄山の向かいにあり、
世界的なスキー場のある山としても有名で日本三百名山である。
山頂には一等三角点(点名「似古安岳」)が設置されている。
ニセコアンヌプリはアイヌ語でnisey-ko-an-nupuri(絶壁・に向かって・ある・山)を意味し、
明治時代の北海道庁の発行した地図に既にその名があるが、この山の南西斜面を下る
ニセコアンベツ川の水源によることから和人がアイヌ語風に作り上げた「幽霊アイヌ語地名」と
言われており、「絶壁に向かってある山」状ではない。
本来のニセコアンヌプリを指すアイヌ語地名は、チセネシリcise-ne-sir(家<等脚台形>・
のようである・山)と松浦武四郎の残した資料などから推定され、
双耳峰であるニセコアンヌプリの山容はまさにその形状となっている。
途中で追い越したボーダーさんに登頂写真をお願いします。
避難小屋の内部を確認。
30分程待ってみましたが山頂周辺のガスは晴れません。
リフトの稼動音を頼りに山頂から滑走開始。
浅い新雪で快適に滑り降りられました。
1分ほどでキングリフトコースに到着。
以後は周辺のゲレンデと不整地で滑走。
樹林帯にも入ってみました。
視界は晴れないまま沢コース等で時間を潰します。
ともかく目的のニセコアンヌプリに登れましたので満足。
夕方5時に引き上げて入浴し、美味しいバイキングの夕食。
この宿は朝晩バイキングでアイスクリームまであり大満足。
【3/21、ニセコ・グランひらふ】
三日目も強風でロングリフトが停止、コンドラに長蛇の列ができました。
昼前にロングリフトが運転され、やっと中間部に上がれました。
しかし、視界不良と吹雪で上部のリフトは運休。
花園リフトも停止しているため、ひらふ下部で滑ります。
樹林帯や沢コースで体力勝負で滑走。
悪天候と寒さで午後3時に引き上げました。
宿に戻り、ニセコひらふ通りのショップ巡りに出掛けます。
外人オーナーの店が多く、スキー用品は高価です。
最後にウェルカムセンターに立寄って散歩終了。
今年のニセコは悪天候続きで、フカフカの新雪三昧にも恵まれませんでした。
【3/22、ニセコひらふ-千歳空港-羽田空港-昭島】
最終日も濃いガスに包まれて視界ゼロ。
晴れたら再度ニセコアンヌプリ山頂に登るつもりが外れです。
山頂下リフトは今日も運休で、8日間の半日だけ山頂ゲートが開くという不運です。
ニセコアンヌプリ登頂はワンチャンスでしたね。
15:30のリゾートライナーバスに乗って千歳空港に移動。
空港で札幌味噌ラーメンの夕食。
21時に千歳空港を離陸。
京急で品川駅に行くと人身事故で山手線が運休中。
あわてて東京駅に移動し、中央線-青梅線最終便で25時に無事帰宅できました。
今シーズンの最後はツェルマットスキーになりそうです。
国内は悪天候が多いシーズンでしたが、過去の海外スキーは晴天に恵まれていて期待です。