1時間のバス移動のため、6:30に起床、7:00朝食。
【3/28、マルモラーダ氷河】
ドロミテスキーのハイライト、マルモラーダ(3342m)の氷河スキーに出掛けます。
最終日の6日目も見事に晴れてくれました。感謝!!感謝!!
個人客が手配したスキーツアー用タクシーでしょうか。派手な図柄が目立ちます。
参加者が半数のためガイドも二名で、マウロと若手のアレックス(本人はメッシと自称) 。
ファルツァレーゴ峠を越えて今回はマルモラーダ側に下ります。
車酔いしそうな急峻な峠道を下り、谷間にある村の教会を通過。
9:40にロープウェイ駅に到着。絶壁に第一ロープウェイが見えます。
案内板の左上がマルモラーダ地区になります。
「ドロミテの女王」の名にふさわしく、山頂付近の右側の広い部分で氷河スキーができます。
ロープウェイ三本を乗り継いで3265mまで登ります。
エッフェル塔324mとドバイビル810mが描かれていますが、スカイツリーが追加されるかも。
第一ロープウェイから満員で、第三ロープウェイまで乗り換えながら一緒に乗車。
第二ロープウェイからの急峻な景観。
第三ロープウェイでは真下に広い氷河コースが見えてきました。
山頂駅にあるロープウェイ設置工事の解説でしょうか。
エレベータで屋上の展望台に昇り、快晴のパノラマ大展望を満悦。
目の前に見える岩稜と峡谷も迫力があります。
昨年訪れたオーストリアのチロルアルプス方面です。
山頂のロープウェイ駅から氷河スキーのスタートです。
モンブラン・ヴァレブランシュの様なクレパスは20年前に無くなって、氷河跡というコースでした。
マルモラーダ氷河を選択した参加メンバー。
ベネチアは晴れ後曇りの予報でしたが、こちらは雲ひとつないアルプス晴れに恵まれました。
アイスバーンの快適な氷河コースで、12kmのロングランになります。
コース上部は広く、大回り可能でハイテンションになりますね。
時々停止してはマウロからマルモラーダ氷河の解説がありました。
20年前までは氷河がコース脇に見られたそうです。
凍結した氷河湖でしょうか。この暖かさでも解けていませんでした。
中間部からベタ雪になり、コブコブの連続で足が疲れます。
二本目の滑走でもコース上部は快適なアイスバーンでした。
赤いヘリが飛んでいましたが、山岳パトロールでしょうか。
オフピステに無数の滑走跡がありますが、我々はガイドに従って滑ります。
マウロが予約した中間部にある山小屋で昼食。
今日は豪華にパスタ、ソーセージ、盛り合わせ等をシェアして食べました。
可愛い店員さんと記念撮影。
食べ切れない量で、途中で野菜サラダをキャンセル。
春のベタ雪に座り込んでいる子供達。お尻が濡れますよ。
マウロの滑降レーサー時代の選手仲間という引率のスキー教師でした。
午後に裏山を越えてバスの待つアラッバへ滑り降りる予定でしたが、
そこはS氏が転倒した場所でもあり、ベタ雪での疲労を考慮して切り上げとなりました。残念!!
ドロミテ最後の滑りとなりましたが、完全なベタ雪・水溜りです。
マルモラーダの左裾野を巻いてロープウェイ駅まで下ります。
午後は日陰となった沢コースですが、気温は高くなってザクザクです。
氷河コース12kmの終着点。足が疲れてヘロヘロになりますね。
靴を履き替えて専用バスに乗車。皆さん最後の記念撮影に頑張っています。
岩山周辺をコンドルが飛んでいるようですが、豆粒程で確認できません。
15:10にホテルに向かって出発。
チンクエトーリスキー場付近の岩山ともお別れです。
コルチナダンペッツォの谷と山々の最後の展望。
16:30にホテル到着。皆さんは土産の買い出しに出掛けます。
私も思い出になるスキーウェアをと探しましたが、高価で諦めました。
ホテルに隣接するコーヒーショップも最後になります。
滞在中は種々のビールとワインを楽しんだ皆さんと違い、
私はコーラとアメリカンとカプチーノだけの味気なさでした。
ファルツァレーゴ峠とトファーナスキー場の夕暮れ。
コルチナダンペッツォの夜の教会。
ライトアップされたホテル。
イタリアの警察車両。
19:30の最後の夕食はトマトとポテトの鶏肉料理。
腹八分目で、後は部屋で購入した食料の後始末で満腹になりました。
スキー用具を乾かし、荷物のパッキングで慌しい最後の夜です。
20kgの制限重量オーバーは間違いないですが、団体ツアーでは大目に見てくれるようです。
明朝は紙袋に入った朝食を済ませて、ミュンヘン空港への早立ちになります。
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