熊 今日はどこに出没!!

今日はどこへ行こうかな 

近畿山行・竜門岳

2015年05月13日 | 登山

近畿地方に残された200/300名山の三座に登るため
新宿駅21:30発ナイトライナーに乗車して奈良駅に向います。

【5/7、昭島駅-新宿駅-高速道-奈良駅】

バス停を間違えたため、ギリギリで発車時刻に間に合いました。冷汗モノです。

三列シートでゆったりと乗車できました。

翌朝、予定通り6:20に奈良駅に到着。

予報通り快晴です。バス停ベンチでゆっくりと朝食。

レンタカー借受まで2時間もあります。

駅構内の待合室で8時まで待機。

レンタカーを借り受けて駅前を8時30分出発。

【5/8、奈良駅-吉野山口神社-登山口-竜門岳-登山口-吉野山観光-天川村宿泊り】

約40kmを走行して前方に竜門岳が見えてきました。

山並みの裏側にある吉野山口神社に10時到着。

立派な鐘楼があります。

神社をチラ見してから登山口に向います。

神社の左側道路を通過して林道に入ります。

狭い舗装林道に入り、安全のため広い路肩に車を停めます。

登山準備後、10:15に林道-250mを出発。

今日は高低差650mのピストン登山です。

  

5分程でトイレのある駐車場を通過。龍門滝を見学する方が停めているようです。

更に進むとハンモックの森を通過。

吉野森林セラピー仙人広場とあります。トイレもありました。

    

林道はまだまだ続きますが、車のすれ違いは厳しいですね。 

龍門寺跡を通過。

15分程で左下に龍門滝が見えました。下山時に立寄ります。

   

沢の水音を聞きながら森林浴の気分で沢沿いを進みます。 

傾斜がきつくなり、林道は更に続いています。 

快晴に恵まれて明るい森林歩きになりました。 

10:35に急階段の山道-460mに入りました。

ここから高低差450mの急登が続きます。

沢筋の登山道は所々不明瞭になります。 

沢筋を離れて最後の急登に入ります。 

   

樹林帯の隙間から吉野町の谷間が見えました。

低山のため木々は高く伸びています。 

左の尾根を見ながら山頂までの高低差を確認。 

残り100m付近になり、傾斜が少し緩んできました。 

11:30に300名山・竜門岳-904mに到着。

樹林帯の山頂に高皇産霊神を祀る祠がありました。

竜門岳(りゅうもんがだけ)は、奈良県の宇陀市と吉野郡吉野町の市町境にある山で、竜門山地に属している。
龍門岳あるいは龍門ガ岳(龍門ヶ岳)と表記されることもある。日本三百名山の一つに数えられる。
山頂南側の吉野山口神社(230m)から龍門滝(310m)および龍門寺跡を経て山頂に至る。

   

奈良盆地と吉野を分け隔てる、高見山西側の龍門山塊の主峰であり、紀の川(吉野川)水系の支流、津風呂川
と淀川水系の支流、宇陀川の分水嶺上にある。かつて吉野側の中腹には龍門滝付近には『太平記』で有名な
楠木正行の妻、弁ノ内待が世を忍んで住んだと伝えられ幽玄な雰囲気を誇った龍門寺が建立されていたが、
応仁の乱を期に廃寺となり現在では遺跡が名残をとどめるのみである。また龍門滝のそばには『今昔物語集』
で名高い久米仙人が修行した窟跡もある。北西側の細峠付近には元禄元年(1688年)に松尾芭蕉が吉野を
訪れた際、詠んだ句碑が建てられている山頂には高皇産霊神を祀る祠があり、一等三角点「竜門岳」が設置
されている。山頂からの展望は西方に開けており、府県境に位置する葛城山、金剛山などが一望できる。

昼食を摂りながら周囲を見ますが、展望はほぼありません。11:50に下山開始。

ほぼ直線の急斜面をゆったりと下ります。

ここで単独男性とすれ違い、山頂は涼しくて気持ち良いですよご挨拶。

不明瞭な登山道は、沢筋に沿って下山します。

更に単独男性とすれ違い。無言の方でした。 

450mを急降下すると緩やかな林道になります。

静かな竜門岳で森林浴を味わいます。 

12:30に龍門滝に立寄ります。 

沢に降りて二段構成の龍門滝を見学。 

足元に更に一段の滝が続いています。 

更に一段降りて全景を撮影。立派な三段滝になります。 

見学後、沢筋の歩道を歩いて登山口に戻ります。 

   

12:50に停車地に帰着。高低差650m、2時間35分、14000歩の静かな森林浴でした。 

体を拭いて着替え、40km先の天川村に出発。麓から竜門岳を振り返ります。 

20分程走行して桜の名所で有名な吉野山に立寄ります。 

吉野山(よしのやま)は奈良県の中央部・吉野郡吉野町にある吉野川(紀の川)南岸から大峰山脈へと南北に
続く約8キロメートルに及ぶ尾根続きの山稜の総称、または金峯山寺を中心とした社寺が点在する地域の広域
地名である。古くから花の名所として知られており、その中でも特に桜は有名で、かつては豊臣秀吉が花見に
来た事がある。現代でも桜が咲く季節になると花見の観光客で賑わう。地域ごとに下千本(しもせんぼん)、
中千本(なかせんぼん)、上千本(かみせんぼん)、奥千本(おくせんぼん)と呼ばれている。

閑散とした吉野神宮に御参り。花見シーズン後は観光客が激減するようです。 

吉野神宮(よしのじんぐう)は、奈良県吉野郡吉野町に鎮座する後醍醐天皇を祭神とする神社。
建武中興
十五社の一社で、旧社格は官幣大社である。旧社名 吉野宮。

次に金峯山寺・蔵王堂に御参り。 

金峯山寺(きんぷせんじ)は、奈良県吉野郡吉野町にある金峰山修験本宗(修験道)の本山である。本尊は蔵王
権現、開基(創立者)は役小角と伝える。本堂(蔵王堂)(国宝) - 山上ヶ岳の大峯山寺本堂(「山上の蔵王堂」)
に対し、山下(さんげ)の蔵王堂と呼ばれる。屋根は入母屋造檜皮葺き。2階建てのように見えるが構造的には
「一重裳階(もこし)付き」である。豊臣家の寄進で再興されたもので、扉金具の銘から天正19年(1592年)の
建立とわかる。高さ34メートル、奥行、幅ともに36メートル。木造の古建築としては東大寺大仏殿に次ぐ規模を
もつといわれる豪壮な建築である。内部の柱には、原木の曲がりを残した自然木に近い柱が使われていること
が特色で、ツツジ、チャンチン、梨などと称される柱が用いられている。内陣には巨大な厨子があり、本尊として
3体の巨大な蔵王権現像(秘仏)を安置する。 

ここでも閑散として御参りする方は数人でした。 

吉野朝宮跡にも立寄り。七年前のお花見シーズンでメチャ混みだった観光地です。 

吉野・大峯は古代から山岳信仰の聖地であり、平安時代以降は霊場として多くの参詣人を集めてきた。
吉野・大峯の霊場は、和歌山県の高野山と熊野三山、及びこれら霊場同士を結ぶ巡礼路とともに
世界遺産
「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成要素となっている。 

吉野山から竜門岳を展望。14時過ぎに天川村に向いました。 

曲がりくねった細い国道を走行して16時に天川村洞川の旅館に到着。

一階は中華食堂の宿で二連泊します。

室内風呂に入浴後、夕食は中華料理。無料サービスのお弁当を頂きました。

 

明日の200名山・釈迦ヶ岳は長丁場のため4時起きで出発します。


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